
行きたい時がベストシーズン!1年中おすすめの海外旅行先と季節で表情を変える絶景地18選
目次
Toggle一年を通して世界各地では、魅力的な景色、文化、体験が旅人を待っています。
この記事では、私自身の旅の経験をもとに、「どの月でも楽しめる通年型の観光地」と「季節ごとに異なる魅力が味わえる変化型の観光地」を厳選してご紹介します。
旅の目的やスタイルによって、感じ方やベストな行き先は変わるもの。だからこそ、あなたにぴったりの「今行きたい場所」を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
年間を通して楽しめる観光地12選
季節に左右されにくく、いつ訪れてもその地の魅力を体感できる「通年型の観光地」をご紹介。初心者にもおすすめです。
①バルセロナ(スペイン)

地中海に面したバルセロナは、温暖な気候に恵まれ、年間を通して観光に適した都市です。
ガウディ建築に彩られた街並みや、美術館、市場、ビーチなど見どころが多く、春夏は開放的に、秋冬は混雑を避けてゆったりと楽しめるのも魅力。
どの季節でもその魅力が失われることなく、食と芸術と街歩きを存分に堪能できます。
②リスボン(ポルトガル)

ポルトガルは、温暖な地中海性気候で冬も比較的穏やか。歴史と食文化も豊富です。
中でもリスボンは年間を通して温暖な気候と晴天率の高さが魅力の街。冬も平均気温10℃前後で街歩きしやすく、坂の街ならではの路面電車や展望スポット、タイル装飾が美しい建築など、ゆったりと歴史を感じる旅が楽しめます。
③アテネ(ギリシャ)

冬でも日中は10℃前後と観光可能なギリシャ。
世界遺産のアクロポリスをはじめとした遺跡巡りが主な観光となるアテネは、気温が高すぎない春や秋はもちろん、冬でも観光客が少なく過ごしやすいシーズンです。
ギリシャ料理やカフェ文化も一年を通して楽しめ、アテネ+エーゲ海の島めぐりもおすすめです。
④ドバイ(アラブ首長国連邦)

砂漠の中に広がる近未来都市と伝統が融合するドバイ。暑さの厳しい夏でもショッピングモールやアトラクションなど冷房完備の屋内施設が充実しており、季節を問わず観光可能です。
砂漠は湿度がなくべたべたしないので、涼しくなる夕方からのツアーに参加すれば快適に楽しめます。
冬(11〜3月)は気候も穏やかで屋外観光にさらに最適なシーズンです。
⑤バリ島(インドネシア)

スピリチュアルな雰囲気が漂うバリ島は、乾季(4〜10月)はもちろん、雨季でもスコールが中心で観光に大きな影響は少なめ。ビーチ、棚田、寺院、スパなど多彩な魅力が詰まっており、リピーターにも人気です。
物価も比較的安めで、お洒落な雑貨やインテリアなども多く、ショッピングにもおすすめ。
⑥バンコク(タイ)

暑季、年間を通して気温が高く、都市型観光に向いているバンコク。
暑季(3〜5月)は屋内施設や夕方以降のナイトマーケットが快適、雨季(6〜10月)は寺院巡りやスパ、グルメを中心に、乾季(11〜2月)は外歩きに最適。
天気をチェックしてプーケットやパタヤに足をのばすのも◎。
⑦シンガポール

赤道直下に位置するシンガポールは、年間を通して30℃前後とほぼ一定の気候。近代的な都市と熱帯植物園、動物園、アート施設、屋台文化など、コンパクトに多彩な楽しみが凝縮されています。
直行便も多く、LCCの選択もできるので短期旅行にもぴったりの行き先です。
⑧モロッコ(マラケシュ・フェズなど)

北アフリカに位置するモロッコ。内陸部のマラケシュやフェズなどは夏に40℃を超えることもあるものの、朝晩は冷涼で乾燥しており比較的過ごしやすいです。海岸部や山岳地帯では快適に過ごせます。
文化と自然のバランスが良く、異国情緒もたっぷりと味わえるのも魅力。冬でも晴天が多く、カラフルなスークやモスク巡りは通年楽しめます。
⑨メキシコシティ(メキシコ)

標高2,000mを超える高地にあるため、気温は年間を通して穏やか。遺跡や博物館、アート文化にあふれ、ストリートフードも豊富。祝祭行事も各シーズンにあり、時期を問わず歴史遺産や芸術に触れられる街です。
また、メキシコは地域によって気候が異なるため、どこかしらベストシーズン。カンクン(ビーチ)、オアハカ(文化)など多様性があり、組み合わせがしやすいのも魅力です。
⑩ペルー(リマ)

太平洋沿岸に位置するリマは乾燥気候で、雨が非常に少なく通年で観光向き。グルメの都としても知られ、セビーチェなどの海鮮料理や市場巡りを一年中楽しめます。
マチュピチュは乾季(5〜9月)がベストですが、時期によっては組み合わせても◎。
⑪ロサンゼルス(アメリカ)

年間を通して晴天が多く、気候も穏やかなロサンゼルス。温暖で雨が少なく、安定した天候が魅力です。
ビーチ、ハリウッド、テーマパーク、美術館など、多彩な観光スポットが揃い、季節に左右されずに楽しめる都市型観光地の代表格。
⑫ハワイ(アメリカ)

常夏の楽園ハワイは、1年中温暖で海も街も山も楽しめる王道のリゾート。雨季(11〜3月)も短時間のスコールが中心で、観光に支障なし。年間を通してビーチや自然、街歩きが楽しめます。
各島で個性があり、何度訪れても新しい魅力に出会える人気スポットです。
季節ごとに楽しみ方が変わる観光地5選
同じ場所でも、季節によって見える景色も体験も変わる。そんな「旅の多面性」を楽しめる観光地をご紹介します。
⑬アイスランド(Iceland)

極北の島国で、季節ごとにまったく異なる表情を見せてくれるアイスランド。何度も行きたくなる魅力的な国です。
春(4〜6月):雪解けが進み、滝や湖が力強く流れ出す季節。渡り鳥や野生動物の活動が活発になり、自然観察におすすめ。
夏(7〜8月):白夜の季節。レンタカーでの周遊旅行やハイキングに最適で、氷河・火山・草原といった絶景を一気にめぐることができます。
秋(9〜10月):紅葉に包まれるアイスランドの自然美と、オーロラのシーズンイン。観光客もやや少なくなり、ゆったりした旅が可能。
冬(11〜3月):オーロラ観測のベストシーズン。氷の洞窟ツアーや凍った滝など、寒さの中にしか現れない神秘の風景を楽しめます。
⑭オーストラリア(Australia)

南半球のため季節が日本とは真逆のオーストラリア。四季はあるものの極端な気候変化が少なく、都市観光やビーチ、自然が組み合わせやすく年間を通して人気の旅行先です。
春(9〜11月): シドニーやメルボルンでジャカランダの花が咲く季節。屋外カフェやガーデン巡りもおすすめ。
夏(12〜2月): 本格的なバカンスシーズン。グレートバリアリーフやゴールドコーストのビーチが人気。フェスティバルも多く開催されます。
秋(3〜5月): 紅葉が楽しめるタスマニアやアデレード、ワインの季節でワイナリー巡りが充実。
冬(6〜8月): 南部はスキー、北部は乾季で快適な気候。ウルルやダーウィン周辺へのアウトバック旅も◎。シドニーのホエールウォッチングも魅力です。
⑮ニュージーランド(New Zealand)

自然が主役の国、ニュージーランド。四季それぞれが映える絶景の宝庫で、冬はスキー、夏はハイキングや湖など、季節ごとの楽しみが多く、どの時期でも自然の中での体験が可能です。
春(9〜11月): ロトルアの花畑やワイカトの牧草地が緑に包まれ、動物とのふれあい体験も充実。
夏(12〜2月): トレッキングや湖遊び、サーフィンなどアクティブな自然体験に最適。
秋(3〜5月): ワナカやアロータウンなど南島の紅葉が見事。ハイキングにも気候がちょうどいい。
冬(6〜8月): クイーンズタウンやマウント・ハットでのスキー・スノーボードが本格的。氷河観光もこの時期に。
⑯カナダ(Canada)

自然のスケールが桁違いのカナダ。大地の表情が季節ごとにまったく異なり、その時々に出会えるダイナミックな風景に魅了されます。
春(4〜6月): 花々が咲き、湖や滝の水量が豊かに。バンクーバーやビクトリアなど西海岸が特に美しい。
夏(7〜8月): ベストシーズン。ロッキー山脈のハイキング、ナイアガラの滝、アイスフィールド観光などが人気。
秋(9〜10月): 世界屈指の紅葉スポット多数。ケベックやオンタリオ州での紅葉ドライブは圧巻。
冬(11〜3月): バンフやウィスラーではスキーや犬ぞり体験。氷と雪のフェスティバルも開催される。
⑰ニューヨーク(New York, USA)

都市でありながら、四季の移ろいが感じられる街、ニューヨーク。いつ行っても絵になる洗練された街で、感性を刺激する体験ができます。
春(3〜5月):セントラルパークに花が咲き、街も明るく華やかに。桜やチューリップが咲く季節で、街歩きに最適。
夏(6〜8月):イベントや野外コンサート、フードフェスが盛りだくさん。日が長く、アクティブな旅におすすめ。
秋(9〜11月):紅葉が街を彩り、特に10月は写真映えする絶景が広がります。ハロウィンや感謝祭のイベントもあり、文化体験が楽しい季節。
冬(12〜2月):クリスマスや年末のイルミネーションが街を彩る。スケートリンクやバーゲンセールもあり、寒さも旅の一部として楽しめます。
⑱イタリア(Italy)

芸術・歴史・食の宝庫であるイタリアは、季節ごとに異なる表情を見せてくれる国。いつ行ってもスタイリッシュな旅を楽しめます。
春(3〜5月): ローマやフィレンツェで花咲く街並みを散策したり、南イタリアでは初夏のような陽気を楽しめます。
夏(6〜8月): 地中海沿岸やサルデーニャ島でリゾート気分を満喫。各地で音楽祭や伝統行事が開催される季節でもあります。
秋(9〜11月): トスカーナではブドウの収穫期、ワインや食のフェスティバルが各地で開催。紅葉した丘陵地も絵画のような美しさ。
冬(12〜2月): ベネチアのカーニバルやミラノのクリスマスイルミネーションなど、華やかでロマンチックな雰囲気が広がります。
旅行先を決めるコツ

旅行先を選ぶとき、どこが良い?と悩むことはありませんか?
世界には魅力的な場所が数えきれないほどありますが、大切なのは「自分に合う旅」を見つけること。
ここでは、旅先選びのヒントをいくつかご紹介します。
① 旅の「目的」をはっきりさせる
✅ リラックスしたい → ビーチリゾートや温泉地
✅ 新しい文化に触れたい → 歴史都市や世界遺産のある国
✅ 写真映えを狙いたい → フォトジェニックな街並みや自然絶景
✅ 美味しいものを食べたい → グルメ都市や食文化が豊かな国
→ 何を一番したいのかを考えると、自然と候補が絞れてきます。
② 気候と時期を照らし合わせる
雨季/乾季の有無
高地や寒冷地の気温変化
フェスティバルや祝日の開催タイミング
→ 同じ国でも「いつ行くか」で旅の印象は大きく変わります。
③ 旅のスタイルに合うエリアを選ぶ
ひとり旅 → 都市部や治安がよく、移動がしやすい国
友人やカップル旅 → アクティビティが豊富な場所
家族旅行 → 子連れ向けの施設やゆったりできる宿がある国
→ 旅の「相手」や「移動のしやすさ」も選定の大事なポイント。
④ 予算感をざっくりイメージしておく
航空券・宿泊・食費・現地移動のトータルで考える
同じヨーロッパでも、東欧は西欧よりも物価が安め
アジア圏はコスパ重視派に人気
→ **「行ける場所」より「続けられる旅」**を考えるのも大切です。
⑤ 「なんとなく気になる場所」を大切に
なんとなく心に引っかかる国や、昔から気になっていた文化はありませんか?
旅のきっかけは、雑誌の1ページやSNSの1枚の写真かもしれません。
そういう「根拠のないときめき」こそ、忘れられない旅になることもあります。
💬 Lapinメモ
旅先選びで迷ったら「どんな自分に出会いたいか」を想像してみるとヒントになります。
静かに自分を見つめたい?誰かと心から笑いたい?
旅は、自分自身と向き合う時間にもなります。
1年中ベストシーズンの観光地まとめ

旅には「この時期だからこそ行きたい場所」もあれば、「いつ行っても満足できる場所」もあります。
それぞれの土地が持つ空気感や出会いのタイミングによって、旅の印象はまったく違ってくるもの。月や季節ごとに、旅先を選ぶ視点を少しだけ変えてみることで、旅はもっと豊かになります。
このまとめが、あなたの次の旅行計画のヒントやきっかけになれば嬉しいです。

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