ジンバブエ観光で行ってよかったスポット8選！大自然と歴史が織りなす絶景の旅
ジンバブエは、アフリカ南部に位置し、壮大な自然と豊かな文化遺産を誇る国。世界三大瀑布のひとつ「ヴィクトリアの滝」、神秘的な遺跡「グレート・ジンバブエ遺跡」、野生動物と出会える国立公園など、見どころ満載の観光地です。
この記事では、ジンバブエのおすすめ観光スポットを紹介します。
ジンバブエの観光MAP
①ヴィクトリアの滝（Victoria Falls）
ジンバブエ最大の観光名所といえば、ユネスコ世界遺産にも登録されている「ヴィクトリアの滝（Victoria Falls）」。ジンバブエとザンビアの国境を流れるザンベジ川にあり、高さ約108mの断崖から一気に流れ落ちる光景は「雷鳴のような水煙」と称されるほど。
滝の周辺には遊歩道が整備されており、至近距離から滝を眺めることができます。その轟音と水しぶきは圧巻です。特に「レインボーフォールズ（Rainbow Falls）」では、水しぶきにより美しい虹がかかる幻想的な風景が広がります。
スリルを求めるなら、滝の上流にある「デビルズプール（Devil’s Pool）」（ザンビア側）で水泳体験も可能。さらに、上空からの絶景を楽しめるヘリコプターツアーに参加すれば、空から滝の全景を堪能できます。
②グレート・ジンバブエ遺跡（Great Zimbabwe Ruins）
ジンバブエの国名の由来となったグレート・ジンバブエ遺跡（Great Zimbabwe Ruins）は、11世紀から15世紀にかけて栄えたショナ族の王国の中心地です。石を積み上げた巨大な城壁や建造物が残り、かつての繁栄を物語っています。
巨大な花崗岩を積み上げて作られた石造建築が特徴で、特に「グレート・エンクロージャー（Great Enclosure）」は南部アフリカ最大級の遺跡です。城壁の高さは最大11mに達し、当時の高度な建築技術を物語っています。
また、「ヒルコンプレックス（Hill Complex）」は丘の上に位置し、王族の居住地だったと考えられている場所です。ここからは遺跡全体を見渡すことができ、歴史のロマンを感じることができます。
③マトボ国立公園（Matobo National Park）
ユネスコ世界遺産に登録されているマトボ国立公園（Matobo National Park）は、奇岩が織りなす独特の景観と豊かな野生動物で知られています。また、南ローデシアの創設者セシル・ローズの墓があることでも有名です。
公園内には、風化によって形成されたユニークな岩の造形美「バランスロック」と呼ばれる巨大な岩が絶妙なバランスで積み重なっており、まるで芸術作品のような景色が広がっています。
また、ホワイト・ライノの保護区としても有名で、徒歩サファリで希少なシロサイを間近に観察することができます。さらに、先住民サン人が残した洞窟壁画も点在し、数千年前の生活の様子を知ることができます。歴史と自然が融合した特別な場所です。
④ワンゲ国立公園（Hwange National Park）
ワンゲ国立公園（Hwange National Park）はジンバブエ最大の国立公園で、14,600平方キロメートルの広大な敷地には、ライオン、ヒョウ、バッファロー、シロサイ、ゾウといった「ビッグファイブ」をはじめ、100種類以上の哺乳類と400種以上の鳥類が生息しています。
特にゾウの個体数が多く、乾季にはエレファント・パン（Elephant Pan）といわれる水飲み場に、数百頭の群れが集まる姿を見ることができます。
サファリドライブでは、ジープに乗って、自然のままの生態系の中で暮らす動物たちのダイナミックな姿を観察できるのが魅力。ナイトサファリもあり、夜行性動物の活動を楽しめます。
⑤カリバ湖（Lake Kariba）
カリバ湖（Lake Kariba）は、ジンバブエとザンビアの国境に広がるアフリカ最大の人造湖。湖畔ではクルーズや釣り、リゾート滞在が楽しめる、観光客に人気のリゾート地となっています。
湖上では「ハウスボートクルーズ」が楽しめ、水上で宿泊しながらリラックスした時間を過ごすことができます。湖の穏やかな水面に沈む夕日は息をのむ美しさで、「世界で最も美しいサンセット」と称されるほど。
また、釣りの名所としても知られ、「タイガーフィッシュ」と呼ばれる獰猛な魚が釣れることで有名です。湖の周囲にはカバやワニも生息しており、ボートサファリで間近に観察することができます。
⑥チノホイ洞窟（Chinhoyi Caves）
チノホイ洞窟（Chinhoyi Caves）は、ハラレの北西約120kmに位置する神秘的な洞窟群で、透明度の高い青い水をたたえた「神秘のプール（Sleeping Pool）」が特徴です。
石灰岩が侵食されて形成された洞窟は、かつて先住民の隠れ家として使われていました。
現在はダイビングスポットとしても人気があり、水深は100m以上に達します。地上から見下ろすプールの青色は幻想的で、光の加減によってさまざまな表情を見せるのが魅力です。
⑦アンテロープ・パーク（Antelope Park）
アンテロープ・パーク（Antelope Park）はジンバブエ中部のグウェル（Gweru）にある民間の野生動物保護区で、特にライオン保護活動で有名です。
訪問者はライオンとのふれあいや、サファリでの観察、乗馬体験などが楽しめます。
また、ボランティアプログラムも充実しており、動物保護に関心のある人には魅力的なスポットです。公園内には宿泊施設もあり、自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。家族連れや動物好きの旅行者におすすめの観光地です。
⑧マナ・プールズ国立公園（Mana Pools National Park）
マナ・プールズ国立公園はザンベジ川沿いに広がるユネスコ世界遺産の自然保護区で、特に水辺の野生動物の観察に最適な場所です。乾季にはゾウやバッファロー、カバ、ライオンなどが川辺に集まり、迫力のあるサファリ体験が楽しめます。
特にカヌーサファリが人気で、水面から間近でみる野生動物は大迫力！徒歩サファリも可能で、自然の中をガイドと共に散策しながら動物たちの生態を学べます。
手つかずの大自然を満喫できる特別なスポットです。
ジンバブエ観光のベストシーズン
ジンバブエの観光ベストシーズンは、乾季（5月～10月）です。この時期は動物観察に適しており、サファリを存分に楽しめます。
一方、ヴィクトリアの滝は雨季（11月～4月）に水量が増し、迫力満点になります。
なにを目的で観光するかによってベストの訪問時期は変わりますが、両方の特徴を有し、気候的に過ごしやすい5月や10月がおすすめです。
ジンバブエ観光のまとめ
ジンバブエは、大自然と歴史が融合した魅力あふれる国です。
ヴィクトリアの滝の壮大な景色、グレート・ジンバブエ遺跡の歴史探訪、国立公園でのサファリ体験など、見どころが満載。
旅の計画を立てて、ぜひ一度訪れてみてください！
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