
ウガンダってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報【2025年最新】
目次
Toggle東アフリカに位置するウガンダは、美しい自然と豊かな文化を持つ国です。
ビクトリア湖や国立公園でのサファリ、ゴリラトレッキングなど、魅力的な観光スポットが多くあります。一方で、政治や治安に関する注意も必要です。
この記事では、ウガンダ旅行に役立つ基本情報やビザ情報、治安について詳しく解説します。
ウガンダの基本情報

位置: 東アフリカ、ケニア・タンザニア・ルワンダなどと国境を接する内陸国
時差: 日本より6時間遅れ(UTC+3)
首都: カンパラ(Kampala)
国旗: 人口: 約4,500万人(2025年推計)
言語: 英語・スワヒリ語(公用語)、ルガンダ語など
通貨: ウガンダ・シリング(UGX)
宗教: キリスト教(約80%)、イスラム教(約14%)
コンセントタイプ: BFタイプ(電圧240V・周波数50Hz)
ウガンダの観光ビザ

ウガンダへの入国にはビザが必要です。オンライン申請(eVisa)が一般的で、公式サイトから申請できます。
※現在アライバルビザは廃止されているので注意!
観光ビザ(シングルエントリー)の料金は約50米ドルで、滞在期間は最大90日です。
オンラインビザ公式:https://www.visas.immigration.go.ug/
大使館情報
在ウガンダ日本国大使館
住所: Plot 8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda
電話番号: +256-31-2261-564~6
公式サイト: https://www.ug.emb-japan.go.jp/
駐日ウガンダ共和国大使館
住所: 東京都港区赤坂9-6-44 乃木坂フォレスト3階
電話番号:03-6384-5516
公式サイト: http://www.uganda-embassy.jp/
ウガンダの場所と行き方
ウガンダは東アフリカの内陸国で、ケニアやタンザニアと隣接しています。
日本からウガンダへ行くには、カンパラ近郊のエンテベ国際空港(Entebbe International Airport)を利用します。ドバイ(エミレーツ航空)やカタール(カタール航空)を経由するルートが一般的です。
ウガンダの地理的特徴

ウガンダは赤道直下に位置し、標高が高いため比較的過ごしやすい気候です。
国土の一部はビクトリア湖に面し、ナイル川の源流もあります。サバンナ、熱帯雨林、高地など多様な地形を持ち、ゴリラやライオンなどの野生動物が生息しています。
ウガンダの歴史

ウガンダはかつてブガンダ王国を中心に発展し、19世紀末にイギリスの植民地となりました。
1962年に独立しましたが、その後、イディ・アミン政権(1971-1979)の独裁や内戦など混乱が続きました。1986年以降はヨウェリ・ムセベニ大統領のもとで政治が安定し、経済発展が進んでいます。
ウガンダの治安

ウガンダは観光客にとって比較的安全ですが、スリや詐欺には注意が必要です。特にカンパラでは夜間の外出を控え、タクシー(特にバイクタクシーのボダボダ)を利用する際は信頼できる業者を選びましょう。
また、国境付近や一部の地方では武装グループの活動が報告されているため、渡航情報を確認してから訪れることが重要です。
海外安全ホームページ(ウガンダ): 危険・スポット・広域情報
ウガンダの文化と習慣

ウガンダの文化は、多民族国家ならではの多様性に富んでいます。
主要民族のバガンダ族を中心に、約50の民族が独自の伝統を持ち、王国制度(カバカ)が現在も象徴的に残っています。
音楽とダンスは生活の一部で、伝統楽器「エンゴマ(太鼓)」を使った演奏が盛ん。布を巻きつける民族衣装「ゴメシ」も特徴的です。
英語とスワヒリ語が公用語ですが、ルガンダ語などの地域言語も広く話されています。挨拶やお辞儀を重視する礼儀正しい文化が根付いており、コミュニティ意識が強いのも特徴。
人々はフレンドリーで、握手や軽いお辞儀で挨拶をしてくれます。
ウガンダの有名な場所

ビクトリア湖(Lake Victoria):アフリカ最大の湖で、リゾートや釣りが楽しめる。
ムルチソンフォールズ国立公園(Murchison Falls National Park):ナイル川の壮大な滝と豊かな野生動物が見どころ。
ブウィンディ原生国立公園(Bwindi Impenetrable National Park):マウンテンゴリラのトレッキングで有名。
ウガンダの有名な食べ物

ウガンダの代表的な料理は「マトケ」と呼ばれる調理用バナナで、蒸したり煮込んだりして提供されます。また、「ロレナ」という豆と野菜のシチューも人気です。
ナイルパーチ(淡水魚)のグリルや、チャパティを使った「ロレックス」(卵巻きロール)もおすすめ。
ウガンダならではのローカルフードをいろいろ試してみてください。
ウガンダの有名な特産品・お土産

ウガンダコーヒー:高品質なアラビカ種が有名。
カンガ(布):カラフルな伝統的布製品。
木彫りの民芸品:動物や仮面をモチーフにした置物。
コーヒーやカンガはかさばらずにお土産に最適!喜ばれましたよ。
ウガンダの交通事情

ウガンダではバイクタクシー(ボダボダ)が一般的ですが、安全面で注意が必要です。
市内移動にはタクシーやミニバス(マタツ)も利用されます。都市部であれば、
GarideやUberが使えるので、アプリをダウンロードしておくと便利。
鉄道は整備されておらず、都市間移動には長距離バスが主流です。
ウガンダの気候

ウガンダは赤道直下に位置するものの、標高が高いため比較的温暖な気候が特徴です。年間を通じて気温は穏やかで、平均気温は20〜27℃程度。
首都カンパラ(Kampala)などの低地ではやや暑く、標高の高いカバレ(Kabale)などでは涼しくなることもあります。
ウガンダには明確な四季はなく、雨季と乾季が交互に訪れます。
雨季(3〜5月、9〜11月):短時間の激しいスコールが多く、特に4月と11月は降水量が多め。
乾季(6〜8月、12〜2月):比較的晴れの日が多く、観光に適したシーズン。
降水量は地域によって異なり、ビクトリア湖(Lake Victoria)沿岸は湿度が高く、降水量も多めですが、北部は乾燥していることが多いです。
旅行前の準備

両替:米ドルから現地通貨に両替可能。
予防接種:黄熱病のワクチンが必須です。
SIMカード:現地で購入可能で、AirtelやMTNが主要キャリア。
配車アプリのダウンロード:GarideやUberが使用可能。
アメ:子どもたちに配る用。ウガンダでは働いている子どもたちがたくさんいます。小さな飴とかを持っていると、あげるのに便利。ただし、そこにいる子ども全員分がないときはあげないほうが無難。取り合いになったり、もらえない子がいたりすると、逆効果です。
ウガンダの基本情報まとめ

ウガンダは、美しい自然や多様な文化、そしてフレンドリーな人々が魅力の国です。旅行前にビザや予防接種の準備をしっかり整え、安全な移動手段を選ぶことで、より快適に滞在できます。
観光ではゴリラトレッキングやビクトリア湖の絶景を楽しみ、ウガンダ料理や特産品にも触れてみてください。
治安には十分注意しつつ、ウガンダの豊かな自然と文化を存分に満喫しましょう!


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