
ビエンチャン観光のおすすめスポット13選とモデルコース!ラオスの首都を遊びつくそう
目次
Toggleメコン川沿いに広がるラオスの首都・ビエンチャン(Vientiane)は、東南アジアの中でも特に穏やかな空気が流れる街。
首都でありながら高層ビルは少なく、仏教寺院やフランス統治時代の建築が点在し、のんびりと散策を楽しめます。
この記事では、ビエンチャン観光のモデルコースをはじめ、見逃せない観光スポットやグルメ、旅行のコツまで詳しくご紹介します。
ビエンチャンの観光MAP
ビエンチャンは、観光地同士の距離も近く、1日あれば主要スポットを無理なく巡れるのが魅力です。
出発前の予備知識をまとめた▶ラオスってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報 もあわせてご覧ください。
ビエンチャン観光のおすすめスポット
ビエンチャンには、ラオス仏教の象徴的存在である寺院や、フランス統治時代の面影を残す建築物、のんびりとした河岸風景など見どころが凝縮されています。
派手さはありませんが、落ち着いた旅を楽しみたい人にぴったりの都市です。
①タート・ルアン(Pha That Luang)

タート・ルアン(Pha That Luang)は、ラオスで最も神聖とされる黄金の仏塔で、国のシンボル的存在。16世紀に建立され、高さ約45mの壮麗な姿は圧巻です。
仏教行事の中心地でもあり、11月のタート・ルアン祭りには多くの参拝客が訪れます。敷地内は広く、ゆっくり散策しながらラオス仏教文化を感じられる場所です。
②パトゥーサイ(Patuxai)

ラオス語で「勝利の門」を意味するパトゥーサイ(Patuxai)は、「ラオス版凱旋門」と呼ばれるビエンチャンのランドマーク。1960年代に戦没者慰霊のために、パリのシャンゼリゼの凱旋門を参考に建てられました。
フランス統治時代の影響を感じさせる外観に、ラオス風の装飾が融合した独特の建築か目を引きますが、実はこれ未完。
1969年頃に「一応の」完成をしたものの、予算不足や政情不安で上部が未完成のまま放置された経緯があり、現在も内部装飾などが完全に仕上げられていない「未完の傑作」として知られています。
内部を登ると展望台があり、市内を一望できます。夕方の景色が特に美しく、写真スポットとしても人気です。
③ワット・シーサケット(Wat Si Saket)

ワット・シーサケット(Wat Si Saket)は、1818年に建立されたビエンチャン最古の寺院のひとつで、ラオス戦争の破壊を免れた数少ない歴史的建造物です。
最大の特徴は、回廊の壁龕にずらりと並ぶ数千体の小さな仏像で、その光景は圧巻!静かで神秘的な雰囲気に包まれています。
タイ様式の影響を受けた建築も見どころで、他のラオス寺院とは異なる雰囲気を持っています。静かで落ち着いた境内は、観光の合間に心を整えるのにも適した場所です。
④ワット・ホーパケオ(Wat Haw Phra Kaew)

ワット・ホーパケオ(Wat Haw Phra Kaew)は、かつてエメラルド仏(Phra Kaew)を安置するために建てられた王室寺院で、現在は博物館として公開されています。
内部にはラオス各地から集められた仏像や宗教美術品が展示され、ラオス仏教の歴史を体系的に学ぶことができます。
寺院建築の装飾も美しく、隣接するワット・シーサケットと併せて訪れるのがおすすめ。文化的価値の高いスポットです。
⑤ワット・シームアン(Wat Si Muang)

ワット・シームアン(Wat Si Muang)は、ビエンチャンで最も信仰を集める寺院のひとつで、「ビエンチャンの守護寺」として親しまれています。
町の守護霊が宿るとされ、特に願掛けや厄除けを求める参拝者が絶えません。境内では花や線香を手に熱心に祈る地元の人々の姿が見られ、観光地でありながら非常に生活に近い信仰の場です。
ラオスの精神文化を肌で感じられる貴重なスポットです。
⑥ブッダ・パーク(Buddha Park)

Xieng Khuanにあるブッダ・パーク(Buddha Park)は、ラオスの首都ビエンチャン郊外、メコン川沿いに広がるユニークな彫刻公園です。
1958年に神秘思想家ブンルア・スリラット(Bunleua Sulilat)によって造られ、仏教とヒンドゥー教の世界観が融合した200体以上のコンクリート彫刻が並びます。

巨大な涅槃仏や多面の神像、地獄や輪廻を表現したモチーフなど、独特で少し不思議な雰囲気が特徴です。中に入れる巨大な鬼の口の彫刻もあり、内部から公園全体を見渡すことができます。
市内中心部から日帰りで訪れやすく、ラオス文化の精神性を感じられる観光スポットです。
市内観光とセットになった半日ツアーもおすすめ。
⑦COPEビジターセンター(COPE Visitor Centre)

COPEビジターセンター(COPE Visitor Centre)は、ビエンチャン市内にあるラオスの近現代史と社会問題を伝える展示施設。
ベトナム戦争期に投下された大量の不発弾(UXO)により、現在も多くの人々が被害を受けている現状を、写真や映像、実物展示を通して分かりやすく紹介しています。

義肢やリハビリ支援の取り組みも展示され、被害者の生活再建に向けた活動を具体的に知ることができます。
入館は無料で、静かで落ち着いた空間の中、観光だけでは見えにくいラオスの現実と向き合える貴重な場所です。寄付や支援を通じて、訪問者自身が社会貢献できる点も特徴です。
公式サイト:https://copelaos.org/
⑧ヴィエンチャン・ナイトマーケット(Vientiane Night Market)

ヴィエンチャン・ナイトマーケット(Vientiane Night Market)は、夕方から夜にかけてメコン川沿いに出現する屋外マーケットです。カラフルなテントが並び、衣類、アクセサリー、雑貨、ラオス刺繍の小物などが所狭しと並びます。
観光客向けの商品が多く、値段交渉も楽しみのひとつ。周辺には屋台や簡易レストランもあり、ローカルフードを味わいながら散策できます。
夕暮れ時のメコン川と相まって、旅情を感じられる定番スポットです。
⑨Nam Phou Park(ナムプー公園)

NamPhou Park(ナムプー公園)は、ビエンチャン中心部にある噴水広場を囲む小さな公園で、観光客にも地元の人にも親しまれている憩いの場です。
中央の噴水を囲むようにカフェやレストラン、バーが並び、昼は落ち着いた休憩スポット、夜は食事やお酒を楽しむ社交の場としてにぎわいます。
フランス統治時代の影響を感じさせる街並みと相まって、ビエンチャンらしいゆったりとした空気を味わえるのが魅力。ワット・シーサケットやホーパケオからも徒歩圏内で、観光の合間に立ち寄りやすい立地です。
⑩アヌウォン王像(Anouvong Statue)

アヌウォン王像(Anouvong Statue)は、ビエンチャン中心部のメコン川沿いに立つ、ラオスを代表する歴史的モニュメントです。19世紀初頭にヴィエンチャン王国の最後の国王として統治したチャオ・アヌウォン(Chao Anouvong)を讃えて建立されました。
像はタイ方面を向いて立ち、独立と誇りを象徴する存在として国民に親しまれています。
周辺は整備された公園となっており、朝夕には散歩やジョギングを楽しむ地元の人々の姿も見られます。夕暮れ時にはメコン川に沈む夕日と像が重なり、写真映えするスポットとしても人気。観光と同時に、ラオスの歴史と国民感情に触れられる場所です。
⑪世界平和の鐘(Bell of World Peace)|パトゥーサイ公園

世界平和の鐘(Bell of World Peace)は、ビエンチャン中心部にあるパトゥーサイ公園(Patuxai Park)内に設置された記念碑的な鐘です。戦争や紛争の犠牲者を悼み、平和への祈りを込めて建立されました。
公園はラオス独立記念碑パトゥーサイ(Patuxai)に隣接しており、市民や旅行者の憩いの場として親しまれています。
鐘は自由に見学でき、静かな空間の中でラオスが歩んできた歴史や平和の尊さを感じられる場所です。夕方には散歩や休憩に訪れる地元の人々の姿も多く見られます。
知っておくと便利なショップ情報
両替や日用雑貨、食料品など、ちょっとした買い物に便利な2店をご紹介。ローカルなお土産を探したり、ラオスの日常にふれることができるモールです。
⑫タラート・サオ(Talat Sao)
タラート・サオ(Talat Sao)は、ビエンチャン中心部にある市民の暮らしに根ざした市場。屋内市場と屋外市場に分かれており、日用品や衣料品、電化製品、ラオス雑貨、宝飾品まで幅広く並びます。特にラオスシルクや伝統柄の布製品はお土産探しにも最適です。
観光客向けの価格設定ではないため、比較的手頃に買い物ができるのも魅力。朝から昼にかけてが最も活気があり、地元の人々の生活風景を間近に感じられるスポットです。
営業時間:8時00分~17時00分
定休日:なし
⑬ヴィエンチャンセンター(Vientiane Center)
ヴィエンチャンセンター(Vientiane Center)は、市内中心部にある近代的な大型ショッピングモール。ファッションブランド、レストラン、カフェ、スーパーマーケットが入っており、暑さや雨を避けて快適に過ごせます。
ラオス料理だけでなく、タイ料理や韓国料理など選択肢も豊富。両替所やATMもあり、旅行中の実用面でも便利な存在です。ローカル感とは対照的な、現代ラオスの日常を垣間見ることができます。
営業時間:10時00分~21時00分
定休日:なし
ビエンチャン観光モデルコース

ビエンチャンは、市内のメインスポットだけなら1日でも周れますが、もう1日あると郊外の観光も楽しめます。
1日で周る王道定番コースと、2日で観光スポット全制覇コースを紹介します。
ラオス全体の観光は、▶ラオス観光で行ってよかったスポット12選!世界遺産から穴場までエリア別に紹介 をあわせてご覧ください。
1日モデルコース

午前:
タート・ルアン(Pha That Luang)
ビエンチャンで絶対に外せないメインスポットを、最初にゆっくり観光します。
南寺院や北寺院、余すことなくしっかりチェックしましょう。
ランチ:
タート・ルアンの周辺には美味しいレストンやカフェがたくさんあるので、街を散策しながら好みのレストランで食事休憩。ローカルからフレンチまで、選択肢多々!
午後:
午後はパトゥーサイ公園にある世界平和の鐘(Bell of World Peace)からスタート。公園の中を歩きながら、ラオスの凱旋門パトゥーサイ(Patuxai)へ。パトゥーサイは登ることも可能。公園や首相官邸が見渡せます。
次はワット・シーサケット(Wat Sisaket)へ向かいます。途中、タラートサオのショッピングモールがあるので、疲れていたらカフェ休憩とショッピングに立ち寄ってみましょう。
その後、ワット・シーサケットとホー・プラケオ(Haw Phra Kaew)を見学します。
夕方:
チャオ・アヌウォン公園に向かい、アヌウォン王像(Anouvong Statue)と記念撮影。
メコン川沿いでサンセット鑑賞
ディナー:
ナイトマーケット散策しながら、ローカルフードを堪能します。
徒歩+トゥクトゥクで無理なく回れる王道ルートです。
2日間モデルコース

午前:
2日目の朝は郊外のブッダパークへ。自力でも半日ツアー利用でもOK。独特の世界観を楽しみましょう。
ランチ:
ブッダパークにあるXiengKhuan Restaurantで川ランチ。
眺めも良く、美味しくてコスパも良かったです。
午後:
COPEビジターセンターでベトナム戦争を学び、社会問題について考えてみてください。
その後に、ワット・シームアン(Wat Si Muang)を見学します。
夕方:
ヴィエンチャンセンター(Vientiane Center)でショッピング。
ディナー ~ 夜:
ナムプー公園を散策し、公園周辺でディナー。この辺りはお洒落なレストランがたくさんあります。夕食後もナム・プー公園のライトアップされた夜景を鑑賞。
これでビエンチャンの見るべきところは全網羅です。
ビエンチャン観光の移動方法

市内移動はトゥクトゥクやタクシーが主流です。距離が短いため料金は比較的安いですが、交渉制が基本なので事前にしっかり確認を。
郊外へ行く場合はバスを利用するのも◎。最近はGrabも利用可能になり、より安心して移動ができます。
徒歩観光も可能ですが、暑さ対策は必須です。
ビエンチャン観光のベストシーズン

乾季にあたる11月〜2月がベストシーズンです。気温が比較的穏やかで観光しやすく、イベントも多く開催されます。
3〜4月は非常に暑く、5〜10月は雨季となるため移動に余裕を持ちましょう。
とはいえ、私が行った3月末はずっと曇りで、3週間のラオス滞在中、青空が見れたのは、このブッダパークへ行った1日だけ。あとはずっと映えない曇り空で残念でした。
あくまで例年の統計なので、少しずつ変化しているようです。
ビエンチャンのホテル
ビエンチャン市内には、ゲストハウスから高級ホテルまで幅広く揃っています。観光に便利なのは市内中心部やメコン川周辺。
宿泊予約は、予約サイトを利用すると、口コミや立地を比較しやすく安心です。
ち・な・み・に、安宿を利用する場合は注意!
私はビエンチャンの格安ホステルに泊まりましたが、あり得ないほどのベッドパグに襲われ、一睡もできませんでした。あとで口コミを読んだら、他の人もベッドパグ出たと書いてありました。
ホテル選びは他の人の口コミをよく読むことが大切です。(古い口コミは改善されている場合もあり、また、逆に悪くなっている場合もあるので、最近のものを読むのがポイント。)
ビエンチャン旅行での注意事項

寺院では露出の少ない服装を心がけ、帽子や靴を脱ぐマナーを守りましょう。
現金社会のため、少額紙幣を多めに持つと便利です。また、日差しが強いため帽子・日焼け止め・飲料水は必携。ゆったりとした国民性を尊重し、時間に余裕を持って行動することが大切です。
Lapinの旅行記:ビエンチャン編

Laos ~Vientiane 首都ビエンチャン~
大国に翻弄され続けたラオスの歴史。
1710年、350年間に渡って繁栄したランサン王国が、内部分裂によりタイやカンボジアの支配下におかれるようになります。
その後東南アジアに植民地を求めて進出してきたフランスと手を組み、フランスシャム戦争で勝利してタイから独立しますが、結局次はフランスの支配下に置かれることに。
そして第二次世界大戦中、フランス軍に勝利していた日本が東南アジアに進駐すると、ラオスは日本と手を結び独立宣言を果たしました。
ですが日本が敗戦すると、またフランスがやってきて、フランス対ラオスのインドシナ戦争が勃発してしまいます。

宗教を超えてという意味かな?いろいろな宗教のシンボルマークが一緒に描かれています。
これにもけりがついてようやく独立を果たしたものの、政治的主導権争いでまたも内戦勃発。 この内戦で隣国のベトナム戦争にまで巻き込まれることになり、アメリカから爆撃を受け、国は壊滅状態になってしまいます。
長い戦争を経て、内部分裂をしていた各勢力が合意して連合政府を樹立、ベトナム戦争の終結を受けて王政を終結、現在のラオス人民民主共和国が誕生しました。
各時代の大国に翻弄され、内部分裂も繰り返し、やっと1つの国家に収まったラオス。国土の70%が山岳や草原で、なかなか農村のインフラが整わず荒廃が進んでいます。

貧しく学校にいけない子供たちや識字率の低さも問題になっています。 義務教育制度はあるものの、貧困で学校に行けず農業に従事する子供たちやお寺に修行で入る子供、義務教育を終了できない子供も多いのが現実です。
戦争という長い悲しい歴史を通って取り戻した独立。 国民や世界が手を合わせて今度は国の安定を手にしていけることを祈ります。
学びたい子供たちが、学校へ行ける環境を・・。
Pray for the Laos
ビエンチャン観光のまとめ

ビエンチャンは、華やかさよりも「静けさ」や「素朴さ」が魅力の都市です。歴史ある寺院、ゆったり流れるメコン川、親しみやすい人々との触れ合いは、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。
1日でも十分に見どころを楽しめますが、余裕があればカフェ巡りやナイトマーケット散策もおすすめ。忙しい日常を離れ、のんびりとした時間を過ごしたい方にぴったりの旅先です。
※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。
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