![エリトリアの観光 月曜マーケットのラクダ](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea091.webp)
【エリトリア】ケレン観光のおすすめスポット8選と1日モデルコースを紹介
目次
Toggleエリトリア第2の都市・ケレン(Keren)は、美しい山々に囲まれた歴史ある町。エリトリアの文化や暮らしを感じられる魅力的なスポットが点在しています。
アスマラ(Asmara)から車で約2〜3時間の距離にあり、日帰り旅行にもぴったり。ここでは、ケレンの見どころと1日モデルコースをご紹介します!
ケレンの観光MAP
ケレン観光の1日モデルコース
![エリトリアの観光 ケレンのSt. Antonio Cathedral](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea080.webp)
07:00 アスマラを出発(公共バスで移動)
10:00 ケレン到着・ラクダ市場見学(月曜日限定)
11:30 マリアム・ダリット聖堂を訪問
12:00 イタリア人墓地&エル・サハバ・モスクを見学
12:30 ランチ(ローカルレストランでエリトリア料理)
14:00 聖アントニオ教会を見学後にケレン市場でショッピング&カフェタイム
16:00 聖ミカエル・カトリック教会&ケレン鉄道駅跡を巡る
17:00 アスマラへ向けて出発
バスの時間は不一定なので、余裕をもってスケジュールを立ててくださいね。
ケレンのおすすめ観光スポット
![エリトリアの観光 ケレンのSt. El sahaba Mosque](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea083.webp)
ケレン最大の見どころは、なんといっても大規模なマーケット。また、教会とモスクが向かい合わせで混在し、自由と寛容の精神が感じられる町の雰囲気が魅力です。
①ラクダ市場(Camel Market)
![Kerenのラクダ市場 エリトリアの観光](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/01/eritrea005.webp)
ケレンの名物といえば、毎週月曜日に開かれるラクダ市場(Camel Market)!エリトリア国内でも最大級の規模を誇り、遊牧民たちがラクダを売買する活気ある光景が広がります。
牛やヤギの取引も行われ、現地の人々の生活を垣間見ることができます。
②マリアム・ダリット聖堂(Mariam Dearit Shrine)
![Mariam Dearit Shrine エリトリアの観光 ケレン](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea089.webp)
マリアム・ダリット聖堂(Mariam Dearit Shrine)は、巨大なバオバブの木の内部に祀られた聖母マリア像があることで有名な聖堂。カトリック教徒の巡礼地としても知られ、毎年多くの信者が訪れます。
静寂に包まれた神聖な空間で、歴史と信仰を感じることができます。
③ケレン市場(Keren Market)
![エリトリアの観光 ケレンの市場](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea090.webp)
街の中心部にあるケレン市場(Keren Market)では、香辛料、手工芸品、布製品などが並び、地元の人々の生活を肌で感じられます。
特にエリトリアの伝統的なコーヒーや香り高いスパイスはお土産にもおすすめ!
④エル・サハバ・モスク(El Sahaba Mosque)
![エリトリアの観光 ケレンのEl sahaba Mosque](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea096.webp)
エル・サハバ・モスク(El Sahaba Mosque)は、ケレンで最も重要なモスクの一つ。美しい建築と静謐な雰囲気が魅力で、イスラム文化が色濃く残るケレンの一面を感じられる場所です。
地元の信者にとって重要な礼拝の場であり、礼拝時間外であれば見学も可能です。
⑤聖ミカエル・カトリック教会(St. Michael Catholic Church)
![エリトリアの観光 ケレンのSt. Michael Catholic Church](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea102.webp)
聖ミカエル・カトリック教会(St. Michael Catholic Church)は、植民地時代に建てられた歴史あるカトリック教会。エリトリアにはイタリア統治の影響を受けた建築が多く残っており、この教会もその一つです。
美しいステンドグラスや荘厳な雰囲気の内部は必見!
⑥聖アントニオ大聖堂(St. Antonio Cathedral)
![エリトリアの観光 ケレンのSt. Antonio Cathedral](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea082.webp)
ケレンにある聖アントニオ大聖堂(St. Antonio Cathedral)は、イタリア統治時代に建てられた美しいカトリック教会の一つ。ゴシック様式を基調としたデザインが特徴で、堂々とした外観が目を引きます。
特に、教会の鐘楼はケレンの街のランドマーク的存在です。礼拝時には神聖な雰囲気に包まれ、訪れる人々の心を落ち着かせてくれます。
⑦イタリア人墓地(Italian War Cemetery)
![イタリア人墓地 エリトリアの観光 ケレン](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea097.webp)
イタリア統治時代の影響が残るケレンには、イタリア軍の兵士が眠る墓地があります。
美しく整備された墓地には、第二次世界大戦時の歴史が刻まれており、当時の戦いを物語る場所として訪れる価値があります。
⑧ケレン鉄道駅跡(Keren Railway Station)
![Keren Railway Station エリトリアの観光](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea095.webp)
かつてアスマラと結ばれていたケレン鉄道駅跡(Keren Railway Station)。現在は廃線となっていますが、植民地時代の遺構が残り、歴史好きには興味深いスポット。鉄道ファンならずとも、当時のエリトリアを感じられる場所としておすすめです。
エリトリアのバスの発着地でもあります。
アスマラからケレンへの行き方
![アスマラからケレンへ行くバス](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea087.webp)
所要時間: 約3~4時間
バス停:
・アスマラ メインバスターミナル(Asmara Bus Terminal)
・ケレン ケレン鉄道駅跡(Keren Railway Station)
方法:早朝から随時運行(満席になり次第出発)。
料金目安: 約100~150ナクファ(非常に安価)。
ローカル向けのため、外国人旅行者は乗車時にパスポートの提示を求められる場合あり。
中の雰囲気:
ポイント:座席は相席で狭いため、快適性を求めるなら車の利用が無難。
スケジュールは固定されておらず、満席にならないと出発しないため時間に余裕を持つこと。
Lapinの旅日記:ケレン編
![Mariam Dearit Shrine エリトリアの観光 ケレン](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea099.webp)
〜エリトリア第二の都市 ケレン〜
第二次世界大戦や独立戦争の戦場となったエリトリアの古都ケレン。
かつてはアスマラからのびる鉄道により栄えたものの今は鉄道は廃線に。
ケレンの一番のお目あては月曜マーケット。ここは絶対に訪れて欲しい場所。
売り手も買い手も動物たちもごちゃまぜ。活気がすごくて独特の世界観を味わえるのはここならでは。
人間たちの商売をよそ眼に、動物たちはのほほんとしているように見えたから、ストレスなく放牧してもらえているんだろうなって印象。
ただ・・
子ヤギは皆、口を縛られたり、カップを被せられていました。
なんでなの?噛むのかな?と思っていたら…母親のお乳を飲ませないためだそう…
ごめんね。。お乳は人間のためじゃない、本当はあなたたちのためのものなのに…
テントが張り巡らされたケレンのマーケットは大規模で有名。
ここへは物を求め、そしてものを売るために、エリトリア各地から人々が集ってきます。
ケレンのマーケットはここの生活そのもの。
都会の雑踏は嫌いだけれど、土と埃とたくましい人々との雑踏に紛れこむのは悪くない。
アフリカのマーケットはカラーが明るくて見ているだけで元気になれるから好きです。
この大きな木はバオバブ。
真ん中は空洞になっていてマリア様が祀られています。Mariam Dearit(Our Lady of Baobab)というところ。
中に入って祈りを捧げてきました。
アスマラと同じように、ここにも独立戦争で命を落とした外国人兵のための墓地がありました。イタリアとイギリスの兵士のための墓があり、霊園はきれいに整備されていました。遠い異国で眠る兵士たちの魂が少しでも癒されますように。
昨日まで知らなかった街にも、たくさんの歴史があって人々がいて生活があって、その繰り返しで今がある。
そんな当たり前のことを強く感じたケレンの旅でした。
ケレン観光のまとめ
![エリトリアの観光 ケレンの風景](https://tabilapin.com/wp-content/uploads/2025/02/eritrea101.webp)
ケレンは、歴史・文化・ローカルな雰囲気を楽しめる魅力的な街です。
特に月曜日のラクダ市場は必見!アスマラからのアクセスも良く、エリトリア旅行の際にはぜひ訪れてみてください。
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