アンゴラ観光で一度は訪れたい人気の絶景スポット12選とおすすめ旅行情報
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Toggleアンゴラはアフリカ南西部に位置する国で、豊かな自然景観や歴史的な名所が多く、気候や治安も安定していることから、人気の観光地として注目されています。大西洋に面した美しい海岸線から、歴史ある要塞や自然保護区まで、手付かずの自然や文化に触れる絶好の機会が広がり、多彩な体験を楽しむことができるのが魅力です。
首都のルアンダは、近代的な建築物や活気ある文化が見られますが、国土の大部分は自然に恵まれた地域で覆われています。その地形は多様で、砂漠から山地、森林、そして海岸線までが広がり、この多様性は、野生動物や植物の種類も豊富で、多くの生態系を支えています。
今回は、アンゴラ観光で訪れるべき絶景スポットや基本情報を詳しくご紹介します。
アンゴラの基本情報
首都:ルアンダ (Luanda)
アンゴラ最大の都市であり、経済・文化の中心地。大西洋沿岸に位置し、港湾都市としても重要な役割を果たしています。
人口:約3,500万人
アンゴラは多民族国家で、オビンブンド族、ムブンド族、キンブンド族などが主要な民族を構成しています。
通貨:クワンザ(Kwanza, AOA)
1クワンザ=100センティモ
公用語:ポルトガル語
その他、各民族によるウンブンド語、キンブンド語など。
宗教:キリスト教(主にカトリック)
アンゴラの人口の約90%がキリスト教徒で、その中でもカトリック教徒が多数を占めています。その他、プロテスタントや伝統的な宗教も存在します。
治安:アンゴラの治安は、特にルアンダなどの都市部で犯罪率が比較的高いとされています。スリや強盗などの軽犯罪が多発するため、旅行者は注意が必要です。また、内陸部や特定の地域では、過去の内戦の影響が残っており、地雷が存在する可能性があるため、観光には細心の注意が求められます。
気候:熱帯性気候
アンゴラは熱帯気候に属し、海岸部は温暖で、内陸部に行くにつれて乾燥した気候となります。11月から4月までが雨季、5月から10月までが乾季で、乾季は比較的涼しい気候です。
アンゴラは自然と都市のコントラストが美しい国で、冒険心に満ちた旅行者にとって特に魅力的な目的地です。
①カランドゥラ滝/Kalandula Falls
ヴィクトリアフォールに続き、アフリカで2番目に大きな滝と言われているカランドゥラ滝(Kalandula Falls)は、アンゴラのクアンザ・ノルテ州に位置しています。その壮大な姿と美しい景観はまさに自然の驚異。オンボ川(Kwanza River)にあり、その滝壺の水量と高さは圧倒的なもので、訪れる人々の心を奪います。
高さが100メートル以上にも達する壮大な落差を誇り、その迫力ある水しぶきと轟音は圧巻の一言。その存在感はまるで自然が創り出した芸術作品のようで、特に雨季には水量が増し、滝はより壮大な姿を見せます。
周囲に広がる緑豊かな景色と調和しており、滝の周辺には、美しい自然の中でピクニックやキャンプを楽しむことができます。家族や友人とのひとときを過ごすのに最適な癒しスポットです。
カランドゥラ滝は、アンゴラの自然の美しさと壮大さを象徴する重要な観光地の一つで、その迫力ある姿と美しい景観は訪れた人にとって忘れられない景色となるでしょう。
滝つぼまで下ることができますが、かなり急な坂と足場が悪く、滑りやすいため、必ずガイドと一緒に降りるようにしてください。
住所:W2G2+9C4, Est. Quedas de Kalandula, Calandula, アンゴラ
入場料:無料
ガイド費:要交渉 滝下まで行くのに目安KZ5,000
駐車場:あり・無料
営業時間:24時間
興味のある方は、カランドゥラ滝を訪れた時の記事も参考にしてください。
②ミラドウロ・ダ・ルア/Miradouro Da Lua
Miradouro Da Lua(ミラドウロ・ダ・ルア)は、アンゴラの首都ルアンダから車で約40キロメートル離れた場所に位置する、神秘的な自然の絶景ポイント。その名前は、「月の展望台」という意味で、その地形が月の表面のような風景を思わせることから名付けられました。
この場所は、風や水によって浸食された砂岩が形成された地形で、灰色や茶色の岩が独特の模様を描きます。特に、太陽の光が地形の凹凸を照らし、神秘的で幻想的な雰囲気を醸し出す夕暮れ時には、多くの観光客や写真愛好家が訪れ、幻想的な景色を楽しんでいます。この神秘的な場所で静寂と大自然の息吹を感じ、美しい景色を眺めていると、心を落ち着ついていくのを感じることができるでしょう。
Miradouro Da Luaは、アンゴラの自然の奇跡の一つであり、訪れる人々に異国情緒溢れる体験を提供します。その風景の美しさと不思議さは、心に深い感動を残し、忘れられない旅の思い出となること間違いなしです。
住所:Q3HQ+GV8, Belas, アンゴラ
入場料:無料
駐車場:あり・無料
営業時間:24時間
③サンミゲル要塞/Fortaleza de São Miguel
Fortaleza de São Miguelは、アンゴラの首都ルアンダに位置する歴史的な要塞です。16世紀にポルトガル人によって建設され、当初は海上交易の拠点として機能していました。その後、植民地支配の要として戦略的な役割を果たし、現在ではアンゴラの重要な観光名所の一つとなっています。
この要塞は、堂々とした石壁とタワーが特徴で、その建築物はポルトガルの影響を色濃く受けています。要塞内部には、歴史的な展示物や美術品が展示されており、訪れる人々に過去のアンゴラの歴史や文化を垣間見る機会を提供しています。
また、要塞の周囲には広大な庭園が広がり、壮大な海の景色を眺めながら静かな散策を楽しむことができます。特に夕暮れ時には、太陽が海に沈む光景が美しく、ロマンチックな雰囲気を演出します。
Fortaleza de São Miguelは、アンゴラの歴史と文化を象徴する重要な建築物であり、訪れる人々に深い印象を残します。その堅固な建造物と壮大な景観は、訪れる者を時代を超えた旅に誘いこんでくれるでしょう。
施設情報
住所:Calçada de São Miguel, Luanda, アンゴラ
営業時間:8:30~17:30
入場料:2000Kz
公式サイト:https://welcometoangola.co.ao/en/directorio/fortaleza-de-sao-miguel-de-luanda/
④ルアンダ島/Luanda Island
ルアンダ島は、アンゴラの首都ルアンダの中心部に位置し、都市の象徴的な観光地の一つです。この島は、歴史的な建造物、美しいビーチ、そして活気ある市場など、さまざまな観光スポットが集まっています。
まず、ルアンダ島の最も有名な観光地の一つは、マルガル・ドス・インディゲネス広場。この広場は、ポルトガル植民地時代の建築物や彫刻が点在し、歴史的な雰囲気を漂わせています。また、広場周辺には美術館やカフェがあり、文化的な体験を楽しむことができます。
さらに、ルアンダ島では美しいビーチが楽しめます。特にイルア・ド・カボやイルア・ド・ムサル・ダス・トゥルテガスなど、清澄な海水と白い砂浜が広がるビーチは、リゾート地として人気があります。日光浴や水泳、ウォータースポーツを楽しんだ後には、ビーチ沿いに並ぶ、おしゃれなレストランやCafeでひと休みするのもいいでしょう。
また、ルアンダ島には多くの市場があり、地元の食材や工芸品、衣料品などが販売されています。市場を訪れると、地元の人々との交流や地元の文化に触れることができ、貴重な体験となります。
ルアンダ島は、アンゴラの魅力的な観光地の一つであり、歴史と文化、そして自然の美しさが融合した場所です。訪れる人々に、多様な魅力を提供し、忘れられない体験を与えてくれることでしょう。
⑤未知の戦士の記念碑/Monument of the Unknown Soldier
Monument of the Unknown Soldier(未知の戦士の記念碑)は、アンゴラの首都ルアンダに位置する、戦争で犠牲になった兵士たちを追悼するための重要な記念碑です。この記念碑は、アンゴラの独立戦争や内戦で命を落とした兵士たちを称えるために建設されました。
この記念碑は、その荘厳な姿と深い意味によって、多くの人々の心を打ちます。高い石碑や印象的な彫刻、そして周囲の静かな庭園が、追悼の空気を醸し出しており、多くの人々が、ここで犠牲になった人々に対する敬意を捧げ、平和への祈りを捧げています。
「未知の戦士の記念碑」は、アンゴラの歴史とその国民の団結を象徴する重要な象徴です。訪れる人々は、この記念碑を通じて、戦争の犠牲者への敬意を表し、平和への願いを共有することができます。戦争の悲惨さと平和の尊さについて考える機会として訪れてみるのもよいでしょう。
⑥ルアンダ大聖堂/Luanda Cathedral
ルアンダ大聖堂(Luanda Cathedral)は、アンゴラの首都ルアンダに位置する歴史的な建築物であり、その壮麗な外観と重厚な雰囲気が訪れる人々を魅了します。
Church of Our Lady of Remediesとも呼ばれているこの大聖堂は、ポルトガル植民地時代に建てられ、その後何度か修復や改築が行われてきました。建物の外観は、ゴシック様式とバロック様式の影響を受けており、特に高い尖塔と豪華な入口が印象的です。大聖堂の内部には、美しいステンドグラスや彫刻、聖画が飾られ、その壮大な雰囲気が訪れる者の心を打ちます。
ルアンダ大聖堂は、アンゴラのカトリック教会の中心としての重要な役割も果たしており、多くの信者が礼拝に訪れ、特に重要な宗教行事や祭典の際には、大聖堂は熱気に包まれます。
ルアンダ大聖堂の荘厳な姿は、アンゴラの豊かな歴史とその建築的な美しさを象徴しています。
⑦ウォーターフロント/Luanda Bay Waterfront
ルアンダ湾ウォーターフロントは、アンゴラの首都ルアンダに位置する美しい海岸沿いの遊歩道です。青い海に囲まれ、活気ある都市の中心にありながら、リラックスした雰囲気を提供しています。
美しい夕日を眺める絶好のスポットとしても知られており、夕暮れ時になると、空がオレンジ色やピンク色に染まり、海に映る夕日の光景は息をのむ美しさ。散歩やジョギング、自転車に乗るなど、アクティビティを楽しみながら夕日を眺めることができます。
また、多くのレストランやカフェが並んでおり、海岸沿いで新鮮なシーフードや地元の料理を楽しむことができます。海風を感じながら食事をするのもいいでしょう。
さらに、美しい公園や広場もあり、家族や友人と一緒に過ごすのに最適です。ピクニックを楽しんだり、子供と遊んだりすることができますよ。また、地元の音楽やダンスパフォーマンスが行われることもあり、地元の文化を体験する機会となります。
ルアンダ湾ウォーターフロントは、自然と都市の両方の魅力を堪能できる場所です。観光の合間にふらっと立ち寄ることもできるので、心地よいリラックスと楽しい時間を過ごしてくださいね。
⑧ルバンゴ/Lubango
ルバンゴは、アンゴラの首都ルアンダから車で約30分の距離に位置する都市で、その美しい自然や文化的な魅力で知られています。特に、ルバンゴにある象徴的な観光地の一つが、Cristo Rei(キリスト・レイ)像です。
Cristo Reiは、高さ約30メートルの巨大なキリスト像で、ルバンゴ市内から見える丘の上に立っています。この像は、ポルトガルの建築家によって建てられ、1957年に完成しました。その迫力ある姿は、ルバンゴのシンボルとして市民に愛されています。
Cristo Reiの周囲には、美しい景観が広がっており、ルアンダ湾や市街地を一望することができます。特に夕日が巨大なキリスト像を照らし、幻想的な光景を生み出す夕暮れ時はおすすめ。素晴らしい景色を楽しみながら、写真を撮ったり、リラックスしたりするのに最適です。
また、市内には伝統的な市場や工芸品店があり、地元の文化や芸術に触れることができます。さらに、近くには美しいビーチが広がっており、海水浴や水上スポーツを楽しむこともできます。
ルバンゴのCristo Reiの存在は、市民にとって象徴的な存在であり、観光客にとっても必見のスポットです。
⑨ガングラに架かる橋/Gangula
アンゴラのGangulaには、美しい自然景観と歴史的な建造物があります。特に、Ponte sobre o KeveとPonte das Quedas do Bingaという2つの橋は、その独自の魅力で訪れる人々を魅了しています。
まず、Ponte sobre o Keveは、Keve川に架かる壮大な橋で、その美しい景観と風光明媚な周辺地域が特徴です。橋から眺める景色は息をのむほど美しく、特に日の出や日没時には幻想的な光景が広がります。訪れる人々は、橋の上から流れる川や周囲の自然を楽しみながら、素晴らしい写真を撮ることができます。
Ponte das Quedas do Bingaは、Binga滝にかかる橋で、その壮大な自然美と滝の迫力は一見の価値あり。橋から滝を眺めると、豪快に流れ落ちる水しぶきと、周囲の緑豊かな景色が一体となって、息をのむ美しさを生み出します。特に雨季には、滝の水量が増え、その迫力はさらに増します。
これらの橋は、アンゴラの自然の美しさとその豊かな歴史を象徴する場所であり、訪れる人々に不思議な魅力を与えます。橋を渡ることで、自然と調和したひとときを過ごし、アンゴラの美しい景色に心を奪われることでしょう。
⑩ミラドウロ・ダ・トゥンダヴァラ/Miradouro da tundavala
Miradouro da Tundavala(ミラドウロ・ダ・トゥンダヴァラ)は、アンゴラ南部に位置する絶景ポイント。その壮大な景観と迫力ある断崖絶壁が訪れる人々を魅了します。
この場所は、標高約2,000メートルに位置し、ミラドウロ(展望台)からは、広大なサバンナと深い峡谷が広がる壮大な景色を眺めることができます。特に夕日が沈む時間帯には、その美しい景色がさらに鮮やかに彩られ、感動的な風景をみられるのでおすすめです。
アンゴラの自然の壮大さと神秘性を体感できる場所として人気があり、断崖絶壁のそばには、深い峡谷が広がり、その深さや広がりに圧倒されます。また、この地域は鳥の生息地で、運がよければ多くの野生生物を見ることができるかもしれません。
Miradouro da Tundavalaでは、自然の息吹と広がる景色に包まれ、日常の喧騒から解放されることでしょう。アンゴラの美しい自然を体験し、その壮大な景観に心を奪われる旅を楽しんでください。
⑪戦車の墓/ Old Tank Wrecks
アンゴラには、戦争や紛争の痕跡として、かつて使用されていた戦車の残骸があちこちに点在しています。さまざまな場所で見ることができますが、特にルアンダ周辺や国内の他の主要都市周辺に多く存在しているようです。
これらの古い戦車の残骸は、アンゴラが過去に経験した歴史的な出来事を物語る貴重な遺産。アンゴラ内戦や他の紛争で使用され、戦闘や衝突の結果として放置されたものたちです。生々しく残る傷跡は、歴史や戦争の記憶を保存し、訪れる人々に過去の出来事を思い起こさせます。
一部の残骸は修復され、戦争博物館や記念碑として保存されている場合もありますが、他のものは自然の中に放置され、荒廃しています。
古い戦車の残骸は、訪れる人々に歴史的な教訓や平和への願いを伝える重要な役割。アンゴラの過去の試練や苦難を物語り、同時に国の再建と平和への努力を象徴しているようです。
⑫アンゴラの飛び地 カビンダ/Cabinda
カビンダ(Cabinda)は、アンゴラの北部に位置する飛び地であり、その独自の文化や美しい自然が訪れる人々を魅了する魅力的な地域です。カビンダはコンゴ民主共和国とコンゴ共和国に囲まれており、アトランティック海に面しています。
カビンダは、豊かな自然と美しいビーチが特徴です。特に、ビーチリゾートのカビンダ島やプント・ド・カレポ、アマリアビーチなど、透明度の高い海水と白い砂浜が広がるビーチがあります。
ここでは、日光浴や水泳、シュノーケリングなどのウォータースポーツを楽しみましょう。また、カビンダ市内には、ポルトガル植民地時代の建築物や博物館があり、地元の歴史や文化を学ぶこともできます。
アンゴラおすすめスポットまとめ
アンゴラは、その豊かな自然美や歴史的な遺産、そして多様な文化が混在する魅力的な国。本記事では、アンゴラ観光の見どころとして、さまざまな場所を紹介しました。
アンゴラには、自然と文化が融合した魅力的な観光スポットが数多くあります。基本的な注意は必要ですが、治安も比較的よいので、安心して旅行することができます。
ぜひ、アンゴラを訪れて、その魅力を存分に味わってみてくださいね。