
マラウィ観光で行ってよかったスポット9選!世界遺産の湖から穴場まで
目次
Toggleアフリカ南東部に位置するマラウィは、美しいマラウィ湖を中心に豊かな自然と文化が広がる国です。
湖の透明度は高く、アクティビティも充実しており、野生動物を観察できるサファリ体験も楽しめます。この記事では、マラウィの主要な観光スポットを紹介します!
マラウィの観光MAP
①マラウィ湖(Lake Malawi)

マラウィ湖(Lake Malawi)は、マラウィ最大の観光名所で、アフリカ大陸で3番目に大きな湖。淡水魚の多様性が世界一とされ、特にシクリッドと呼ばれるカラフルな魚が有名です。
湖畔にはリゾート地が点在し、ダイビングやシュノーケリング、カヤックなどのアクティビティが楽しめます。マラウイ湖南部の漁村を含む一部地域が国立公園となっており、1984年にユネスコにより「マラウイ湖国立公園」として世界自然遺産に登録されました。
湖のサンセットは絶景で、ビーチサイドのバーやレストランでリラックスしながら眺めるのもおすすめです。
ケープ・マクレア(Cape Maclear)
湖沿いの人気リゾート地で、ダイビングやシュノーケリングが楽しめます。周辺にはロッジやゲストハウスがあり、バックパッカーにも人気のエリアです。
ンカタ・ベイ(Nkhata Bay)
湖の北側に位置し、静かで落ち着いた雰囲気が魅力。のんびりとした滞在に最適で、現地の人々との交流も楽しめます。
リコマ島(Likoma Island)
マラウィ湖の中に浮かぶ小さな島で、歴史的な大聖堂「セント・ピーターズ・カテドラル」が見どころ。美しいビーチとクリアな水が魅力です。
②チョンゴニの岩絵地域(Chongoni Rock-Art Area)

チョンゴニの岩絵地域(Chongoni Rock-Art Area)は、マラウイ中央部の標高の高い丘陵地に広がるユネスコ世界遺産。2006年に世界文化遺産に登録されました。
127か所に及ぶ岩絵群には、先住民のチェワ族やそれ以前の狩猟採集民によって描かれた図像が残り、儀式や精霊信仰を反映しています。
赤色顔料の古代の絵と、白色顔料を用いた比較的新しい絵が特徴的です。これらの岩絵は今も地域文化に影響を与え、現在でも伝統的な儀式の場として活用されています。
③リウォンデ国立公園(Liwonde National Park)

リウォンデ国立公園(Liwonde National Park)は、マラウィ南部に位置し、国を代表するサファリスポットです。
広大なサバンナや湿地帯が広がり、ゾウやカバ、ワニ、アンテロープ、ライオンなど多様な野生動物が生息。特にボートサファリが有名で、川沿いでカバやワニを間近に観察できます。
ジープサファリでは、運が良ければライオンやヒョウに出会えるかもしれません。比較的小規模な公園のため、短時間でも充実した動物観察が可能なのも魅力です。
④ニカ高原(Nyika Plateau National Park)

ニカ高原(Nyika Plateau National Park)は、マラウィ北部に広がる標高2000mを超える高原地帯。野生のシマウマやレイヨウ、ヒョウなどが生息し、サファリ体験ができるほか、ハイキングやマウンテンバイクにも最適です。
高原地帯のため気候は涼しく、雲の上に広がる草原風景は絶景。乾季(5月~10月)は動物が水場に集まりやすく、観察しやすい時期です。
観光客は比較的少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中で大自然を満喫できます。
⑤ゾンバ高原(Zomba Plateau)

ゾンバ高原(Zomba Plateau)は、標高1800mの高原地帯で、緑豊かな森や滝、美しい渓谷が広がるエリアです。
登山やハイキングが楽しめるほか、バードウォッチングにも最適。特に「エンペラーズ・ビュー」と呼ばれる展望スポットからの景色は圧巻で、晴れた日には遠くモザンビークの山々まで見渡せます。
かつてのマラウィの首都であるザンベジアの町には、植民地時代の建築が残り、歴史を感じることができるスポットです。
⑥ムランジェ山(Mount Mulanje)

ムランジェ山(Mount Mulanje)は、アフリカ南部で最も高い山のひとつで、最高峰のサピトゥワ山(Sapitwa Peak)は標高3,002m。
登山好きに人気のスポットで、初心者向けのハイキングコースから本格的な登山ルートまでさまざまなコースが用意されています。
山の周囲には茶畑が広がり、緑豊かな景観が広がるのも魅力。登山道の途中には滝や岩の奇観が点在し、トレッキング中も飽きることがありません。
⑦ブランタイヤ(Blantyre)

マラウィ第二の都市で、経済と商業の中心地、ブランタイヤ(Blantyre)。英国植民地時代の歴史的建造物が点在し、特にセント・マイケル・アンド・オール・エンジェルズ教会は見どころの一つです。
市内には市場やショッピングセンターがあり、地元の文化に触れるのにも最適。ブランタイヤはマラウィ最古の都市のひとつであり、歴史と現代が融合した雰囲気が魅力です。
リウォンデ国立公園やムランジェ山へのアクセス拠点としても便利な都市です。
⑧リロングウェ(Lilongwe)

マラウィの首都、リロングウェ(Lilongwe)は政治と行政の中心地。
市内は「オールドタウン」と「ニューキャピタル」の2つのエリアに分かれており、オールドタウンにはローカルマーケットが広がり、活気あふれる雰囲気が楽しめます。
一方、ニューキャピタルエリアには政府機関や高級ホテルが立ち並び、近代的な街並みが特徴。リロングウェ野生動物センター(Lilongwe Wildlife Centre)では、傷ついた動物の保護活動が行われており、訪れる価値のあるスポットです。
⑨マジェテ野生動物保護区(Majete Wildlife Reserve)

マジェテ野生動物保護区(Majete Wildlife Reserve)は、マラウィ唯一の「ビッグ5(ライオン、ゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)」が生息する野生動物保護区。
過去には密猟により野生動物が激減しましたが、近年の保護活動によって動物の数が増え、現在では本格的なサファリ体験が可能です。
公園内には高級ロッジもあり、贅沢な滞在を楽しみながらサファリを満喫できます。訪れる人が比較的少ないため、プライベート感のあるサファリ体験ができるのも魅力です。
マラウィ旅行のベストシーズン

マラウィは熱帯気候に属し、標高によって気温や気候が異なります。湖沿いは比較的暖かく、湿度が高い一方、高地や山岳地帯では涼しく快適な気候です。
乾季(5月~10月)
乾季はマラウィ旅行に最適な時期です。日中は暖かく、夜は涼しく過ごしやすい気温となり、野生動物観察にも最適なシーズンです。
また、雨が少ないため、道路状況も安定しており、観光地へのアクセスがしやすくなります。特に9月~10月は、動物が水場に集まるためサファリに訪れるのに良い時期です。
雨季(11月~4月)
雨季は豪雨が多く、特に12月から2月にかけて雨量がピークを迎えます。道路がぬかるんで交通に影響が出ることもありますが、雨後の緑豊かな風景や野生動物の動きが見られるので、自然愛好者には興味深い時期でもあります。
ただし、高地や山岳地帯では霧がかかり、視界が悪くなることがあります。
マラウィ旅行の注意点

働く子どもたちへの対応
上の写真にあるように、マラウィではまだまだ貧しい子どもたちが学校に行けず働いてるケースも多くあります。子どもたちからモノを買わないようにしてください。子どもは学校へ、という国の働きを尊重するようにしましょう。
蚊対策
マラウィは熱帯地域であり、蚊が多いため、蚊取り線香や虫除けスプレーを持参することをおすすめします。マラウィではマラリアが流行している地域もあるため、予防薬を服用することが推奨されます。
水分補給と飲料水
ボトル入りの水を購入し、現地の水道水は避けるようにしましょう。また、長時間の外出やアクティビティ中には、十分な水分補給を心がけてください。
治安と安全
都市部ではスリや置き引きが発生することがあります。貴重品はホテルのセーフティボックスに保管し、外出時は注意を払いましょう。また、夜間の移動は避けるのが賢明です。
文化的配慮
マラウィは比較的保守的な社会であり、服装や行動には注意が必要です。特に地方では、過度に肌を露出した服装を避けることが求められる場合があります。地元の文化を尊重し、敬意を払いながら行動しましょう。
交通事情
公共交通機関は十分に整備されていないため、バスやタクシーを利用する際は信頼できる業者を選ぶことが重要です。また、道路状況や運転マナーが整っていない場合もあるため、移動中は安全第一で行動してください。
ビザの取得
マラウイに入国するには、ビザ(査証)または電子査証(e-Visa)が必要です。
渡航前に取得するようにしましょう。
マラウィ入国管理局のホームページ:https://evisa.gov.mw
マラウィ観光のまとめ

マラウィは、マラウィ湖の透明な水と、手つかずの自然が魅力の国です。
サファリや登山、リゾートステイなど、さまざまな楽しみ方ができるので、ぜひ訪れてみてください!


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