
アゼルバイジャン観光で行ってよかった10選!世界遺産から名所に穴場まで
目次
Toggleアゼルバイジャンは、カスピ海沿岸に位置し、東西文化が交錯する魅力的な国。その多様な風景、歴史的遺産、ユニークな文化は、旅行者にとって興味深い目的地です。
今回は、アゼルバイジャンの観光名所を厳選し、世界遺産から名所、そして穴場スポットまで幅広くご紹介します。
アゼルバイジャンの観光MAP
①バクー旧市街(Old City Baku)

アゼルバイジャンの首都バクーにある旧市街イチュガラシュヘルは、ユネスコ世界遺産にも登録されています。迷路のような石畳の道には、歴史的なモスクやキャラバンサライが点在し、過去の文化が息づいています。
特に乙女の塔(Maiden Tower)やシルヴァンシャー宮殿は、アゼルバイジャンの豊かな歴史を象徴する必見スポットです。多くのカフェやショップもあり、散策するだけで古都の雰囲気を存分に楽しめます。
②ゴブスタンの岩絵(Gobustan National Reserve)

バクー郊外に位置するゴブスタン国立保護区(Gobustan National Reserve)は、約40,000年前の岩絵が見られる貴重な場所で、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ここでは、先史時代の人々が残した石に刻まれた絵や記号を目の当たりにすることができます。また、地質学的にも興味深い泥火山が点在しており、大自然と古代の歴史が融合した独特の雰囲気を楽しむことができます。
公式サイト:www.gobustan-rockart.az
③アタシュガー寺院(火の寺院)

ゾロアスター教に由来するアタシュガー寺院(Atashgah Zoroastrian Fire Temple)は、自然ガスによって火が燃え続ける神秘的な場所。古代から宗教的な儀式が行われていたこの地は、今でもその神秘性を保ち続けています。
火を崇拝する信仰の歴史を学びつつ、現地の文化や宗教の背景について深く理解することができます。
④シェキとキャラバンサライ

シェキ(Sheki)はシルクロード時代の交易拠点として栄えた歴史ある街。18世紀に建てられたキャラバンサライは、かつて旅人や商人が休息した場所で、その広大な建物は当時の繁栄を物語っています。
また、シェキ・ハーンの宮殿は、鮮やかなステンドグラスが美しく、建築と芸術の融合を楽しめます。周辺には伝統的な工芸品を扱う市場もあり、地元の文化に触れる絶好の機会となるでしょう。
⑤キシュ村(古代アルバニア教会)

シェキから車で約20分の場所にあるキシュ村は、静かな山間の村で、旧アルバニア教会(Gish Church)が主な見どころです。
この教会はキリスト教がこの地域に伝わった初期の時代を物語るもので、周囲の景色と相まって非常に穏やかな雰囲気を醸し出しています。自然に囲まれた村を散策しながら、地元の人々の暮らしを垣間見ることができる、リラックスした観光地です。
⑥泥火山群

アゼルバイジャンは世界で最も多くの泥火山を有する国です。バクー近郊にある泥火山では、地球のエネルギーを感じるたくさんの小さな噴火口を見ることができます。
泥が吹き出す様子は見応え十分!火山独特の地形を観察することで、自然の驚異を目の当たりにすることもできます。
大きな湖のような火山口もあり、写真撮影スポットとしても人気です。バクーから日帰りで行ける印象的なスポットの1つなので、ぜひ訪れてみてください。
⑦ヤナル・ダグ(Yanar Dag)

アゼルバイジャンは”火の国”として知られていますが、その象徴的な存在がヤナル・ダグ(Yanar Dag)、通称「燃える山」です。
天然ガスが地表に漏れ出し、常に炎を上げているこの場所は、昼夜問わず神秘的な光景を見せてくれます。火が絶え間なく燃え続ける様子は一度見たら忘れられない体験となるでしょう。
火の温もりを感じながら、その独特な自然現象について学んでみてください。
⑧ゴイーゴール湖(Goygol)
アゼルバイジャンの北西部に位置するゴイーゴール湖(Goygol)は、訪れる人々を魅了する美しい自然に囲まれた静かな湖。周辺にはハイキングコースが整備されており、澄んだ空気の中で自然を満喫できます。
湖畔でのピクニックや散策はもちろん、季節によって変わる景色が訪れるたびに新鮮な感動を与えてくれるでしょう。
⑨ガバラ(Gabala)
アゼルバイジャンの古都として知られるガバラ(Gabala)は、自然と歴史の両方が楽しめるエリア。特に山岳地帯に広がる美しい景観が魅力で、ケーブルカーで山頂に登るアクティビティは人気があります。
また、ガバラでは古代遺跡や博物館もあり、歴史好きな方にとっても見どころが多い場所です。
⑩ナヒチェヴァン自治共和国
アゼルバイジャン本土から離れたナヒチェヴァンは、古代の歴史を感じさせる特別な場所です。
ノアの箱舟に由来すると言われるノアの霊廟や、アルハンゲル修道院など、宗教的・歴史的なスポットが点在しています。
アクセスが少し難しいですが、その分、訪れる価値のある秘境感を味わえます。
アゼルバイジャン旅行のベストシーズン

アゼルバイジャンのベストシーズンは春(4月~6月)と秋(9月~11月)。
春は花が咲き、気温も15~25℃程度で過ごしやすく、観光に最適。秋は夏の暑さが和らぎ、快適な気候が続きます。夏(7~8月)はバクーなどの都市部で35℃を超えることがあり、炎天下の観光には不向き。冬(12~2月)は寒冷で、特に山岳地帯は雪が降るため、防寒対策が必要です。
過ごしやすい春と秋に訪れるのが最もおすすめです。
アゼルバイジャン旅行の注意点

治安は比較的良好ですが、スリや置き引きには注意!特に市場や公共交通機関では貴重品の管理を徹底しましょう。
交通マナーが荒く、横断時は慎重に。イスラム文化を尊重し、服装や公共の場での振る舞いに配慮が必要です。
また、アルメニアとの関係が敏感なため、政治的な話題は避けるのが無難。地方では英語が通じにくいので、簡単なアゼルバイジャン語やロシア語を覚えておくと便利です。
アゼルバイジャン観光のまとめ

アゼルバイジャンはその地理的特性から、多様な文化や自然を体感できる国です。首都バクーの活気ある都市風景から、地方に点在する歴史的遺跡や手つかずの自然まで、訪れる場所ごとに異なる魅力があります。
観光地はもちろん、地元の人々との交流を通じて、この国が持つ多層的な魅力を存分に楽しんでみてください。アゼルバイジャン旅行が思い出深いものになること間違いなしです。


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