
アムステルダム観光のおすすめスポット17選と1日モデルコース!【2025年最新版】
目次
Toggle運河が張り巡らされた水の都アムステルダムは、歴史と芸術、自由な空気が交差するオランダ屈指の観光都市。
美術館や世界遺産の街並み、個性的なマーケットなど見どころが凝縮されており、1日でも十分に魅力を満喫できます。
この記事では、アムステルダム観光で外せないスポット10選と効率よく巡る1日モデルコースをご紹介します!
アムステルダム観光MAP
アムステルダムは運河の町なので、街歩きがとても楽しいです。宿泊はアンネフランクの家の近くだったのですが、そこを基点にし、この地図にマークしている場所は、アダム展望台以外全部歩いてまわりました。(1日ではないです!)
アムステルダム観光モデルコース

アムステルダムに来たならやはり美術館巡りとアンネフランクの家、運がクルーズは外せません。
まずは見逃せないポイントをしっかり押さえ、滞在日数や趣味によって他の場所を足してみてください。

1日モデルコース(徒歩+トラムで移動)
【午前】
・アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)スタート
・ダム広場(Dam Square)で王宮と新教会を見学
・アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)で名画鑑賞
【午後】
・ミュージアム広場でランチ&写真撮影
・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)見学
・ヨルダン地区(Jordaan)を散策
・アンネ・フランクの家(Anne Frank House)を訪問
【夕方~夜】
・運河クルーズ(Canal Cruise)で夕景を楽しむ
・レストランでディナー後、ライトアップされた街並みを散策
アムステルダム観光のおすすめスポット
歴史、芸術、運河風景、街歩きにショッピングまで、アムステルダムには多彩な魅力がぎゅっと詰まっています。ここでは特におすすめのスポットを厳選してご紹介!
①アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)

オランダを代表する国立美術館で、レンブラントの「夜警」をはじめ、17世紀の黄金時代の名画が揃います。
建物自体も荘厳で、外観からも芸術を感じられるスポットです。広い館内は展示も多く、じっくり見たい方は2〜3時間の滞在がおすすめ。
休館日:なし
営業時間:9時00分~17時00分
入場料:25ユーロ(18歳未満無料)
公式サイト:https://www.rijksmuseum.nl/nl
※最新情報は公式サイトで確認してください。
②ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)

ゴッホの作品を世界最大級の規模で展示する美術館。
代表作「ひまわり」「糸杉」「自画像」などが並び、時系列で画風の変化がたどれる構成も魅力です。
モダンで明るい館内はアート初心者にも親しみやすい雰囲気。オーディオガイドも日本語があり、わかりやすい説明で聞き入ってしまいます。
特別ゴッホが好き、というわけではありませんでしたが、見ているうちに夢中になり、人生で一番真剣に見て回った美術館でした。本当におすすめです。
休館日:なし
営業時間:9時00分~日によって異なる
入場料:24ユーロ(18歳未満無料)
オーディオツアー:3.75ユーロ
公式サイト:https://www.vangoghmuseum.nl/nl
※最新情報は公式サイトで確認してください。
③アンネ・フランクの家(Anne Frank House)

第二次世界大戦中にユダヤ人少女アンネが潜伏していた家を改装した博物館。
日記の世界が現実に息づく場所で、平和や人権について深く考えさせられる貴重な体験ができます。
オンラインでの事前予約が必須。人気があるので早めに予約することをおすすめします。
時間は厳格で、予約時間にしか入場できないので注意。また、館内は写真撮影禁止です。こそこそ撮ってる人もいましたが、ルールはしっかり守るようにしましょう。
入場料:大人 16ユーロ、10~17歳 7ユーロ、0~9歳 1ユーロ
完全予約制:チケットは公式サイトで日時を指定して予約が必要です。
公式サイト:https://www.annefrank.org/nl/
ユダヤ人の歴史と第二次世界大戦の恐怖を学ぶウォーキングツアーもあります。
※以下のようなツアーにはアンネフランクの家の入場チケットは入っていませんので注意!
④運河クルーズ(Canal Cruise)

世界遺産にも登録されているアムステルダムの運河をゆったりと船で巡る人気アクティビティ。日中の風景はもちろん、夕暮れや夜のライトアップは特にロマンチックです。
40~90分ほどの各種ツアーがあり、ドリンク飲み放題やワイン付きなども選べます。
最大の見どころは、レグリエルスグラハト(Reguliersgracht)の直角に立つと7つの橋が連続して見える地点です。夕方にはライトアップされ、特に美しい景色を楽しめます。
⑤ダム広場(Dam Square)

街の中心に位置する広場で、王宮(Royal Palace)や新教会(Nieuwe Kerk)が立ち並ぶ歴史的エリア。大道芸や屋台も多く、観光のスタート地点として最適です。
人通りも多いため、スリには注意しましょう。
⑥アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)

ネオ・ルネッサンス様式の美しい駅舎で、交通の要。観光案内所やロッカー、飲食店が充実しており、旅行者の拠点に最適です。
周辺はトラムやボート乗り場もあり、移動に便利。電車を利用すれば、フローニンゲンやロッテルダムへも簡単に移動できます。
オランダの電車時刻表を調べるには、オランダ鉄道 (NS) の公式アプリ「NS」が便利。駅名や場所名で検索でき、運行情報もリアルタイムで確認できます。
また、ウェブサイトや券売機、オンラインでも時刻表を確認できます。
公式サイト:https://www.ns.nl/en
⑦ヨルダン地区(Jordaan)

アーティストや若者に人気のクリエイティブなエリア。
細い路地、運河沿いのカフェや古着屋、マーケットが点在し、地元の暮らしが垣間見える散策スポットとして人気です。
アンネフランクの家から近いので、家を訪れる際の前後に行くのがおすすめ。
⑧ミュージアム広場(Museumplein)

国立美術館、ゴッホ美術館、現代美術館が集まる文化の中心地。
広々とした芝生や噴水があり、写真撮影やピクニックにもぴったり。観光とリラックスを両立できるエリアです。
⑨アルベルト・カイプ市場(Albert Cuypmarkt)

地元の人々にも人気の屋外市場で、食べ歩きや雑貨、衣類など多彩な商品が並びます。
通りを進むと名物のストロープワッフルやニシンのサンドなど、オランダらしいグルメも手軽に楽しめます。
少しメインの観光地からは歩きますが、行って損はないエリア。ビール好きならハイネケンエクスペリエンスと合わせて訪れるのがおすすめです。
⑩レッドライト地区(Red Light District)

観光名所としても知られる独特のエリア。夜になると赤くライトアップされた窓が並び、アムステルダムの自由な文化を象徴する一角です。
現役のいわゆる娼婦たちが窓から通りを眺めている姿は、少し切なくもなり、考えさせられる場所でもあります。
治安も良好ですが、撮影は禁止の場所が多いため注意が必要です。
⑪Heineken Experience(ハイネケン・エクスペリエンス)

元ハイネケン醸造所を改装した体験型ミュージアム。ブランドの歴史やビールの製造工程を学べ、ARやゲームも楽しめます。
試飲コーナーでは新鮮なハイネケンを味わえ、大人の観光スポットとして世界中のビール好きに人気。入場は時間ごとに区切られ、ツアー形式でグループで周ります。
⑫レグリールスドワルス通り(Reguliersdwarsstraat)

アムステルダム屈指のLGBTQ+フレンドリーなエリアとして知られ、個性的なバーやカフェ、クラブが軒を連ねます。
多様性と自由を象徴するストリートで、誰もが歓迎される温かな雰囲気が魅力です。夜には街路もカラフルに輝きます。
⑬レンブラント広場(Rembrandtplein)

カフェやバーが立ち並ぶナイトライフの中心地。広場にはレンブラント像が立ち、その周囲には「夜警」を再現した銅像群も。
昼はカフェでのんびり、夜は音楽とともに賑やかな時間を過ごせる人気の社交エリアです。
⑭レンブラントの家美術館(Rembrandt House Museum)

画家レンブラントが実際に暮らし、制作を行っていた17世紀の家を復元した美術館。アトリエや生活空間が再現され、彼の版画や当時の芸術作品も展示されています。
私が訪れた時は、家が写真のようにラッピング風にデコレーションされていてとても可愛かったです。
芸術好きなら一度は訪れてみたい、静かで学びのある空間です。
営業時間:10:00~閉館時間は月により異なる
入場料:21.50ユーロ
公式サイト:https://www.rembrandthuis.nl/nl/
⑮アムステルダム市立近代美術館(Stedelijk Museum)

現代アートやデザインに関心がある人におすすめのミュージアム。モンドリアンやウォーホル、日本人アーティストの作品もあり、独特な展示空間が魅力です。
周辺のミュージアム広場との併せ見学が◎。
営業時間:10時00分~18時00分
入場料:大人 22.50ユーロ 学生 10ユーロ 19歳未満無料
公式サイト:https://www.stedelijk.nl/nl
※最新の情報は公式サイトから確認してください。
⑯マヘレ橋(Magere Brug)

アムステル川にかかる白い跳ね橋で、ロマンチックなアムステルダムを象徴する風景のひとつ。映画や絵画にも登場する歴史ある橋としても知られています。
実際に渡ってみるのもよし、運河クルーズで近くから眺めるのもよし。夜にはライトアップされ、特にカップルに人気のフォトスポットです。
⑰アダム展望台(A'DAM Lookout)

アムステルダム中央駅からフェリーでアクセスできる展望施設。地上100mの高さから市街地や運河、遠くは風車まで見渡せます。
パノラマに見下ろす街に向かって飛び出すスリル満点の「Over the Edge」ブランコ体験も人気で、写真映え抜群。夜景もおすすめです。
アムステルダム観光の移動方法

市内の移動は主に徒歩+トラム(路面電車)が便利。トラムやバス、地下鉄が1枚で乗れる「GVBの1日券(Day Pass)」が観光客に人気です。
アムステルダム中央駅を中心に各エリアへのアクセスもスムーズで、運河クルーズやレンタサイクルも移動手段の一つとして活用できます。
アムステルダム旅行での注意事項

・マナー:美術館内では静かに、撮影不可の展示に注意。レッドライト地区での写真撮影は禁止。
・治安:基本的に安全ですが、スリが多いので人混みでは貴重品に注意。
・便利な持ち物:
-ICカードケース付きのミニバッグ
-折りたたみ傘(天気が変わりやすいため)
-歩きやすい靴(石畳が多い)
-モバイルWi-Fi or eSIM
Lapinの旅行記:アムステルダム編

アムステルダムは忙しい街、そして運河の流れるのんびりした街。観光通りとその裏のギャップが大きい場所。
買い物はあまりしないので、にぎやかな通りは一度歩けば十分。
だからその一度はじっくりとゆっくり、感じるべき何かを見逃さないように目をこらす。
行きたい場所には自然にたどり着く。
好きだなと思う場所は偶然にたどり着く。

人とだけではなく、場所やモノも、共鳴するもの同士は引きつけ合うと信じている。
迷い道も遠回りも、そこには出会うべきものがあるからだったと思うから、全てが大事で愛おしく思える。
だから一瞬一瞬を見逃さないように私はいつもキョロキョロしている不審者。
運河が張り巡らされたアムステルダムの川沿いを散歩するのが大好きだった。
だから写真は似たようなものばかり。
FBで紹介するにはワンパターンかなと思いつつ、これは自分の備忘録なのでお許しを。
たくさんの橋が運河にかかり、まるであみだくじのようなこの街を、流れや行き止まりに任せて歩き回り、どこにたどり着くのか楽しみだった。

何かを目指して進むことも良いけれど、たどり着いて出会えたものを楽しむのもまたよい。
そうやって旅を続けているうちに、心のひだがたくさん育ち、嬉しい楽しいをより多くキャッチできるようになってきたかなと思う。
※私が訪れたときはちょっと曇り空の日が多くて写真が全体的に暗め。
実際の街の雰囲気はとてもしっとりしていて、私の写真よりもよい感じですよ。
アムステルダム観光のまとめ

芸術、歴史、運河風景と多彩な魅力にあふれるアムステルダムは、1日でもしっかり堪能できるコンパクトな街。美術館巡りから運河クルーズまで、効率よく回れば深く濃い体験ができます。
移動はトラムと徒歩で十分。街歩き好きな方には特におすすめです!

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