ソマリランドの子供たち｜学校や食事の実態

今日はソマリランドの学校へお邪魔します。世界を回っていて、どこの国で笑顔になれる場所が学校。もちろん設備が十分でなかったり、教育が行き届いてなかったりもするけれど、将来の不安を抱えながらも元気いっぱいに過ごす子どもたちをみていると、将来いつか必ず、争いのない世界平和が達成できると希望を持てる気持ちになるのです。

ソマリランドの食事

学校へ伺う前の腹ごしらえ。ソマリランドではラクダ料理をよくいただきました。パラパラのライスに塩味の利いたラクダ、かなり美味しいんです♡　ラクダ肉は香港でもよく火鍋で食べてたけど、こちらのほうが歯ごたえがあって食べ応えあり。デザートは甘いディーツ。

ラクダ料理屋さんの裏でナプキンを洗うおじさん。 明るい太陽の下でカラフルなナプキンが良く映えます。アフリカのこういう色遣いが元気で可愛いいので好き＾＾

道端で売っているパパイヤやトマト。一盛りで400円くらい。値段はそれほど激安ではない感じ？でも太陽をめいっぱい浴びて大きく育った大地の恵みはジューシーで美味。

ソマリランドの学校と子どもたち

ソマリランドの学校へ。
子供たちはみんな明るくて元気。外国人が珍しく興味津々で寄ってきます。

本当にアフリカの学校はどこも大所帯（笑）四方八方から飛び交う質問を、しっかり者のお姉さんが取りまとめてくれます。お姉さんがいてくれてよかった💦収集つかない事態になるとこでした。みんないろいろなことに興味を持ち、よく勉強するしっかりした子供たち。

みんなと握手。ちょっと芸能人にでもなった気分♪子どもたち、元気でいい子で本当に可愛いなあ。もっとここで過ごしたくなってしまいます。

とにかくみんな、最後のお別れまで興味津々の目を向けてきます。またいつか会いたいね。みんなが自由に世界を飛び回れる世の中にしようね。理不尽なことはあるけれど、いい世界、作ろうね。この国に誇りを持って平和な国を築いていってね。そう心の中で願う滞在でした。

戦争の爪痕

100%イスラム教の国の町外れにある、隠れるように塀で囲まれたキリスト教の外国人兵士のための墓地。
墓標には兵士の歳や名前、出身地が彫られただけのシンプルなお墓。
ロシアで戦死者のための日本人墓地をたくさん回ったのを思い出します。
世界は誰かの仕事で出来ているというCMがあったけれど、あちこちで歴史の爪痕を見るたびに、世界は誰かの犠牲と戦いで繋がれている、思う瞬間。

そして、この旅最大のびっくりが！なんと、こんなところに宮崎県！
ソマリランドの車は99%が日本車。
そんな中で偶然見つけたふるさとの都農町！！
めっちゃびっくり

まとめ

未承認国家のソマリランド。ここで生まれ、ここで育つことは、正直生まれた時から多少のハンデがないとは言えません。自国でパスポートが取れない、社会的地位が認められていない・・。けれど、今だ争いが続き落ち着かないソマリアよりも治安や政治が安定していて近隣諸国とも交流がさかん。

いつか世界に立派な独立国家であるということが認められ、もっと自由にソマリランドという国として世界に羽ばたいていける日が来ることを祈っています。将来有望の子どもたち、苦境に負けず頑張ろう。