トラカイ城 リトアニアの観光
ヨーロッパ,  リトアニア

リトアニア観光で行ってよかったスポット5選!世界遺産から穴場まで

バルト三国の一つ、リトアニアは美しい旧市街や壮大な自然、歴史的な遺産が魅力の国です。

首都ヴィリニュス(Vilnius)には世界遺産にも登録されている旧市街が広がり、歴史好きにはたまらないスポットが満載。トラカイ城(Trakai Castle)や神秘的な十字架の丘(Hill of Crosses)など、リトアニアならではの観光名所を巡る旅は忘れられない思い出になるでしょう。

今回は、リトアニアで訪れるべきおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。

リトアニア観光MAP

バルト三国の一番下(最も北側)になります。

長距離バスや電車があるので、移動は比較的簡単にできます。

リトアニア観光おすすめスポット

絵本の中のように可愛らしい国なので、街を歩くだけでもワクワクしてしまうリトアニア。

ビリュニス、トラカイ、シャウレイの3か所を訪れるだけでも十分満喫できます。

①ヴィリニュス旧市街(Vilnius Old Town)【世界遺産】

聖アンナ教会 ビリニュス リトアニアの観光
聖アンナ教会

リトアニアの首都ビリニュスの旧市街は、ヨーロッパで最も美しい歴史地区の一つとして知られ、1994年に世界遺産に登録されました。

赤レンガの屋根が続く街並みには、バロック様式の教会や中世の石畳の通りが広がり、歩くだけで歴史を感じることができます。

 ビリニュス旧市街 リトアニアの観光

特に「聖アンナ教会(St. Anne’s Church)」のゴシック建築は必見。

また、「ゲディミナス塔(Gediminas Tower)」からは旧市街を一望でき、夕暮れ時の景色は格別です。

②トラカイ城(Trakai Castle)

トラカイ城 リトアニアの観光

湖に浮かぶ美しいトラカイ城は、リトアニアを代表する観光地の一つ。14世紀に建設され、かつてはリトアニア大公国の要塞として重要な役割を果たしました。

湖に映る赤レンガの城はまるでおとぎ話の世界のよう。

トラカイ城 リトアニアの観光

城内では当時の武具や調度品を展示しており、歴史を学びながら見学できます。

周辺ではボートクルーズやカヤック体験も楽しめるため、のんびりと自然を満喫するのもおすすめです。

③十字架の丘(Hill of Crosses)

十字架の丘 シャウレイ  リトアニアの観光

シャウレイ(Šiauliai)近郊にある神秘的な「十字架の丘」は、巡礼者たちによって何万本もの十字架が奉納されている聖地です。

その歴史は19世紀にさかのぼり、ソビエト時代に何度も撤去されながらも、信仰の象徴として再建され続けました。

十字架の丘 シャウレイ  リトアニアの観光

現在も多くの人が訪れ、新たな十字架を奉納する光景が見られます。

静寂に包まれたこの場所を訪れると、独特の雰囲気に圧倒されることでしょう。

④杉原千畝記念館(Sugiharos namai)

リトアニアの観光

杉原千畝記念館は、第二次世界大戦中に多くのユダヤ難民を救った日本の外交官、杉原千畝の元領事館を改装した博物館です。

彼が「命のビザ」を発給した歴史を伝える展示や、当時の執務室が再現されており、彼の勇気と人道的精神に触れることができます。

リトアニアのカウナス(Kaunas)に位置し、訪れる人々に深い感動を与える歴史的なスポットであり、日本人として訪れておきたい場所の1つです。

公式サイト:https://www.sugiharahouse.com/

⑤クライペダ(Klaipėda)とクルシュー砂州(Curonian Spit)【世界遺産】

リトアニアの観光
© Directorate of Curonian Spit National Park

リトアニア唯一の海港都市クライペダ(Klaipėda)は、ドイツ文化の影響を色濃く残す街です。市内にはかわいらしい木組みの建物が並び、のんびり散策にぴったり。

さらに、クライペダからフェリーでアクセスできるクルシュー砂州(Curonian Spit)は、バルト海とクルシュー潟に挟まれた細長い砂州で、その独特な地形が評価され世界遺産に登録されています。

白砂のビーチや広大な砂丘が広がり、夏にはハイキングやバードウォッチングが楽しめます。

リトアニアの観光は何日必要?

ビリニュス旧市街 リトアニアの観光

リトアニア観光の日数は、訪れるスポットや旅行スタイルによって異なります。

短期旅行(1~2日)

首都ヴィリニュス(Vilnius)だけを観光するなら、1~2日でも十分楽しめます。旧市街の散策、ゲディミナス塔(Gediminas Tower)や聖アンナ教会(St. Anne’s Church)などの観光名所を巡り、伝統料理を味わうのがおすすめです。

中期旅行(3~4日)

ヴィリニュス観光に加え、日帰りでトラカイ城(Trakai Castle)や十字架の丘(Hill of Crosses)を訪れるなら3~4日必要です。ヴィリニュス発のツアーを利用すると効率よく回れます。

長期旅行(5~7日以上)

リトアニア全土をじっくり観光するなら5~7日以上あると理想的。クライペダ(Klaipėda)やクルシュー砂州(Curonian Spit)での自然観光、カウナス(Kaunas)の歴史地区や博物館巡りなど、多彩な魅力を楽しめます。時間があれば、隣国ラトビアやエストニアと組み合わせたバルト三国旅行もおすすめです。

旅行の目的や行きたい場所に応じて、日程を調整するとよいでしょう。

リトアニアのおすすめツアー

トラカイ城 リトアニアの観光

リトアニアは、バスや電車の便がよいため、自力で見て回ることも可能ですが、より効率よく巡るには、現地ツアーの利用もおすすめです。

ヴィリニュス発の「ヴィリニュス旧市街ガイドツアー」「トラカイ城ツアー」や、「十字架の丘」「クルシュー砂州」を訪れる日帰りツアーが人気。

また、バルト三国(リトアニア・ラトビア・エストニア)をまとめて巡るツアーも充実しており、隣国と合わせて訪れるのもおすすめです。

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リトアニア旅行のベストシーズン

ビリニュス旧市街 リトアニアの観光

リトアニアの観光に最適なのは、5月~9月の春から夏にかけての時期。特に6月~8月は気温が20℃前後と過ごしやすく、各地でフェスティバルやイベントが開催され、活気にあふれます。

秋(9月~10月)は紅葉が美しく、観光客も比較的少なくなるため、静かに観光を楽しみたい人におすすめ。

冬(11月~3月)は寒さが厳しくなりますが、クリスマスマーケットや雪景色のトラカイ城など、冬ならではの魅力もあります。

私は2月に行ったのですが、クリスマスシーズンも終わってしまったので街に華やかさもなく、雪や雨が続いて写真が全部暗くなってしまいました。涙

どこに行っても貸し切り状態だったので、とにかく静かなのがいい人、写真に人を入れたくない!という人なら2月も穴場です。

リトアニア旅行での注意事項

ビリニュス旧市街 リトアニアの観光

観光マナー:教会や修道院を訪れる際は、露出の少ない服装を心がけましょう。

支払い方法:リトアニアの通貨はユーロ(EUR)。クレジットカードが広く使えますが、小さな店舗では現金が必要なことも。

便利な持ち物:天気が変わりやすいため、折りたたみ傘や防風ジャケットがあると便利。夏は虫よけスプレーも持参すると快適です。

リトアニア観光のまとめ

ビリニュス旧市街 リトアニアの観光

リトアニアは歴史的な街並み、神秘的な巡礼地、美しい自然が融合した魅力的な国。世界遺産のヴィリニュス旧市街やトラカイ城、十字架の丘など、訪れるべきスポットが満載です。

ベストシーズンは春から夏で、快適に観光を楽しめます。ぜひリトアニアの奥深い文化と自然を満喫し、心に残る旅を体験してみてください。

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