
ケニア観光で行ってよかったスポット10選!おすすめサファリから世界遺産まで紹介
目次
Toggleケニア共和国(Republic of Kenya)は、壮大なサバンナと野生動物、ユニークな文化や歴史を持つ魅力的な国です。
世界的に有名なマサイマラ国立保護区や、アフリカ最高峰のキリマンジャロを望むアンボセリ国立公園など、大自然の素晴らしさを体感できるスポットが満載。さらに、インド洋に面した美しいビーチや、歴史的な都市モンバサなど、自然と文化の両方を楽しめます。
この記事では、ケニア旅行で訪れるべきおすすめ観光スポットを詳しく紹介します。
ケニアの観光MAP
①マサイマラ国立保護区
マサイマラ国立保護区(Masai Mara National Reserve)は、世界でも有数の野生動物の楽園。ライオン、ゾウ、キリン、チーターなどの野生動物が生息し、特に毎年7月から10月にかけてのヌーの大移動(Great Migration)は圧巻の光景です。

サファリツアーに参加すれば、四駆の車に乗って動物たちを間近で観察できます。運が良ければ、ヒョウやハイエナの狩りの瞬間にも出会えるかもしれません。
初めてサファリをする人、壮大な自然と野生を体感したい人、どちらにもおすすめ。サファリの後は、マサイ族の村でマサイの人たちと交流するのも楽しみの1つです。

②レイク・ナクル国立公園

レイク・ナクル国立公園(Lake Nakuru National Park)は、フラミンゴの大群が生息することで知られる絶景の湖を中心とした保護区です。近年は水位の変動によりフラミンゴの数が減っていますが、サイやキリン、バッファロー、ライオンなどの野生動物も多く生息しています。
公園内の展望台からは、湖と広大なサバンナの壮大な景色を一望でき、写真スポットとしても人気です。野生動物観察と美しい風景を楽しめる、ケニア屈指のサファリスポットです。
③ナイバシャ湖(Lake Naivasha)

ナイバシャ湖(Lake Naivasha)は、ケニアのグレート・リフト・バレーに位置する淡水湖で、多様な野生動物が生息しています。特にボートサファリが人気で、水辺に暮らすカバや多種多様な水鳥を間近で観察できます。
湖の周辺には、キリンやシマウマが歩く自然保護区もあり、大自然の中でリラックスした時間を過ごせます。
ナイロビから日帰りで訪れることもできるため、アクセスの良さも魅力の一つです。
④アンボセリ国立公園

アンボセリ国立公園(Amboseli National Park)は、アフリカ最高峰のキリマンジャロを背景に、象の群れが歩く姿が象徴的な国立公園。
特に朝や夕方は美しい光景が広がり、写真撮影にも最適です。バードウォッチングの名所としても知られ、多くの渡り鳥が訪れます。
⑤レイク・トゥルカナ国立公園【世界遺産】

レイク・トゥルカナ国立公園(Lake Turkana National Parks)は、ケニア北部に位置する世界最大のアルカリ湖、トゥルカナ湖を含むユネスコ世界自然遺産。
独特のエメラルドグリーンの湖と周囲の荒涼とした風景が特徴で、太古の人類の化石が発見されたことでも有名です。
湖周辺ではワニやフラミンゴの姿も見られ、考古学と自然が融合する貴重なスポットです。場所が少し離れているためアクセスしづらく、訪れるならツアーがおすすめです。
⑥モンバサ(Mombasa)

モンバサ(Mombasa)はケニア最大の港湾都市で、美しいインド洋のビーチと歴史的な名所が魅力。白砂の海岸ではシュノーケリングやダイビングが楽しめ、特にダイアニビーチ(Diani Beach)は人気のリゾート地です。
市内には16世紀に建設された世界遺産のジーザス要塞(Fort Jesus)があり、ポルトガル統治時代の歴史を感じられます。
スワヒリ文化の影響が色濃く残る旧市街を散策し、海鮮料理やスパイスの効いた地元料理を味わうのもおすすめです。
⑦ラム旧市街【世界遺産】

世界遺産のラム旧市街(Lamu Old Town)は、ケニア沿岸部のインド洋に面したラム島にある、スワヒリ文化を色濃く残す歴史的な町。16世紀からのアラブ、ペルシャ、インドの影響を受けた建築が魅力です。
車がほとんどなく、ロバが主な交通手段という独特な雰囲気も楽しめます。町を歩けば、迷路のような細い路地や美しい彫刻が施されたドアが目を引き、タイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。
⑧ナイロビ国立公園

ナイロビ国立公園(Nairobi National Park)は、首都ナイロビからわずか30分で訪れられる、都市近郊のサファリパーク。
高層ビルを背景にライオンやサイが歩く光景は、ここでしか見られないユニークな体験です。サファリドライブは半日でも十分楽しめるため、時間がない旅行者にもおすすめ。
⑨ジラフセンター(Giraffe Centre)

ナイロビ郊外にあるジラフセンター(Giraffe Centre)は、、キリンと触れ合える施設。絶滅危惧種のロスチャイルドキリンの保護を目的とした施設で、キリンに直接エサをあげたり、キスをしたりできる貴重な体験ができます。
私も円形状の草の塊のような餌を口にくわえてキスに挑戦!思いっきり顔をベロンとなめられました。(笑)
野生動物目的の人には物足りないかもしれませんが、家族連れや動物好きにはおすすめです。
⑩ゾウの孤児院

シェルドリック・エレファント・オーファネージ(Sedrick Elephant Orphanage)は、ケニアのナイロビにあるゾウの孤児院です。ここでは、密猟や事故で親を失った子象たちが保護され、リハビリを受けた後、野生へ戻る準備をします。
見学時間には、スタッフが象の保護活動について説明しながら、ミルクを与える様子を間近で見られます。子象たちが遊ぶ姿はとても愛らしく、環境保護の大切さを実感できる貴重なスポットです。
ケニアのおすすめツアー

ケニアには、ナイロビからの日帰りツアーから4WDで行く複数日のツアーまで多彩なツアーがあります。目的に合わせて上手に活用してください。
ケニア旅行のベストシーズン

ケニア観光のベストシーズンは、乾季の6月~10月と12月~3月です。
特に、7月~10月はマサイマラでヌーの大移動が見られる最高の時期。乾季は動物が水場に集まりやすいため、サファリにも最適です。
一方、雨季(4~5月、11月)は公園内の道路がぬかるみやすいですが、観光客が少なく、料金も安めになるメリットがあります。
ケニア旅行での注意事項

マナー:写真撮影時は現地の人に許可を取る。野生動物には近づかない。
服装:日差しが強いため、帽子やサングラス、長袖を持参。夜は冷えるため、防寒具も必要。
必需品:虫除けスプレー、日焼け止め、トレッキングシューズ、常備薬。
治安:都市部ではスリに注意し、夜の外出は控える。公式ツアーを利用するのが安心。
ケニアの観光のまとめ

ケニアは、壮大なサファリ体験だけでなく、美しいビーチや歴史的な街並み、文化的な体験も楽しめる国です。
特に、マサイマラでの動物観察やアンボセリ国立公園でのキリマンジャロの眺めは、一生の思い出になること間違いなし。
ナイロビを拠点にしながら、サファリやビーチリゾート、歴史的な都市を巡ることで、ケニアの魅力を存分に堪能できます。ぜひ、次の旅行先にケニアを検討してみてください!


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