
ギリシャ観光おすすめランキング|行ってよかったスポット8選のまとめ
目次
Toggle美しいエーゲ海の島々と、歴史が息づく遺跡群。ギリシャ(Greece)は、まるで神話の世界に迷い込んだかのような風景と文化に満ちています。
観光の醍醐味は、島ごとに異なる魅力と、陸地で感じる古代ギリシャの遺産。見どころが多すぎて、どこに行けばいいの?と悩む人は少なくないと思います。
この記事では、私がギリシャ人の友人にアドバイスをもらいながら旅し、実際に訪れてよかったと感じたスポットをお気に入り順にご紹介します。
①ザキントス島(Zakynthos Island)
私のイチオシはこちら、ザキントス島(Zakynthos Island)。ターコイズブルーの海と断崖に囲まれた「ナヴァイオビーチ(Navagio Beach)」が最大の見どころです。
難破船が眠るこの入り江は、空からも船からも文句なしの大絶景。実際にボートで近づくと、白い砂と青い海のコントラストに息を呑むほど。
ビーチを見下ろす展望台からの景色は、紅の豚に出てくるポルコのアジトのモデル、といわれる由縁がわかります。
他にも青の洞窟やオリーブの大木など、自然が織りなす美に癒されること間違いありません。
②ミロス島(Milos Island)

ギリシャに行くまで知らなったミロス島(Milos Island)。ギリシャの友人に勧められて行ってみたら大当たりの穴場でした。私の2番目推しです。
火山活動で生まれた独特の地形が魅力の島で、特に「サラキニコビーチ(Sarakiniko Beach)」の真っ白な岩肌は、まるで月面に降り立ったかのような異世界体験ができます。
カラフルな家並みの漁村「クリマ(Klima)」やミロのヴィーナスの発見場所、海賊の隠れ家だったクレフティコ(Kleftiko)など、フォトスポットも多く、もっともっと滞在したい!と思う島でした。
③サントリーニ島(Santorini Island)

ギリシャといえばここ、という人も多い人気のサントリーニ島(Santorini Island)。青と白の街並みが広がる「イア(Oia)」や「フィラ(Fira)」が有名です。
崖の上に建てられた建物と、エーゲ海に沈む夕日はまさに絶景。イースター時期にはピルゴス(Pyrgos)で灯される無数の炎が村を照らし、幻想的な世界に包まれました。美しいだけでなく、島全体にスピリチュアルな空気が漂います。
正直、行くまでは有名すぎてどうでもいいかなと思っていましたが、本当に素敵な島で、すっかり虜になりました。
④ケファロニア島(Kefalonia Island)

ケファロニア島(Kefalonia Island)は、ギリシャ西側、イオニア海に浮かぶ自然豊かな島。地下に広がる「メリッサーニ洞窟(Melissani Cave)」では、ボートに乗って透明な湖を巡ることができます。
陽が差し込む時間帯は水面がエメラルドに輝き、神秘的な美しさ。ワイナリー巡りもでき、のんびりとした時間が流れる島です。世界一美しいビーチといわれるミルトス・ビーチ(Myrtos Beach)もマストGO。
シーズン中(夏季)はザキントス島とフェリーで往復できるので、あわせて行くのがおすすめです。
⑤メテオラ(Meteora)

メテオラ(Meteora)は、奇岩の上に修道院が建つ、ギリシャ本土の聖地。垂直にそびえる巨大な岩山と、そこに築かれた修道院群の絶景は、まさに神の世界。今も修道士たちが祈りを捧げる静けさに満ちています。
早朝の霧に包まれた風景や、夕日を浴びる岩肌の荘厳さは、心に深く残ります。
アテネやテッサロニキからバスやツアーがたくさん出ているので観光プランに入れやすいのでぜひ足を運んでみてください。
⑥ミコノス島(Mykonos Island)

ギリシャ屈指のリゾート地、ミコノス島(Mykonos Island)。真っ白な建物が立ち並ぶ旧市街ミコノスタウンや、リトル・ヴェネツィア(Little Venice)の夕景が有名です。
名物のカト・ミリの風車(Kato Mili Windmills)やおしゃれなビーチクラブでのひとときも魅力。夜はにぎやかで、多国籍な旅行者と出会える活気あふれるスポットが多々。若者やナイトライフを楽しみたい人におすすめです。
1日でも十分に満喫できるのでサントリーニ島のついでに立ち寄ってみて。
⑦アテネ(Athens)

古代と現代が交差するギリシャの首都、アテネ(Athens)。アクロポリス(Acropolis)の壮大な神殿群やアクロポリス博物館、プラカ地区(Plaka)の石畳の街並みなど、見どころが集中。
衛兵交代式が見られるシンタグマ広場(Syntagma Square)や、夜景が美しいリカヴィトスの丘(Lycabettus Hill)も必見です。
⑧デルフィ(Delphi)

デルフィ(Delphi)は、古代ギリシャで“世界の中心”と信じられていた聖地。アポロン神殿(Temple of Apollo)跡をはじめ、劇場やスタジアムなどが残る山間の遺跡です。
パルナッソス山の風景と一体になった神秘的な空気が流れ、かつての神託の重みを感じさせます。
ギリシャのおすすめツアー
ギリシャを効率よく巡るには、島と本土を組み合わせた周遊ツアーが人気です。
基本的にはバスやフェリー、飛行機を利用して移動は比較的簡単なので自力での観光も難易度は低め。
ですが中にはボートでしか行けない場所や、自力では行きづらい場所もあるので、そういうところはスポットでツアーに参加するのがおすすめ。
自力で行くよりもたくさんの場所に寄れる、ベストスポットにベストタイミングで行ける、などのメリットがあります。
英語ガイド付きや送迎付きのツアーなら、初めての方でも安心して楽しめますよ。
ギリシャ旅行のベストシーズン

4月〜6月、9月〜10月が気候も穏やかで観光に最適な時期。晴天率が高く、遺跡巡りや街歩き、ビーチアクティビティすべてにおすすめです。
7〜8月はピークシーズンで暑さと混雑があるものの、島の賑わいやフェスティバルを楽しめます。冬は静かに遺跡を巡るのに向いています。
ギリシャ旅行での注意事項

【服装マナー】修道院や宗教施設では露出の多い服はNG。女性は肩や脚を隠せるストールが便利。
【持ち物】帽子・サングラス・日焼け止め・歩きやすい靴・現金(小額)・水筒などが必携です。
【治安と注意点】比較的治安は良いですが、観光地ではスリ対策を。夜間の一人歩きは注意しましょう。
ギリシャ観光のQ&A

Q:ギリシャに1週間旅行に行くのにかかる費用は?
A:1人あたり15〜25万円程度が目安です(航空券・宿泊・食事・観光含む)。ハイシーズンや島巡りを含めると30万円を超えることもあります。
Q:ギリシャ観光には何日くらい必要ですか?
A:主要都市と1つの島を巡るなら7日間が目安。2島以上や本土の遺跡巡りもするなら10日以上あるとゆとりがあります。
ちなみに私は上記8か所を1ヶ月かけて周りました。
Q:ギリシャでチップは必要ですか?
A:強制ではありませんが、レストランで5〜10%程度、タクシーやホテルのサービスには少額のチップ(€1〜2)を渡すと好印象。
とはいえ、私は実際にレストランでそんなにたくさんのチップあげたこと一度もありませーん。ただでさえ物価高なので、無理することはないです。
私は良いサービスを受けた、スタッフが気にかけてくれたと思ったときだけ、1~5ドル、もしくは現金で払ったときの小銭のおつりを渡すくらい。それでも喜んでもらえますし、そもそもチップは気持ちなので、「少額かよ、ちっ」ってなるような人にはあげる必要ないと思います。決定権は自分にあるので「納得できる金額」もしくは「あげない」を判断してください。
Q:ギリシャでクレジットカードは使えますか?
A:ほとんどの場所でVISA・Mastercardが使用可能です。ただし、小さな商店や島の一部では現金のみのところ、5ユーロ以上のところもあるため、多少のユーロ現金も準備を。
Q:ギリシャのトイレ事情は?
A:トイレットペーパーは流さず横のゴミ箱へ捨てるのが一般的です(配管が細いため)。公衆トイレは少なめで、カフェやレストランを利用すると安心です。
Q:ギリシャでは英語が通じますか?
A:観光地やホテル、レストランではほぼ英語が通じます。地方や年配の人には通じにくいこともありますが、簡単な単語でのやり取りは可能です。
ギリシャ観光のまとめ

ギリシャは、島々の絶景から神秘的な遺跡まで、あらゆる魅力が詰まった国。訪れる場所によってまったく異なる表情を見せてくれるので、何度でも行きたくなる旅先です。
今回のランキングは、あくまでも私が行った中でのランキング。次回は、テッサロニキ、クレタ島、ロード島、シミ島、シロス島に行く予定(行きたい)なので、またランキングは変わるかもしれません。
また、それぞれの場所に魅力があり、人によって好みもあるので、どこが本当におすすめなのか正解はわかりません。
ただ、どこを訪れても美しい自然、壮大な歴史、そして温かな人々との出会いが、あなたの旅を特別なものにしてくれるはず。
この記事が、少しでも素敵な旅の計画のお役に立てたら嬉しいです。

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