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2月の海外旅行おすすめ18選!ベストシーズンの国と見どころを紹介

寒さの中にも春の兆しが感じられる2月。世界を見渡せば、カーニバルで賑わう国、美しい桜が咲き始める場所、南国の楽園など、多彩な旅先が広がります。

日本ではまだ肌寒い時期だからこそ、暖かい場所や季節のイベントを求めて海外へ!

この記事では、気候やイベントを活かした2月ならではのおすすめ渡航先をご紹介します。

①ブラジル・リオデジャネイロ(カーニバル)

ブラジル リオのカーニバル

おすすめの理由:世界最大のカーニバル開催

2月のリオは、世界的に有名なリオのカーニバルが開催される季節。豪華絢爛なパレードや音楽、色鮮やかな衣装とダンスで街中が熱気に包まれます。

サンバのリズムに合わせて一晩中盛り上がる祭典は、一生に一度は体験したいイベントのひとつ。真夏の南半球で、日本とはまったく違う熱気と活気を味わうことができます。

Lapinメモ:宿泊や移動は非常に混み合うため、数ヶ月前の早めの予約が必須です。観客席付きパレード鑑賞チケットも事前購入がおすすめ。

②パナマ(パナマ・シティ&ラス・タブラス)

パナマ カーニバル

おすすめの理由:ラテン系カーニバルで盛り上がる

パナマの2月は、南米でも有数の盛大なカーニバルシーズン。

首都パナマ・シティや、特に有名なラス・タブラスでは豪華な衣装、音楽、ダンスが街中を彩り、昼夜問わず熱気に包まれます。水かけ合戦「ムハデーロ」も特徴的です。

Lapinメモ:ラス・タブラスのカーニバルはかなりの混雑。宿泊先の確保は早めに。

③ボリビア・オルロ(カーニバル)

おすすめの理由:ユネスコ無形文化遺産の祭り

ボリビアのオルロで毎年2月頃に開かれるカーニバルは、先住民の伝統とキリスト教の要素が融合した世界的に珍しい文化行事。

2009年にユネスコの無形文化遺産に登録されており、ブラジル「リオのカーニバル」、ペルー「太陽の祭り」と並ぶ南米三大祭りの一つにも数えられています。

壮麗な衣装、ダンス、音楽による行進が数日にわたり行われ、その宗教的・文化的な奥深さに魅了されます。

Lapinメモ:標高3700mの高地のため、高山病対策をしておくと安心です。

④ハンガリー・モハーチ(ブショー・ヤーラーシュ)

ハンガリー 街並み

おすすめの理由:冬を追い払う仮面の奇祭

ハンガリー南部のモハーチで毎年2月に開催される「ブショー・ヤーラーシュ」は、冬の終わりを祝う民族的な仮面祭り。毛皮や恐ろしい仮面をまとった人々が街を練り歩く様子は独特で、ヨーロッパの異文化を味わうチャンスです。

Lapinメモ:ブダペストから日帰りも可能ですが宿泊が◎。

⑤フランス・ニース(カーニバル)

フランスの観光 ニース カーニバル

おすすめの理由:ヨーロッパ三大カーニバルの一つ

地中海沿岸の街ニースでは、2月にヨーロッパ屈指の「ニース・カーニバル」が開かれ、華やかなフロート(山車)や花合戦で有名です。

昼は花と音楽のパレード、夜はライトアップされた幻想的な行列が楽しめます。

Lapinメモ:周辺のコート・ダジュール観光も合わせて楽しめる。チケットは早めに手配を。

⑥イタリア(ヴェネツィア)

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おすすめの理由: 仮面カーニバルが開催される季節

2月のイタリア・ヴェネツィアでは、幻想的な仮面カーニバルが開催されます。中世の衣装や音楽、パレードが水の都を彩り、非日常の世界に浸れます。寒さの中にロマンが詰まった、一生の思い出になる旅になること間違いありません。

Lapinメモ: 宿は市内中心部が便利。混雑を避けるなら朝の早い時間帯が狙い目です。

⑦スペイン・カナリア諸島

カナリア諸島

おすすめの理由:温暖な気候で冬の避寒地に最適

大西洋に浮かぶスペイン領のカナリア諸島は、2月でも20℃前後の温暖な気候。美しい海岸線や火山地形、天体観測などが楽しめ、ヨーロッパでは冬のリゾート地として人気です。

この時期に開催されるサンタ・クルスのカーニバルが有名で、衣装や音楽、踊りが島全体を盛り上げ、華やかな雰囲気に包まれます。

Lapinメモ:ヨーロッパ発で比較的安価なリゾート。島ごとに個性があるので好みに合わせて選べます。

⑧ニカラグア(グラナダ・オメテペ島)

おすすめの理由: 中米の自然と街歩きが快適

乾季の2月は、中米ニカラグアで自然と文化の旅に出かけるチャンス。

スペイン統治時代の面影を残すグラナダや、火山と湖が共存するオメテペ島など、観光客が少なく穴場の魅力が詰まっています。冒険心をくすぐる旅になるはず。

Lapinメモ: 治安には地域差があるため、現地の最新情報を確認して行動を。

⑨オーストラリア(タスマニア島)

おすすめの理由:南半球の夏で自然が満喫できる

オーストラリア南東部のタスマニア島は、2月が夏で自然の美しさが際立つ時期。ハイキングや野生動物観察、世界遺産の原生林散策などが楽しめます。

混雑も少なく、静かに過ごしたい自然派の旅行者におすすめです。

Lapinメモ:天気が変わりやすいのでレインウェアを持参すると安心です。 紫外線が非常に強いので、日焼け止めやサングラスは必携。

⑩ニュージーランド(ロトルア・ウェリントン)

おすすめの理由: 夏の終盤でアクティビティが豊富

2月はニュージーランドの夏の終わりで、アウトドアやイベントが盛りだくさん。ロトルアでは温泉マオリ文化体験ウェリントンでは映画やカフェ文化が充実。自然と都市の融合が心地よい、長期滞在にもぴったりの時期です。

Lapinメモ: 日没時間が長く、アクティブな1日を過ごせるのもこの季節ならでは。

⑪エジプト(カイロ・ルクソール)

エジプト ルクソール

おすすめの理由: 観光しやすい気温と乾燥気候

冬のエジプトは気温が穏やかで、ピラミッド神殿遺跡をじっくり巡るのに最適。

カイロでは博物館やバザール、ルクソールでは古代文明の神秘を体感できます。昼は暖かく夜は涼しいので、防寒も忘れずに。

Lapinメモ: 日照時間が長いため、遺跡観光は午前〜午後の早めの時間帯が快適です。

⑫エチオピア(ティムカット祭)

おすすめの理由:アフリカ正教の神秘的な祭典

2月前後(エチオピア暦の1月)に行われるティムカット祭は、エチオピア正教会の洗礼を記念する祭り。

神輿のような「タボット」が担がれ、色鮮やかな衣装をまとった聖職者たちが街を練り歩きます。神秘的で独特な宗教文化に圧倒されます。

Lapinメモ:アディスアベバやゴンダールが主な開催地。宗教行事のため、服装やマナーには注意。

⑬タンザニア(ンゴロンゴロ・セレンゲティ)

ンゴロンゴロ保全地域のライオン タンザニアの観光

おすすめの理由:野生動物の大移動が見られる時期

2月はタンザニアの大自然が最も感動的な時期のひとつ。セレンゲティではヌーの出産シーズンで、サファリの見どころ満載。

ンゴロンゴロ保全地域では多種多様な野生動物を間近で観察でき、壮大な自然に圧倒されます。

Lapinメモ:気温は30℃前後で乾季に近く、観光しやすい。望遠レンズ付きのカメラがあると◎。

⑭モロッコ(マラケシュ)

おすすめの理由:気候が快適で観光に最適

2月のモロッコはベストシーズンではないものの、冬のオフシーズンで観光客が少なく、航空券やホテルが比較的安価に利用できるというメリットがあります。

マラケシュは、2月でも日中の気温が20℃前後と観光にも最適。迷宮のような旧市街メディナを歩いたり、スークで買い物を楽しんだりと、異国情緒あふれる体験ができます。アトラス山脈の雪景色も一見の価値あり。

Lapinメモ:寒暖差があるので朝晩は羽織物を。砂漠ツアーも快適に楽しめる時期です。

⑮台湾(台北・九份)

おすすめの理由: 旧正月とランタン祭りが華やか

2月は旧正月(春節)の時期に重なり、台湾全土が祝祭ムード。九份台北では提灯が灯り、幻想的な光景が広がります。

ランタンフェスティバルでは願いを込めた灯籠が夜空を彩り、写真映えも抜群。グルメと文化がぎゅっと詰まった魅力の国です。

Lapinメモ: 春節期間はお店の営業時間が変則的になるため、事前に営業情報をチェックしましょう。

⑯香港

おすすめの理由:旧正月のにぎわいが体験できる

2月は旧正月(春節)シーズンにあたり、香港の街全体が祝賀ムードに包まれます。

花火大会やランタン装飾、伝統舞踊など、華やかなアジア文化を肌で感じられる貴重な機会です。ショッピングやグルメも満喫できます。

Lapinメモ:祝祭期間中は混雑するので事前予約は必須。祝日営業や営業時間に注意を。

⑰ベトナム(フエ・ホイアン)

ベトナム ホイアン

おすすめの理由: 中部は乾季で快適な気候

ベトナム中部のフエホイアンは、2月が乾季で気温も快適。歴史ある街並みや世界遺産、灯籠流しが美しいホイアンの夜など、文化と情緒あふれる旅が楽しめます。旧正月の名残も感じられ、特別な雰囲気が漂います。

Lapinメモ: 人気観光地は外国人旅行者も多いため、ガイド付きツアーの利用もおすすめです。

⑱フィリピン・エルニド(パラワン島)

おすすめの理由:乾季で海の透明度が抜群に高い

パラワン島北部のエルニドは、2月が乾季のベストシーズン。ターコイズブルーの海に点在する小島群を巡るアイランドホッピングは、まるで絵画のような絶景体験。静かな南国でのんびり過ごしたい人に最適です。

Lapinメモ:マニラからのアクセスに時間がかかるため、スケジュールには余裕を持って。

海外旅行の注意点とアドバイス

人気シーズンは早めの予約を:南半球や東南アジアは人気のため、フライトや宿泊は早めに確保をするようにしましょう。

気温対策:日本と旅行先では気温の違いから体調を崩す原因に。体温調整がしやすい服装を選びましょう。夏の地域ではUVケアと水分補給が必須です。

祝日に注意:地域によっては休みや混雑、価格高騰があるので事前に最新情報をチェックしておきましょう。

常備薬の携帯:普段使い慣れている薬はしっかり携帯するようにしてください。頭痛、腹痛、風邪、虫刺されなどの薬は必携です。

2月のおすすめ海外旅行先まとめ

パナマ カーニバル

2月は世界中で気候が安定し、旧正月やカーニバルなど多くの文化的イベントが行われる時期。日本とは異なる季節感を楽しむことができ、混雑も比較的少ないエリアも多めです。

寒さを忘れて南国でリラックスするもよし、ヨーロッパで冬のロマンを満喫するもよし。

旅の目的に応じて、2月だけの特別な体験を求めて海外へ出かけてみてはいかがでしょうか。

 

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