
ベラルーシってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報【2026年度版】
目次
Toggleベラルーシ(Republic of Belarus)は、ロシア(Russia)、ウクライナ(Ukraine)、ポーランド(Poland)、リトアニア(Lithuania)、ラトビア(Latvia)に囲まれた東ヨーロッパの内陸国。首都ミンスク(Minsk)を中心に、歴史ある城や森、伝統文化が残る地域として知られています。
しかし近年の政治情勢や外務省の危険情報により、旅行計画には入念な準備と最新情報の確認が必要です。
この記事では、ベラルーシ旅行に欠かせない基本情報・ビザ・治安・文化・物価・気候・注意点など2026年の最新情報と、2017年訪問時のトラブルをまとめました。
ベラルーシの基本情報

正式国名:ベラルーシ共和国(Republic of Belarus)
位置:東ヨーロッパ(ロシア・ウクライナ・ポーランド等に隣接)
時差:日本との時差 −6時間程度(UTC+3)
首都:ミンスク(Minsk)
国旗:赤・緑・伝統模様の旗(Belarus flag)
人口:約910万人前後
言語:ベラルーシ語(Belarusian)、ロシア語(Russian)
通貨:ベラルーシ・ルーブル(Belarusian Ruble, BYN)
宗教:ロシア正教(Eastern Orthodox)が主体
コンセントタイプ:2ピン丸型(タイプC/F)
ベラルーシの観光ビザ

日本国籍のパスポートを持っている方は、航空機(ミンスク National Airport 経由)でベラルーシに入国する場合、一定条件下で30日以内のビザ免除制度を受けることができます。
条件:出入国のときミンスク国立空港内の税関で国境を越えること。
滞在日数:入国日・出国日を含め30日以内
注意:ロシアとの入出国を予定している場合、ミンスク国立空港を利用する場合であってもベラルーシビザの取得が必要。
「ビザなしの30日間」で入国する際必要な書類:
1)パスポート
2)海外旅行保険書 (短期滞在の場合でも旅行保険の加入が必須。)
3)入国カード
4)お金 (現金や残高証明書) 1日あたり/BYN 58 ~ EUR 20 (~JPY 2600)
※詳細は国籍や入国方法によって異なります。
※ビザ・入国条件は予告なく変更されることがあるため、訪問前に公式ページで最新情報を必ず確認してください。
ベラルーシ大使館情報

在ベラルーシ日本国大使館(Embassy of Japan in Belarus)
住所:公式サイト参照
電話番号:公式サイト参照
公式サイト:外務省等で最新情報を確認してください。
駐日ベラルーシ共和国大使館(Embassy of the Republic of Belarus in Japan)
住所:〒141-0022 東京都 品川区 東五反田 5-6-32
電話番号:03-3448-1623
公式サイト:https://japan.mfa.gov.by/ja/
ベラルーシの場所と行き方
ベラルーシは東ヨーロッパ内陸に位置し、欧州主要都市から飛行機でアクセスします。
日本からは直行便がなく、フランクフルト(Frankfurt)、モスクワ(Moscow)など欧州主要都市経由でミンスク国際空港(Minsk National Airport)への乗り継ぎが一般的です。
首都ミンスクからは国内鉄道やバスで各地に移動できます。国境を接するポーランド、リトアニアなどとの陸路は政治状況により制限や条件があるため、最新の交通情報・査証要件を確認してください。
ベラルーシの治安

日本外務省など複数の安全情報では、ベラルーシ全土に 渡航中止勧告(レベル3) が発出されており、特にウクライナ国境付近は退避勧告(レベル4)とされています。
政治情勢の不透明さや特定行為に対する厳しい法規制があるため、治安状況には十分注意が必要です。一般的な犯罪(スリ・盗難等)も都市部で報告されており、貴重品管理など基本的な防犯対策を怠らないことが重要です。
ベラルーシの地理的特徴

ベラルーシは面積約20万7000 km² の内陸国で、平坦で森林や湿地が多く見られる地形が特徴です。
国土の多くが低地で起伏は少なく、ドニエプル(Dnieper)など複数の川が流れています。広大な森や豊かな自然に囲まれているため、野生動物やハイキングに適したエリアが点在しています。
気候は大陸性で、冬は寒く雪が多く、夏は比較的温暖ですが突然の降雨もあります。
ベラルーシの歴史

ベラルーシ地域は中世にリトアニア大公国やポーランド・リトアニア連合の支配下にあり、18世紀のポーランド分割後はロシア帝国の統治下に入りました。
20世紀に入りボリシェビキ勢力が台頭し、1922年にはソビエト連邦(USSR)の一共和国として組み込まれました。
1991年のソ連崩壊に伴い独立し、現在に至ります。独立後はアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の長期政権が続き、政治・社会の自由や言論の制限が課題となっています。
ベラルーシの文化と習慣

ベラルーシ文化は東スラブ文化を基盤とし、正教会の行事や伝統音楽、ダンス、刺繍などが根付いています。
人々の日常にはロシア語が広く使われ、ベラルーシ語の使用は地域により差があります。宗教行事(クリスマス、復活祭など)は生活文化と結びつきが深く、大都市でも伝統的な礼拝が行われています。地元の人々との会話では政治や内政問題を避け、礼儀正しく振る舞うことが安全かつ円滑な交流につながります。
ベラルーシの物価

ベラルーシは欧州の中でも比較的物価が抑えられており、日常品や交通費、飲食費が比較的安価。外食では地元レストランでの食事がリーズナブルで、都市部でもタクシーや公共交通機関の費用は他の欧州諸国に比べ低めです。
平均給与や生活費の指標は最新の統計を参照する必要がありますが、都市部の住居費や物価は欧州主要都市より低い傾向があります。
カード利用は都市部では可能ですが、地方では現金が主流です。
ベラルーシの有名な場所

ベラルーシには以下のような注目スポットがあります:
ネスヴィジ城(Nesvizh Castle):ユネスコ世界文化遺産に登録された歴史的城郭。
シュトルーヴェの測地弧(Struve Geodetic Arc):国際的な測地学の遺産。
ビャウォヴィエジャの森(Belovezhskaya Pushcha / Białowieża Forest):原生林とヨーロッパバイソンの生息地。
その他、ミンスクの旧市街や歴史的要塞なども見どころです。
ベラルーシのより詳しい見どころや実際に訪れてよかったスポットは、
▶ベラルーシの観光おすすめスポットまとめ で紹介しています。
ベラルーシの有名な食べ物

ベラルーシ料理はじゃがいもやキャベツなど地元食材を使った家庭料理が中心です。代表的な料理には、じゃがいものパンケーキ「ドラニキ(Draniki)」や、豚肉料理、ボルシチ(Borscht)などがあります。
地元のカフェや市場では季節の野菜や伝統的なスープ、地元のパンなども味わえます。
ベラルーシの有名な特産品・お土産

ベラルーシのお土産としては、地元の工芸品や木製品、刺繍製品、ジャムや蜂蜜などの食品、ウォッカなどの地元蒸留酒が人気です。
地元の市場では伝統的な工芸品も多く、文化を感じられる品が揃います。
ベラルーシのホテル事情
ミンスクや大都市には国際的なホテルブランドや中級~高級ホテルがあり、観光客向けの宿泊施設もあります。
ただし一部の施設では国際決済カードが使えない場合もあるため、事前に確認するか現金を用意してください。
地方部では小規模なゲストハウスや民宿もありますが、予約は信頼できるサイトを通じて行うことをおすすめします。予約サイトで最新の料金・空室状況をチェックして計画を立てましょう。
ベラルーシの交通事情

都市間の移動は鉄道、長距離バスが主要な手段。ミンスク中心部ではメトロ(Minsk Metro)やバス、トロリーバスが整備されており移動に便利です。
レンタカーでの移動も可能ですが、道路状況や交通ルールを事前に確認し、保険加入を忘れずに。交通機関は概ね時間に正確ですが、地方部では本数が少ない場合もあります。
ベラルーシの気候

ベラルーシは大陸性気候で、冬は非常に寒く雪が多く、夏は穏やかに暖かい気候です。
春と秋は変わりやすい天候が多く、雨具や防寒対策が欠かせません。
冬季はマイナスの気温が続くことがあり、しっかりした防寒装備が必要です。夏は20〜25℃程度ですが夕方に雨が降ることも多く、歩きやすい靴やレイヤー着が便利です。
旅行前の予備知識

両替:主要都市で両替可能ですが、地方では現金が必要な場合があります。
予防接種:特別な義務はありませんが、基本的なワクチンは渡航前に済ませてください。
SIMカード:空港や都市部で購入可能ですが、英語対応が限られる場合もあります。
インターネット:都市部ではWi-Fiが使える施設も多いですが、地方では不安定になることもあります。
ベラルーシ旅行での注意事項

政治的な話題や集会には関わらず、法律・規制に厳格な国であることを理解してください。国外メディアの報道やSNSでの政治発言などは現地では問題につながる可能性があります。
現金や貴重品は分散して保管し、深夜の単独行動は避けるなど基本的な安全対策を徹底してください。
また、最新の外務省情報を常に確認し、緊急時の連絡手段を確保しておきましょう。
ベラルーシ基本情報まとめ

ベラルーシ(Republic of Belarus)は東ヨーロッパの内陸国で、ミンスクを中心に豊かな歴史・文化と自然が魅力です。
一方で、治安や政治情勢の面で渡航前の最新情報チェックが不可欠。基本データ、ビザ・入国条件、治安、交通・気候・注意事項を押さえて、安全な計画準備を進めましょう。
※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。
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