チュニジアの観光 チュニス
アフリカ,  チュニジア

チュニス観光の人気スポット8選とおすすめモデルコース!チュニジア首都の世界遺産から穴場まで

チュニジアの首都チュニスは、歴史と現代が調和した魅力的なエリアです。古代から中世、そして現代まで多彩な文化が交錯するチュニスは、ユネスコ世界遺産に登録されたメディナをはじめ、歴史的なモスクやローマ時代の遺跡、カラフルな海辺の村など、多様な魅力が詰まっています。

この記事では、チュニスとその周辺で訪れるべきおすすめの観光スポットをご紹介します。旅の計画に役立つようモデルコースとして、必見の8スポットを厳選しました。チュニスの豊かな文化と歴史を体感しながら、特別な旅の思い出を作ってみてください。

チェニスの観光MAP

チュニス観光モデルコース

チェニスの観光は無理すれば1泊2日でも回れますが、できれば2泊3日にして、1日は旧市街や博物館、カスバ広場をまわり、もう1日はシディ・ブ・サイドとカルタゴ遺跡エリアの散策をすることをおすすめします。

旧市街とシディ・ブ・サイドの間は公共バスが通っているので移動は簡単!
シディ・ブ・サイドとカルタゴ遺跡の間は歩いていける距離で、地中海を見ながらの散策はとても気持ちが良いですよ。

チュニス1日目

チュニジアの観光 チュニス 時計台
ライトアップもきれいな時計台

午前中:時計塔で記念撮影 → チェニス大聖堂前で記念撮影(I ♡ Tunisがあります)→ フランス門から入って旧市街を散策 → スーク・エル・アッタリーヌを軽く見物しながらお土産品をチェック → オリーブモスクで記念撮影 → 旧市街でランチ

午後:旧市街からバスでバルドー博物館へ移動 → バルドー博物館見学 → バスでカスバ広場へ移動 → カスバ広場見学 → 徒歩で旧市街へ → スークでお土産品購入 → チェニス大聖堂周辺でディナー → ライトアップされた時計台で記念撮影して1日目終了

時計台は日中と夜と、2回撮影がおすすめなので、ここを発着にしました。
バルドー博物館だけが移動にバスかタクシーの利用が必要ですが、それ以外は徒歩圏内です。たくさん歩いても疲れない靴で挑んでください。 

チュニス2日目

チュニジアの観光 チュニス シディ・ブ・サイド

午前:旧市街(お泊りのホテル)からバスでシディ・ブ・サイドへ → シディ・ブ・サイドをゆっくり散策 → 地中海の見渡せるカフェでランチ

午後:シディ・ブ・サイドからカルタゴ遺跡へ徒歩移動 → カルタゴ遺跡散策 → ラグレットエリアで夕食

泊っているホテルの場所にもよりますが、旧市街に泊まっている場合は、シディ・ブ・サイドへの片道とラグレットからの帰り道にバスかタクシー利用になります。
それ以外は徒歩圏内です。かなり歩くことになり、坂道も多いのですが、キラキラ光る地中海を眺めながらだと足取りは自然に軽くなります。立ち寄りたくなるおしゃれなカフェも多いので、こまめに休憩しながら散策を楽しんでください。

ラグレットエリアにはロールフードやイタリアンなどたくさんのレストラン、おしゃれなバーが海沿いに並んでいます。選択肢も多く海を見ながら食事できるのでおすすめです。

チュニスおすすめのホテル

チュニスに泊まるならシディ・ブ・サイド側よりも旧市街内がおすすめ。近郊観光にも移動が便利で、長距離バスの発着もこの近くです。

チュニスの旧市街周辺にはホテルが、旧市街内には安くて可愛いゲストハウスがたくさんあります。

ほとんどの宿泊施設は朝ごはん付なのも嬉しいポイントです。

①チュニス大聖堂

チュニジアの観光 チュニス大聖堂

チュニスの中心部にある聖ヴィンセント・ド・ポール大聖堂は、フランス植民地時代に建設された壮麗な建物です。ネオゴシックとムーア様式が融合したデザインは、一見の価値があります。内部は荘厳で、ステンドグラスや彫刻が美しく装飾されています。

周辺にはカフェやショップも多く、観光の合間に立ち寄るのに最適です。

②メディナ旧市街

チュニジアの観光 チュニス メディナ旧市街

チュニスのメディナは、9世紀に築かれた歴史的なエリアで、ユネスコ世界遺産に登録されています。狭い路地やスーク(市場)が広がり、香辛料、工芸品、ジュエリーなどが並ぶ活気あふれる場所です。

訪れる際には、迷路のような通りを散策しながら、職人たちが手作りする伝統的な商品を探してみてください。また、美しいイスラム建築や歴史的なモスクが点在しており、その歴史的背景を学ぶのも楽しみの一つです。

③スーク・エル・アッタリーヌ

チュニジアの観光 チュニス スーク・エル・アッタリーヌ

メディナ内にあるスーク・エル・アッタリーヌ(Souk El Attarine)は、香水やエッセンシャルオイル、香辛料などが販売されている市場です。

このエリアは特にその香りの豊かさで知られ、訪れると独特な香りが漂っています。伝統的なアラブの香料文化に触れながら、地元ならではの品々を手に入れることができます。職人たちが丁寧に作り上げた商品は、お土産にも最適です。

④オリーブ・モスク

チュニジアの観光 チュニス オリーブモスク

メディナの中心に位置するオリーブ・モスクは、チュニスで最も古いモスクの一つで、イスラム建築の傑作とされています。8世紀に創建されたこのモスクは、長い歴史の中で何度も改修が行われ、さまざまな時代の建築様式が融合しています。

観光客には中庭や一部のエリアが開放されており、壮大なアーチや繊細な装飾を間近で見ることができます。祈りの場としての静けさも感じられる場所です。

⑤バルドー博物館

チュニジアの観光チュニス バルドー博物館

北アフリカで最も重要な博物館の一つであるバルドー博物館は、特にローマ時代のモザイクコレクションで有名です。館内には広大な展示スペースがあり、チュニジア各地から集められた遺物が多数展示されています。

ローマ時代だけでなく、カルタゴやイスラム時代の遺物も含まれており、幅広い時代の歴史に触れることができます。特に注目すべきは、色彩豊かで細部まで緻密に描かれたモザイクアートで、古代の技術の高さに驚かされます。

休館日:月曜日
営業時間:
冬 09:30 -16:30
夏 09:00 – 17:00
ラマダン期間 09:30 -16:30
入場料:13 Dt
公式サイト:http://www.bardomuseum.tn/

⑥カスバ広場

チュニジアの国旗 チュニス カスバ広場

チュニスの政治と歴史の中心地であるカスバ広場(Place de la Kasbah)は、重要な政府機関や歴史的建築物に囲まれたエリアです。広場は現代的な雰囲気を持ちながらも、伝統的な文化や歴史を感じられる場所となっています。

特に、ザイトゥーナ・モスクのすぐ近くに位置しており観光ルートの一部として訪れるのに最適です。また、広場では時折イベントや集会が行われることもあります。

⑦シディ・ブ・サイド

チュニジアの観光 チュニス シディ・ブ・サイド

チュニスからほど近い美しい海辺の村、シディ・ブ・サイドは、白い建物と青い扉が特徴的です。このエリアはアーティストや作家たちに愛されており、散策するだけでもインスピレーションを受けることでしょう。村の高台からは地中海を一望できる絶景が広がり、特に夕暮れ時の景色は格別です。

また、カフェ・デ・ナットでは地元で人気のミントティーを楽しみながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。

⑧カルタゴ遺跡

チュニジアの観光 チュニス カルタゴ遺跡

チュニス郊外に位置するカルタゴ遺跡は、古代フェニキア文明とローマ帝国の歴史が交差する重要な場所です。かつて地中海交易の中心地として繁栄したこの都市は、ローマとの戦争で破壊されましたが、その後再建されました。

遺跡内では、ビルサの丘からの絶景やアントニヌス浴場の壮大な構造を見ることができます。また、トフェットと呼ばれる神聖な区域では、古代の儀式の跡を感じ取ることができます。

Lapinの旅日記:チュニス編

チュニジアの観光 チュニス メディナ旧市街 フランス門
サハラ砂漠と地中海に挟まれたチュニジア。
まずは首都のチュニス。
アフリカというよりも中東ヨーロッパな雰囲気。迷路のようなメディナ(旧市街)は石畳がつるつるで転びそう。
チュニジアの観光 チュニス メディナ旧市街
いつものごとくブラブラ散策迷い道。奥の奥の奥のホテルは帰るのにも一苦労。
迷子になってと言わんばかり。
何処にでも繋がりそうなのに、たまに行き止まりも。
チュニジアの観光 チュニス メディナ旧市街
メディナ旧市街
人々は親切。アラビックかフランス語。話せなくてもいつものように笑顔で会話^_^☆
チュニジアの観光 チュニス メディナ旧市街の夜
夜のメディナ
旧市街は夜遅くまで人でにぎわっている。入り組んだ細い道だから、あまり遅くならないように注意してたけど、少し遅くなってしまった。
帰り道が細くて入り組んでるので、人とすれ違う時に少しびくついたけど、全く身の危険を感じることはなかった。でもどんな人と出会うかわからないので注意は必要と反省。
チュニジアの観光 チュニス シディ・ブ・サイド
翌日は、白と青の小さな楽園、シディ・ブ・サイドへ。多分、チュニジアで最大の人気スポット、でもそこまで観光客は多くない。アジア人全く見かけなかった。宿で台湾人のMIYAちゃんと最近までケニアにいたキョースケくんと出会っただけ。
鮮やかなチュニジアン・ブルーの窓や扉と白壁の家々が、地中海を眺めるように立ち並ぶ景観が見事。
チュニジアの観光 チュニス シディ・ブ・サイド
カフェのテントやクロス、椅子までも青と白で統一された、チュニジアで最も美しいといわれる街。鳥かごのように可愛い家や咲き乱れるお花に夢中で写真バシャバシャ。

チュニジアの観光 チュニス シディ・ブ・サイド

お土産屋さんの商品も可愛いものばかり!
モスリム90%といわれているけど、立派な教会もあるし、お酒を飲めるレストランもわりと多め。自由で洗礼されている感じが好きな場所。
チュニジアの観光 チュニス カルタゴ遺跡
そんなエーゲ海のギリシャを連想するような明るく爽やかなこの街の周りには、カルタゴ遺跡が点々と残ってる。海洋遊牧民と呼ばれたフェニキア人が建てた古代都市国家カルタゴは、かつて地中海沿岸に勢力をのばし覇者となっていたのだそう。
ギリシャやローマと戦いを繰り返し滅びていった歴史の中に、ローマに敗北し、カルタゴ人を根絶させるために5万人が捕虜や奴隷になり、15万人が虐殺され、この地に草一本生えることも許さないと、大地に塩をまかれたという記録が残されている。
世界遺産のカルタゴ遺跡は人も少なく、ゴミもあちこちに捨てられていて少し悲しい。
遺跡はカルタゴ陥落後のローマ時代のもの。

チュニスのおすすめ観光スポットまとめ

チュニジアの観光 チュニス シディ・ブ・サイド

チュニス界隈には、歴史的遺産、美しい景観、文化体験が詰まっています。メディナでのショッピングからカルタゴ遺跡の探索まで、訪れる場所ごとに新しい発見があるでしょう。

チュニスを拠点にすれば、チュニジア旅行がさらに充実すること間違いなしです!

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