
アルマトイ観光のおすすめスポット7選と1日モデルコース!魅力いっぱいの街歩き
目次
Toggle中央アジア最大の都市の一つ、カザフスタンのアルマトイ(Almaty)は、旧ソ連時代の名残と自然の美しさが調和する都市。
美しい山々に囲まれたこの街は、歴史的建築、美術館、自然スポットがコンパクトに集まり、1日でも充実した観光が楽しめます。
この記事ではアルマトイのおすすめスポットとモデルコースを紹介します。
アルマトイ観光MAP
アルマトイ観光モデルコース

朝は市街地の中心からスタート。
旧市街にあるゼレニ・バザール(Zelenyy Bazar)で朝食と散策。
地元の雰囲気を味わいながら、サムサやマンティをほおばって!馬のお乳を発酵させて作ったクムスも飲んでみましょう。
次は中央モスク(Central Mosque)へ。
静寂な空気に包まれます。
午前中にパンフィロフ公園(Panfilov Park)とゼンコフ教会(Zenkov Cathedral)を散策。
近くのカフェで昼食。
午後は中央国立博物館(Central State Museum)で歴史を学びます。
16時くらいにロープウェイでコクトベ(Kok-Tobe Hill)へ。
山頂からの絶景と夕陽を楽しみましょう。
夜は市内中心でディナー。私の一押しはNAVAT。
食事の合間に民族舞踊や音楽が聴けて、食事も美味!インテリアも可愛く写真撮影も楽しいです。地元の人たちからも愛されている人気店です。
夜の街を歩きながらホテルへ。
アルマトイは安全ですが、夜遅くなってからの街歩きは避け、遅くなった場合は近くてもタクシーで帰りましょう。
アルマトイ観光のおすすめスポット
自然と文化、歴史が一体となった観光地が点在するアルマトイ。徒歩や短距離移動でアクセスしやすいスポットが魅力です。
①グリーン・バザール(Green Bazar)

グリーン・バザール(Green Bazar、Zelenyy Bazarとも呼ばれます。)は、100年以上の歴史を持つ地元密着型のマーケット。
生鮮食品、スパイス、乾物、チーズ、はちみつ、馬肉ソーセージ(クジ)などが並び、カザフの食文化に触れられます。
地元の人々との交流も楽しく、土産探しにも最適。特に活気にあふれている朝の賑わいはおすすめで、異国情緒がたっぷり味わえます。
②パンフィロフ公園(Panfilov Park)

パンフィロフ公園(Panfilov Park)は、市の中心に位置する緑豊かな公園。第二次世界大戦で勇敢に戦ったパンフィロフ部隊にちなんで名づけられ、記念碑や戦争博物館もあります。
園内には散歩道やベンチがあり、ピクニックや市民とのふれあいに最適。四季折々の美しい風景が楽しめる憩いの場です。
③ゼンコフ教会(Zenkov Cathedral)

ゼンコフ教会(Zenkov Cathedral)は、全てが木材で造られた、世界最大級の木造正教会建築のひとつ。釘をほとんど使わずに建てられたこの建物は、1907年に完成しました。
青・金・白を基調としたロシア様式の外観は非常に華やかで、内部もステンドグラスやイコンで装飾されています。宗教と建築の芸術が融合した名所です。
④カザフスタン国立中央博物館(Central State Museum)

カザフスタン国立中央博物館(Central State Museum)は、考古学的発見からソ連時代、現代の独立国家としてのカザフスタンまでをカバーする国立博物館。
遊牧民の文化や金装飾品、民族衣装なども展示されており、歴史や文化への理解が深まります。英語表記の案内も充実しており、観光客にも親切です。
⑤コクトベ(Kok-Tobe Hill)

コクトベ(Kok-Tobe Hill)は、標高約1,100mの小高い丘で、市街地からロープウェイでアクセス可能。山頂からはアルマトイ市街と天山山脈の雄大な眺めが一望できます。
小さな遊園地、ミニ動物園、ビートルズ像などの観光要素も充実。夕方から夜にかけての訪問がおすすめです。
⑥中央モスク(Almaty Central Mosque)

中央モスク(Almaty Central Mosque)は、カザフスタン最大級のイスラム教礼拝所。1999年完成の比較的新しい建物で、白大理石のドームとミナレット(尖塔)が美しく、内部のブルーとゴールドの装飾は静謐な美を湛えています。
訪問は礼拝時間外がおすすめで、観光客にも寛容な場所です。
⑦メデウ(Medeu)

メデウ(Medeu)は、市街から車で30分ほどの高地にあるスケートリンク施設。1,691メートルという世界でも有数の高所にあり、「世界一空気のきれいなリンク」としても有名。
冬場はスケート、夏は登山やハイキングの拠点として賑わいます。観光とアクティビティの両方を楽しめるスポットです。

アルマトイのおすすめレストラン
多民族国家ならではのバリエーション豊かな料理が楽しめるアルマトイ。
伝統的なカザフ料理から洗練されたモダンレストランまで、グルメ志向の旅にもぴったりです。
Navat(ナヴァト)
Navat(ナヴァト)は、中央アジアの伝統料理を豊富に取り揃えるレストランで、ウズベク料理やカザフ料理を味わえる名店。
インテリアも遊牧民の文化を感じさせる装飾が施されており、食事と同時に文化体験も楽しめます。プレート料理の彩りも美しく、観光客にも写真映えすると人気です。
食事の合間には民族楽器を使った演奏やダンスが楽しめるのも◎。 ダンスはウェイターさんやウェイトレスによるものですが、可愛らしくて秀逸!
アルマトイに行ったらぜひ寄ってみてください。 料理も美味しく、自信を持ってお勧めするレストランです。
Daredzhani(ダレジャニ)

アルマトイで人気のジョージア(グルジア)料理専門店。とろけるチーズ入りのハチャプリや香草たっぷりのシャシリク(串焼き)は本場の味を再現。
ワインリストも豊富で、ジョージアワインを楽しみながら本格的な食体験ができます。内装も温かく、異国情緒を味わえます。ランチにもディナーにも最適です。
Beefeater Dostyk(ビーフイーター・ドスティク)

上質なステーキと西洋料理が楽しめる高級グリルレストラン。アルマトイ中心部・Dostyk通り沿いにあり、観光中の食事にも便利です。
牛肉だけでなくラムやシーフードメニューも充実。スタイリッシュな内装と丁寧なサービスで、接待や記念日ディナーにもおすすめ。
Line Brew(ライン・ブリュー)

重厚感のある内装と暖炉が印象的なステーキハウス。自家製クラフトビールと共に、ボリューム満点のグリル料理が堪能できます。
カザフスタン産のビーフを使ったステーキは絶品で、欧米スタイルの食事を楽しみたい人にぴったり。カジュアルでもフォーマルでも使える人気店です。
アルマトイ観光の移動方法

市内はタクシーアプリ(Yandex GoやUber)やバス、地下鉄が便利。観光エリアは比較的コンパクトで、徒歩移動もしやすいです。
アルマトイを一望できるコクトべパークにはケーブルカーで行くことができます。
郊外(メデウなど)へはミニバス(マルシュルートカ)かタクシーが一般的です。
アルマトイ旅行での注意事項

・宗教施設訪問時は露出を控えた服装を心がけましょう。
・現金(テンゲ/Tenge)は市場や小規模店で必要になることがあります。
・山岳エリアは冷え込むため、軽めの防寒着があると安心です。
・持っておくと便利な物:日焼け止め、モバイルWi-Fi、ティッシュ、水筒。
Lapinの旅日記:アルマトイ編

カザフスタンの第2都市、アルマトイというところがとても好きになりました。
短い滞在にも関わらず、大好きと言える友達がたくさんできました。
Charyn CanyonやBig Almaty Lakeなど美しい自然に囲まれたカザフスタン最大の人口を誇るこの街は、遊歩道や公園など緑に溢れ、人が自然に抱かれながらゆったりと暮らしています。
だからなのかなんなのか、とにかく出会う人出会う人がみんな親切で人懐っこい。 同じバスに乗った縁で話を始め、すぐに打ち解けて案内してくれたり食事に招待してくれたり。 毎日誰かがホステルに迎えにきてくれるという楽しい日々を過ごし、ここを去るのが本当に名残惜しくて悲しくなってしまったほど。
また絶対にみんなに会いに戻ってきたい場所。
いつかすごく寒いけどすごく美しいという冬に、新しくできた大切な友人たちのためにお土産をたくさん詰めてサンタクロースになってこの街に戻ってこよう。
そう考えながらここを後にします。
美しい景色よりも美しい人の心に感動した数日間。
ありがとうAlmaty!
I will back! See you!
アルマトイ観光のまとめ

自然の絶景と歴史ある建築物、そして多彩な食文化が詰まったアルマトイ(Almaty)は、1日でも十分楽しめる魅力的な都市。アクセスも良く、初めての中央アジア旅行にもぴったりの観光地です。
アルマトイを拠点にチャリン渓谷やビッグ・アルマティ湖、アルティン・エメル国立公園への日帰りツアーに参加できるので、3泊くらいするのがおすすめです。


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