
SAVO旅行記【ソロモン諸島】サボ島のおすすめ観光スポット&見どころ紹介
目次
Toggleソロモン諸島の首都・ホニアラ(Honiara)からボートで約1時間の場所にあるサボ島(Savo Island)は、活火山や温泉、イルカウォッチングなど自然体験が充実した秘境の島です。
さらに、世界的にも珍しい鳥「メガポード」の生息地や伝統的な村の暮らしを感じられるビレッジウォーク、ココナツ加工の見学など、文化体験も豊富。観光地化されていない素朴な雰囲気の中で、自然と人々の暮らしを五感で楽しめます。
エコツーリズムに関心がある人には特におすすめのスポットです。
サボ島観光MAP
サボ島への行き方

サボ島は、ホニアラ国際空港(Honiara International Airport)から車で港へ移動し、そこからボートでアクセスします。
SAVO PORTではなく、その横にあるPoint Cruz Yacht Clubなので間違えないように。サボ島へ行ってしまうとアルコールを買えるお店がないので、飲みたい人はここのヨットクラブで事前に買っておきましょう。
所要時間はおよそ1時間。島内には舗装道路がないため、到着後は徒歩または現地ガイドによる案内が一般的です。
個人でもボートをチャーターすればアクセス可能ですが、安全面やスムーズな移動を考えると、宿泊先のホテルに送迎を頼むかツアーに参加するほうがいいでしょう。
サボ島観光おすすめスポット
サボ島は、活火山や温泉といった自然の魅力に加え、固有の生態系や伝統文化も楽しめる島です。ここでは訪れてよかった観光スポットを紹介します。
①サボ火山(Savo Volcano)

島のシンボルである活火山・サボ火山(Savo Volcano)は、登山と地熱体験の両方を楽しめる人気スポット。
標高は約500メートルで、初心者でも半日あれば登頂可能です。

トレッキング中は、熱い蒸気が噴き出す地熱地帯を通過し、火山のエネルギーを間近に感じられます。
山頂までは私のときは行けなかったのですが(多分誰もいけないはず)、噴火口のすぐ下に湧き出る硫黄を感じることができました。
登山は道が整備されておらず、ハシゴなどを登っていかなくてはいけないためガイド同行が必須。頂上付近では高温の温泉を飛びながらの登山になるため危険です。
地元の案内人と歩くことで、自然だけでなく島の文化や伝説についても学べます。
②天然温泉(Hot Springs)

火山活動によって島のあちこちに湧き出している天然温泉(Hot Springs)も見逃せないスポット。海岸沿いの砂浜を掘るとすぐに温かい湯が湧き出し、まるで天然の露天風呂のよう。海の波と温泉が混じり合う不思議な感覚を体験できます。
観光客は現地ガイドの案内で安全に楽しむのが一般的。観光の途中に立ち寄ると、疲れた足を癒すリラックスタイムになります。
③イルカウォッチング(Dolphin Watching)
サボ島周辺の海は野生のイルカが多く生息することで知られ、ボートツアーで高確率で遭遇できます。
特に早朝の海は透明度が高く、イルカの群れがボートと並走する光景は圧巻。イルカがジャンプする姿を間近に見られることもあります。
運が良ければシュノーケリングで一緒に泳ぐことも可能。環境保護の観点から、接近距離や観察時間には制限があるため、ツアー会社の指示に従いましょう。
④メガポードの巣観察(Megapode Nesting Site)

メガポード(Megapode)は、世界でも珍しい地熱を利用して卵を孵化させる鳥で、サボ島はその一大繁殖地。卵畑の砂浜を歩くと、卵を産むために掘られた巣穴が点在しています。
ガイドの説明を聞きながら、自然と生態系の奥深さを学べる貴重な体験です。観察中は巣に近づきすぎないよう注意しましょう。

私の場合、朝一番にここを訪れ、生みたての大きな卵(ニワトリの卵の1.5倍~2倍の大きさ)をもってサボ山へ登山し、温泉の熱でゆで卵にして食べました。
白身が薄く、黄身が濃厚でとても美味しかったです。
⑤ビレッジウォーク(Village Walk)

島の集落をゆっくり歩く「ビレッジウォーク」は、サボ島の文化を知るのにおすすめのアクティビティ。ヤシ葺きの家々や地元の人々の生活を間近に感じることができます。

観光客を温かく迎えてくれる島民とのふれあいは、この島ならではの魅力。伝統的な暮らしが今も息づいている様子を実感できます。
⑥シュノーケル(Snorkeling)

サボ島周辺は透明度の高い海が広がり、シュノーケルにも最適。サンゴ礁の間を色鮮やかな魚が泳ぐ光景はまさに南国の楽園です。
イルカウォッチングと組み合わせたツアーも多く、初心者でも安心して楽しめます。
⑦ココナツ加工場見学(Coconut Processing)

ココナツは島の生活に欠かせない資源。小さなココナツ加工場では、実を割って乾燥させるコプラ(Copra)の生産や、オイル抽出の工程を見学できます。
地元の人の手仕事を間近に見ることで、観光だけではわからない暮らしの一面を感じられる貴重な体験です。
⑧Savo sunset lodge

今回私が送迎、ツアー、宿泊を頼んだエコロッジのSavo sunset lodge。
WIFIも完備、朝昼夜ごはん付のインクルーシブで頼みましたが、海が目の前、部屋も清潔、家族経営でアットホーム。なかなか良かったです。

お部屋の設備はエコなので高級リゾート風、というわけではありませんが、素朴な料理が美味しく、なによりも目の前には美しい海が広がり、潜れば秒でサンゴ礁。夜は満点の星空。
これ以上の贅沢は全く望みません。
めちゃくちゃ本気でおすすめのロッジです。私もいつかもう一度ここには帰りたいです。
宿泊は予約サイトに載っていないのでWhats Appで連絡を。返事、すごく遅いので計画は余裕をもって!
電話:+6777468705
サボ島のベストシーズン

サボ島のベストシーズンは、乾季にあたる6月〜10月。この時期は天候が安定しており、海の透明度も高いため、登山やイルカウォッチングに最適です。
雨季(11月〜4月)はスコールが多く、ボート移動が制限されることもあるため、旅行計画時には天気予報の確認が重要です。
サボ島のおすすめツアー

代表的なツアー内容は以下の通りです。
・火山トレッキング+温泉体験+イルカウォッチング(1日ツアー)
・メガポード観察+ビレッジウォーク(半日〜1日ツアー)
・イルカウォッチング+シュノーケリング(半日ツアー)
・ココナツ加工場見学+村歩きツアー
ホニアラ発着のガイド・ボート送迎・ランチが含まれるツアーが多く、初心者でも安心です。
私は1泊して泊まったロッジに送迎、火山トレッキング、メガポード見学、ビレッジウォーク(+ココナツ生産の工場を見学)、イルカウォッチング、自力で目の前の海でシュノーケリングをしてきました。
1泊2日でちょうど良いスケジュールです。
サボ島旅行を楽しむコツ

- 島では両替できないので、ホニアラで両替しておくようにしましょう。
- 島内は舗装道路がなく、火山トレッキングはサンダルよりもスニーカーがおすすめ。
- 防水バッグや日焼け止め、虫よけは必携。
- 現地の人々はとてもフレンドリーですが、写真を撮るときは一声かけるのがマナー。
- 電波状況が不安定なので、必要な情報は事前にダウンロードしておくと安心です。
Lapinの旅行記:サボ島編

ソロモン諸島
最初の訪問はサボ島
ボートで2時間と聞いていたけど、1時間少々で到着。島の周辺ではイルカがウエルカムで伴走してくれました^_^
パプアニューギニアに続き、とにかく人が美しくて人ばかりパシャパシャ。
素朴で温かい
こどもたちが元気だとこっちまで元気になれます。
リンゴをつついて落とそうとする子どもたち。リンゴは日本のものより小ぶりで細長い。
食べてみたけど甘酸っぱくてさっぱりめでした。
弟をリヤカーで運ぶお兄ちゃん(笑)仲良しで良き~。可愛い^^
そしてソロモン諸島の家は屋根が星型。屋根も星空も美しい⭐︎
サボ島2日目。
私の旅始まって以来の厄日
朝早起きをして、自然のインキュベーター(保育器)を使って卵を温める面白い鳥、メガポード(Megapode)を見に。
サボ島のメガポードは「Melanesian Megapode」と呼ばれることが多く、外見は黒っぽく、鶏くらいの大きさ。
地熱/火山性の熱を利用して卵を孵化させる習性を持った究極の怠け者?効率的?な鳥。
火山の地熱が地面から上がる場所に卵を産むのですが,親が親なら子も子!ヒナの自立性がすごい!
親鳥は卵を産むだけで、抱卵・育雛はしません。ヒナは卵から孵った瞬間に完全に羽毛があり、自力で地面から這い出します。

卵は一般の鶏の卵よりかなり大きく、アヒル卵くらい。中身は黄身が多く、白身(卵白)がほとんどなし。
地熱で孵化するのために、卵は深く埋めら、1m以上、時には1.5m ほど掘ってから卵が見つかるということもあるのだそう。
適材適所ってこういうこと?
環境適応能力の強いメガポードにめちゃ親近感。
その卵を持って火山登山。
ここ、ワイルドすぎ…
めっちゃジャングル&火山から噴き出る熱湯をぴょんぴょん飛びながらの道のり、ハシゴは時々壊れてて、修理しながら前に進む。
そして…私落ちました…
火山に… 火傷です…

ここ…
常識のある国だったら絶対に立ち入り禁止レベル。
私はそういうのを超えて見たい!が優先する人間ですが、これはさすがに、そういう場所ですよ、ってもう少しアテンション必要かも。
普通に阿蘇山とかに登る気分でトライしてこれ。
もう1名,一緒に登った旅友は、こけて半身熱湯に浸かってしまい大火傷。そして緊急帰国…
ちょっとちゃんと準備整えていかないとまずいですよ。ここは。

イルカスイムもラバウル以上にたくさんのイルカはいたものの、ボートがトローリング(私が餌??)の勢いで引っ張るので写真とかビデオを撮るのにちょっと一苦労。
そしてウォッチングを終えてボートに飛び乗るときに、勢い余って肋骨にヒビ…
まあ。いいんですけど。
これ,かれこれ2週間前の話ですが、今なお痛いという…
ちょっとアクシデントの多かったサボ島。だけど本当に素敵なところでい綾な印象はなし。
サボ島観光のまとめ

サボ島(Savo Island)は、火山や温泉、イルカに加え、希少なメガポードの観察や伝統的な村歩きが楽しめる、自然と文化が融合した島。
ホニアラからのアクセスも良く、日帰り観光も可能。観光地化されていない素朴な雰囲気の中で、南太平洋らしい穏やかな時間を過ごせます。
エコツーリズムを楽しみたい人やローカルな体験を求める人に、ぜひ訪れてほしいおすすめの旅先です。
※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。
可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、
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確認の上、迅速に対応・修正いたします。

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