
アディスアベバ観光のおすすめスポット9選と1日モデルコース!エチオピアの首都を上手に巡ろう
目次
Toggleアディスアベバ(Addis Ababa)は、エチオピアの首都であり、アフリカ連合の本部が置かれる国際都市です。
歴史的な建造物、活気あるマーケット、美術館や博物館が点在し、エチオピアの文化を深く感じられます。
この記事では、アディスアベバの1日観光モデルコースとおすすめスポット、移動方法や注意点まで詳しくご紹介します。
アディスアベバの観光MAP
アディスアベバの行ってよかった観光スポット、人気レストラン、ランク別のおすすめホテルを地図にマークしています。
ぜひ、旅の計画に活用してください。
アディスアベバの気候とベストシーズン

アディスアベバの観光に最適な時期は、10月から5月の乾季です。この期間は降水量が少なく、気温も穏やかで観光しやすい気候となります。
特に10月から12月は青空が広がり、快適に観光を楽しめます。
一方、6月から9月の雨季は雨が多く、道路のコンディションが悪くなることがあるため、観光には不向きです。
アディスアベバ観光1日モデルコース

エチオピアは、国内に見どころが詰まっているので、まず基点になる首都のアディスアベバは1日で効率よく周ってしまいましょう。
午前:
エントト山(Entoto Mountain)朝の澄んだ空気の中、市内を一望できる絶景スポットへ。
エントトメアリー教会(Entoto Maryam Church)歴史的な教会と博物館を訪問。
昼食:
Kategna Restaurantは、エチオピア料理や欧風料理を楽しめる人気レストラン。ここでランチタイム。
午後:
エチオピア国立博物館(National Museum of Ethiopia)世界的に有名な「ルーシー」の化石を見学。
トムカコーヒーで休憩しながらエチオピアコーヒーを楽しむ。
レッドテラー博物館(Red Terror Martyrs’ Memorial Museum)エチオピアの近代史を学ぶ。
メルカート(Merkato)アフリカ最大級の市場でショッピング。
夕食:
アビシニア(Abyssinia Restaurant)伝統音楽を聴きながらエチオピア料理を堪能。
アディスアベバ観光のおすすめスポット
アディスアベバで訪問しておきたいスポットを紹介します。効率よく周れば1日で全部を網羅することも可能です。
①エチオピア国立博物館

エチオピアの歴史と文化を知るならまずはここ、エチオピア国立博物館(National Museum of Ethiopia)。
約320万年前の人類の祖先「ルーシー」の化石が展示されており、考古学ファンには必見のスポットです。
ほかにも、エチオピアの皇族に関する展示や、美しい伝統工芸品のコレクションも楽しめます。
②エントト山

エントト山(Entoto Mountain)は、標高3,200mの山からアディスアベバ市内を一望できるスポット。澄んだ空気と壮大な景色が楽しめ、ハイキングやピクニックにも最適です。
歴史的に重要な場所で、エチオピアの皇帝メネリク2世がここに宮殿を築いたことでも知られています。
③メルカート(Merkato)

メルカート(Merkato)は、アフリカ最大級の市場で、スパイス、コーヒー、手工芸品などが手に入ります。
異国情緒あふれる雰囲気を味わえますが、スリに注意しましょう。市場内は迷路のように入り組んでおり、ローカルの活気を肌で感じることができます。
④ホーリー・トリニティ大聖堂

ホーリー・トリニティ大聖堂(Holy Trinity Cathedral)は、エチオピア皇帝ハイレ・セラシエの墓がある大聖堂。美しいステンドグラスや荘厳な建築が魅力です。
エチオピア正教の中心的な寺院であり、歴史的な価値のある彫刻や壁画が残されています。
⑤レッドテラー博物館

レッドテラー博物館(Red Terror Martyrs’ Memorial Museum)は、1970年代のエチオピアの政治弾圧時代を伝える記念館。
歴史を学びたい人におすすめのスポットです。実際の遺品や写真を通じて、当時の悲劇を知ることができます。
⑥アフリカ連合本部

アフリカ連合本部(African Union Headquarters)は、アフリカの未来を担う重要な機関で、建物のデザインも見応えがあります。
事前予約すれば見学ツアーに参加可能。
近代的な建築と国際的な雰囲気が特徴で、アフリカの政治の中心地を感じられます。
⑦エントトメアリー教会

エントトメアリー教会(Entoto Maryam Church)は、アディスアベバの北部、エントト山の丘の上に位置する歴史的な教会です。
エチオピア皇帝メネリク2世と皇后タイツがこの地で戴冠式を行ったことで知られ、エチオピア正教の重要な聖地のひとつとなっています。
内部に飾られている華やかな宗教画は必見!併設の博物館では、メネリク2世の時代の王室の衣装や調度品が展示されており、エチオピアの歴史を深く学ぶことができます。
⑧メネリク2世・タイツ皇后宮殿

1883年に建設されたメネリク2世・タイツ皇后宮殿(Palace of Emperor Menelik and Empress Taitu 1883)は、エチオピア皇帝メネリク2世と皇后タイツが暮らした歴史的な建物。エントト山の丘の上に位置し、アディスアベバ発展の起点となった場所として有名です。
宮殿は素朴ながらも王族の威厳を感じさせる造りで、当時の生活や政治の様子を垣間見ることができます。周囲には美しい自然が広がり、歴史と景観を同時に楽しめるスポットとして人気があります。
⑨トムカ・コーヒー

トムカ・コーヒー(Tomoca Coffee)は、エチオピアの伝統的なコーヒー文化を体験できる老舗カフェ。香り高いコーヒーはお土産にも最適です。
店内はレトロな雰囲気で、地元の人々や観光客で賑わっています。
アディスアベバでおすすめのレストラン
好き嫌いの分かれるインジェラ。私はローカルの素朴な感じが好きですが、名店で食べてみるとソースやバラエティが豊富で、これなら意外にイケる!という人もいます。ぜひ、エチオピア料理の人気店でインジェラを味わってみてください。
1. Kategna Restaurant

Kategna Restaurantは、アディスアベバ市内に複数の店舗を構える人気のエチオピア料理レストランです。清潔でモダンな店内と、豊富なメニューが特徴で、エチオピア料理初心者にもおすすめ。
特に、ベジタリアン向けの料理が充実しており、新鮮な食材を使ったバイエイネト(盛り合わせ料理)が人気です。
ローカルの味を楽しみつつ、快適な環境で食事ができるため、観光客にも評判の高いレストランです。
2. Yod Abyssinia Ethiopian Traditional Restaurant

Yod Abyssinia Ethiopian Traditional Restaurantは、アディスアベバで最も有名なエチオピア伝統料理レストランのひとつです。観光客から地元の人々まで幅広く愛されており、本格的なインジェラと各種ワット(煮込み料理)を楽しめます。
特に、夜にはエチオピアの民族舞踊や伝統音楽のライブパフォーマンスが行われ、エチオピア文化を五感で体験できるのが魅力です。
店内は民族的な装飾が施され、温かみのある雰囲気が特徴。エチオピア料理を味わいながら、現地の文化に浸れる特別なひとときを提供してくれます。
住所:XQRV+F92, Addis Ababa
電話:+251116612985
3. Hibir Ethiopia Cultural Restaurant

Hibir Ethiopia Cultural Restaurantは、本格的なエチオピア料理を味わえる人気レストラン。店内はエチオピアの文化を感じさせる装飾が施され、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。
特に、インジェラとスパイスが効いた各種ワットが評判で、エチオピアの食文化を深く体験できます。エチオピア料理以外にも、美味しいピザやハンバーガーなどがあり、インジェラが苦手な人にもおすすめです。
住所:Africa Avenu Africa Ave, Addis Ababa
電話:+251116620922
アディスアベバのおすすめホテル
アディスアベバは、ホテルの選択肢もたくさんあります。観光や移動に便利で、セキュリティのしっかりしたホテルをランク別に紹介します。
高級ホテル:シェラトン・アディス
シェラトン・アディス(Sheraton Addis, a Luxury Collection Hotel)は、豪華な設備と一流のサービスを誇る5つ星ホテル。スパやプール、複数のレストランがあり、贅沢な滞在を楽しめます。
市内中心部に位置し、主要観光地へのアクセスも抜群です。
中級ホテル:ラディソン・ブル・ホテル
ラディソン・ブル・ホテル(Radisson Blu Hotel, Addis Ababa)は、快適でモダンな設備を備えた4つ星ホテル。ビジネス客や観光客に人気で、清潔な客室と質の高いサービスが魅力です。
レストランやバーも充実しているので、ホテルの時間もゆっくり楽しみたい人におすすめです。
リーズナブル:Mad Vervet Backpackers Hostel
Mad Vervet Backpackers Hostelは、リーズナブルな価格で泊まれるゲストハウス。アディスアベバのほかに、ナイロビにも姉妹店があります。
家庭的な雰囲気があり、親切なスタッフが対応してくれるのが嬉しいポイント。シンプルながら清潔な部屋で、バックパッカーにおすすめです。
アディスアベバ観光のマナーと注意

市内の移動にはタクシーやミニバスが一般的。観光客には、料金交渉が不要なライドシェアアプリ「RIDE」や「Bolt」の利用がおすすめです。主要な観光地は徒歩でも巡れますが、混雑したエリアではスリに注意が必要です。
マナー:宗教施設では肌の露出を控え、写真撮影は禁止の場所もあるので確認を。
持ち物:日差しが強いので帽子やサングラス、日焼け止めを持参しましょう。
治安:観光地周辺ではスリや詐欺が多いため、貴重品の管理を徹底。
現地通貨:支払いは現金(エチオピア・ブル)が基本。両替は公式の両替所で行いましょう。
Lapinの旅行記:アディスアベバ編

Addis Ababa~HAPPY HOLIDAY~
エチオピアは私にとってアフリカ大陸初上陸した国。それ以来すっかり、アフリカ好きになってしまい、すでに3度訪問しているエチオピア。
ここでは、初めて行った時の思い出話。
いよいよアフリカ!さあ行くぞ!と意気込んだにもかかわらず、初日から予定変更・・・。
ガイドが北から南下した方がいいと言い出し、
出発は明日にしようとな。

えー。
さんざんメールやり取りして決めたスケジュールが、一瞬でまるくずれ><
はよ言えよー。という感じですが、ま、いっか。
アフリカでは、当たり前のことが当たり前に進まないのを面白がるのが旅成功のコツ。このくらいのことに動じていては、この先進めないだろうな、とさっさと気持ちを切り替えて、ハッピーサンデーのアディアババを楽しむことに。
アディスアベバのマーケットは人のパワーとけだるさが入り交ざった独特の感じ。
ちょっとヤバそうなエリアから子どもが働く姿まで、アフリカのリアルを一挙大公開中な感じ。
移動はバスを使ったりRideを使ったり。
バス待ちの行列もバスのぎゅうぎゅう詰めも半端ない。エントト山は、教会も多いので礼拝者でたくさん!
ハッピーサンデーだった影響もあるのか、帰りはバスを諦めてタクシー。それも見つけるの大変でした。

ただ、順番抜かす人といなくて、ちゃんと並んでることに高感度◎。
目が合ってにこっと笑うと笑い返してくれる人の率50%、そらす人、にらむ人50%な感じ。
でも言葉を交わした人はみんな親切で、ビール奢ってくれたり、ご飯ご馳走してくれたりで、アフリカ初日の出費は0円でした。
こんなのは初めてかも。幸先いいな~♫なんて浮かれてましたが、まあこの後、いろいろいろいろいろありましたよ。(笑)
続きはまた別の記事で。
アディスアベバ観光のまとめ

アディスアベバは、歴史と文化、自然が融合した魅力的な都市。エチオピアの壮大な歴史を学び、伝統料理を堪能しながら、アフリカならではの活気を感じることができます。
観光スポットや移動手段をしっかりチェックし、快適な旅を楽しんでください!


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