
バーレーンってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報【2025年最新】
目次
Toggleバーレーンは中東のペルシャ湾に浮かぶ島国で、古代文明の歴史と近代的な発展が融合した魅力的な国。観光地としての知名度はまだ高くありませんが、美しいモスクや歴史的な遺跡、高級リゾートなど、多彩な魅力を持っています。
この記事では、バーレーンを旅行する前に知っておきたい基本情報や注意点をまとめました。
バーレーンの基本情報

位置: ペルシャ湾に位置し、サウジアラビアとカタールに隣接する島国
時差: 日本との時差は-6時間
首都: マナーマ(Manama)
国旗: 赤と白の二色で、白いジグザグの境界線が特徴的
人口: 約170万人
言語: アラビア語(公用語)、英語も広く通じる
通貨: バーレーン・ディナール(BHD)
宗教: イスラム教(国教)
コンセントタイプ: BFタイプ(電圧:230V、周波数:50Hz)
バーレーンの観光ビザと大使館情報
バーレーンの観光ビザ
バーレーン入国には査証が必要です。到着時に空港で取得することができます
シングルビザ(2週間滞在): 5BD
マルチビザ(1ヶ月滞在・3ヶ月有効): 12BD
支払い方法: 現金(BHD・USD)またはクレジットカード
事前にオンラインでの申請も可能ですが、料金は少し高くなります。
シングルビザ: 9BD(査証料+使用料)
マルチビザ: 16BD(査証料+使用料)
公式サイト:http://www.evisa.gov.bh/
また、入国後に滞在を延長する場合は、バーレーン内務省(NPRA)に申請が必要です。
大使館情報
在バーレーン日本国大使館
住所: House No.55, Salmaniya Avenue, Block No.327, Bahrain
電話番号:+973-1771-6565
公式サイト: https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html
駐日バーレーン大使館
住所: 東京都港区赤坂1-11-36 レジデンス・バイカウンテス710号
電話番号: 03-3584-8001
公式サイト: http://www.bahrain-embassy.or.jp/jp/
バーレーンの場所と行き方
バーレーンは中東のペルシャ湾に位置し、サウジアラビアの東側にあります。
日本からの直行便はありませんが、ドバイやドーハ、イスタンブールなどを経由して、マナーマのバーレーン国際空港(Bahrain International Airport)へアクセスできます。
主な航空会社
エミレーツ航空:ドバイ経由
エティハド航空:アブダビ経由
カタール航空:ドーハ経由
トルコ航空:イスタンブル経由
また、キング・ファハド・コーズウェイ (King Fahad Causeway)で、サウジアラビアへ陸路での移動も可能です。
バーレーンの地理的特徴

バーレーンは約30の島々からなる群島国家で、平坦な地形が特徴です。最高地点でも海抜135メートル程度で、砂漠気候になっています。
主要都市であるマナーマ(Manama)は北東部の島に位置し、湾岸沿いにはリゾートホテルが並んでいます。
バーレーンの歴史

バーレーンは古代から交易の中心地として栄え、紀元前3000年ごろにはディルムン文明が発展しました。
その後、ペルシャ帝国、ポルトガル、オスマン帝国などの支配を経て、20世紀にはイギリスの保護領となりました。1971年に独立を果たし、現在は立憲君主制のもとで発展を続けています。
バーレーンの文化と習慣

イスラム教が国教であり、礼拝やラマダンなどの宗教行事が日常生活に深く根付いています。
公共の場では肌の露出を控えた服装が推奨されており、特に女性は配慮が求められます。また、厳格ではありませんが、文化をリスペクトして公共の場で異性と手をつなぐことは避けた方が良いでしょう。
バーレーンの治安と旅行の注意点

バーレーンは中東諸国の中でも比較的治安が良いとされていますが、テロや政治デモのリスクには注意が必要です。
観光地でのスリや盗難は少ないものの、夜間の一人歩きや特定のエリアへの立ち入りは控えた方が良いでしょう。また、イスラム圏ならではの文化的なルールを尊重することが大切です。
バーレーンの有名な食べ物

マクブース(Machboos):スパイスで味付けした米と肉や魚を組み合わせた炊き込みご飯
ハリース(Harees):小麦と肉を長時間煮込んだ粥状の料理
サンブーサ(Samboosa):スパイス風味の肉や野菜を詰めた揚げパイ
バーレーンの有名な特産品・お土産

バーレーンパール(真珠):バーレーンは古くから真珠の産地として知られています。
デーツ(ナツメヤシ):中東ならではの甘い果物で、お土産に最適です。
スパイス類:シナモンやカルダモンなど、現地の料理に使われるスパイスが人気。
陶器:中東らしいデザインの香炉やオーナメントもおすすめ。アリ村では手作り体験もできます。
バーレーンの世界遺産と観光名所

バーレーンには世界遺産が3つあります。
世界遺産
バーレーン要塞(Qal’at al-Bahrain):古代ディルムン文明の遺跡で、歴史好きには必見!
ディルムンの墳墓群(Dilmun Burial Mounds):バーレーン各地に点在する数千もの古墳群。紀元前3000年頃の遺跡です。
真珠採り、島の経済を物語るもの(Pearling, Testimony of an Island Economy):バーレーンのパール採取の歴史的遺産。
観光名所
アル・ファティフ・モスク(Al Fateh Grand Mosque):国内最大級の美しいモスク
バーレーン・ナショナル・ミュージアム:バーレーンの歴史と文化を学べる博物館
交通手段と移動のコツ

バーレーン国内の移動手段としては、タクシーや配車アプリ(UberやCareem)が便利。公共交通機関はバスのみで、本数が少なく観光にはやや不便なため、レンタカーを利用するのもおすすめです。
公共交通では行けない観光場所もあるため、見どころを効率的に回るには、ツアーを利用するのもいいでしょう。
サウジアラビアへは、キング・ファハド・コーズウェイ(King Fahd Causeway)を使って陸路で行くことも可能です。
バーレーンの観光ツアーは以下をクリック
バーレーンの天気とベストシーズン

バーレーンは砂漠気候で、夏(6~9月)は気温が40℃を超える猛暑となります。
観光に最適なシーズンは10月~4月で、特に冬場(12~2月)は気温が20℃前後と過ごしやすいです。夏は熱中症対策が必須です。
旅行前に準備しておきたいこと

両替:現地通貨(BHD)への両替は空港や銀行で可能です。国際対応のデビットカードがあればATMでも引き出せるので便利です。
予防接種:特に推奨されるものはありませんが、基本的なワクチン接種は確認を。
SIMカード:空港や市内の通信ショップで購入可能。eSIM対応の通信プランもあり。
Lapinの旅日記:バーレーン入国編

ちょっと石油を掘りにサウジアラビアまで…の前に、サウジアラビアへは陸路で行きたい、という勝手なこだわりで、まずはバーレーンから。
仕事で香港にいたので、香港〜バンコク〜バーレーンへと飛びます。
しかーし、久しぶりの旅で忘れてた。
空港のチェックイン時には戻りのチケットがないといけないこと!
香港でチェックインカウターのお姉さんに帰国のチケット持ってないと乗せない!今すぐ買って!と言われ、仕方なくニセ予約。(旅の予定まだ決めてないので買いたくない。)
香港なんとか逃げ切れた。
しかし、トランジットのバンコクで、またまた帰りのチケット買え買え攻撃。
仕方なく、またまたニセ予約。神様ごめんなさい。。
バーレーンのイミグレーションでは、陸路でサウジアラビアにバス移動予定、と言ったら「OK」と、あっさり終了。入国できた。
オンラインビザもイミグレで直接お金払うだけで、入国カードだの、ビザ申請用紙など、面倒な書類一切なし。シンプルで素晴らしい!
けど、あとで知ったけど、オンラインビザのほうが高い!なんでよ(# ゚Д゚)
みなさん、ビザは直接空港でアライバルしたほうが安いですよー。
そして、バーレーンのお金の単位がちいさすぎてわかりづらい…
2分の1ってなんやー!
1BHD 約400円 2分の1BHD札は200円。
頭の中のレート変換がちょっと面倒。
こんなに単位が小さいと、間違えて10倍で支払っちゃいそうでやだな。
気をつけなくちゃ。
ひとまず入国で来たので、東京と川崎をあわせた面積と同じくらいらしい、小さな国バーレーンを満喫して参ります!
バーレーンの基本情報まとめ

バーレーンは、歴史的遺産と近代的な都市が共存する魅力的な国です。
小さいながらも見どころがいっぱいで、短期旅行でも十分に発見と刺激を堪能できるでしょう。
イスラム文化を尊重しながら、安全に旅行を楽しんできてください!


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