モンゴル旅行記｜奇跡の絶景！天使の住むウラントゴ火山に行ってきた

ウラントゴ火山（Uran Togoo Dead Volcano）は、モンゴル北部のブルガン県に位置する、美しい自然景観と独特の地質学的特徴を持つ死火山です。この火山は標高1,686メートルで、周囲の緑豊かな草原と相まって、訪れる人々に感動を与える景勝地となっています。

この記事では、知る人ぞ知るモンゴルの隠れた名所を紹介します。

ウラントゴ火山の場所

Lapinの旅日記：ウラントゴ火山編

妖精が住む国を見つけた。

冗談ではなく、本当に。

妖精が住むここは、80万年前に死滅した Urantogoo volcano (ウラントゴ火山)。

山の北斜面と火口内は木々に覆われ、小さな湖は地球の中心と宇宙を繋ぐ神秘的な場所。

妖精たちを隠すように火山は色とりどりの野花で埋め尽くす。

この景色を見ていたら、優しくならざるを得ない。誰もが暖かい気持ちになる魔法をかけられる。

領土が欲しい人もお金が欲しい人も、怒っている人も傷ついて悲しんでいる人も、みんなここへきてみるといい。

この地球で生きていくために、本当に必要なことがなにかって気づかされると思う。

幸せに生きるために、望むほどたくさんのものって必要ない。

歴史と地質学的背景

ウラントゴ火山は、新生代後期に形成されたと考えられており、その火山活動は数百万年前に停止したと推定されています。火山の形状は、典型的な楯状火山の特徴を持ち、緩やかな傾斜と広がる火山性の地形が特徴です。火口部分には現在、小さな湖が形成されており、この湖は火山活動の名残として地質学者の注目を集めています。

自然環境と生態系

ウラントゴ火山周辺は、草原地帯や森林地帯が広がり、多様な動植物の生息地となっています。特に春から夏にかけて、エーデルワイスや各種野草が咲き乱れ、地域全体が色とりどりの花々で彩られます。また、このエリアは鳥類観察にも適しており、希少な種を含む多くの鳥たちが生息しています。

観光とアクティビティ

ウラントゴ火山はモンゴル国内外の観光客に人気のスポットで、トレッキングやキャンプ、ピクニックなどが楽しめます。火山の頂上までは比較的登りやすい道が整備されており、初心者でも気軽に挑戦できます。頂上からは周囲の草原や山々の壮大な景色を一望することができ、特に夕日や朝日の時間帯には幻想的な光景が広がります。

また、火口湖は写真撮影の絶好のスポットであり、静かな湖面に映る青空や緑の風景が訪れる人々を魅了します。