モルドバの首都キシナウにあるステファン大公中央公園(Parcul Ștefan cel Mare)
モルドバ,  ヨーロッパ,  東欧

モルドバ観光で行ってよかったスポット8選!ワイナリーに世界遺産、定番から穴場まで紹介

東ヨーロッパの小国モルドバ共和国(Republic of Moldova)は、観光地としてはまだあまり知られていません。

しかし、世界最大級の地下ワイナリーや歴史ある修道院、素朴で温かな人々との出会いなど、訪れてみて初めてわかる魅力にあふれています。

派手さはありませんが、だからこそ心に残る風景が広がります。

この記事では、モルドバ観光で実際に行ってよかったスポットを中心に、旅行計画に役立つ情報をまとめました。

モルドバの観光MAP

首都キシナウ(Chișinău)を起点に、北部・中部・東部へと見どころが点在しています。

 

モルドバの予備知識をまとめた、モルドバってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報 も合わせてチェックしてみてください。

モルドバ観光は何日必要?

モルドバのワイナリーの看板
Mileștii Mici

主要スポットを巡るなら3日〜4日がおすすめです。

キシナウ市内観光に1日、ワイナリー見学に1日、修道院や地方都市への日帰り観光に1日を目安にすると効率よく回れます。

ゆったりとワイン体験やローカルとの交流を楽しみたい方は5日以上あると安心です。

モルドバ観光モデルコース

モルドバ共和国のオルヘイ地方の村
オルヘイ地方の村

1日目:キシナウ市内観光(大聖堂、博物館、公園、市場) 

2日目:ミレシュティ・ミチ(Mileștii Mici)やクルコヴァ(Cricova)でワイナリーツアー 

3日目:オルヘイウ・ヴェキ(Orheiul Vechi)と修道院巡り

4日目:未承認国家、沿ドニエストル共和国訪問

公共交通もありますが、地方は本数が少ないためツアーやタクシーチャーターの利用が便利です。

モルドバ観光おすすめスポット

モルドバはワイン文化と宗教建築、そして素朴な田園風景が魅力です。世界遺産や巨大ワイナリーなど、他国では体験できない独自の見どころが点在しています。

①ミレシュティ・ミチ(Mileștii Mici)

モルドバ ワイナリー

ミレシュティ・ミチ(Mileștii Mici)は、世界最大級の地下ワインセラーとしてギネス認定されたワイナリーです。

全長200キロ以上ともいわれる地下トンネルには数百万本のワインが保管されています。

モルドバのワイナリー、Mileștii Mici

車で地下を走りながら見学する体験は圧巻!試飲ではモルドバ産ワインの奥深さを実感できます。ワイン好きなら外せないスポットです。

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②クリコバ・ワイナリー(Cricova Winery)

モルドバのクリコバワイナリー

クリコバ・ワイナリー(Cricova Winery)は、キシナウ近郊にある有名ワイナリーで、地下都市のような広大な施設が特徴。

スパークリングワインの品質が高く評価されています。

モルドバのクリコバワイナリーの地下倉庫

ガイド付きツアーでは熟成庫や特別保管室を見学でき、歴史的なボトルコレクションも見ることができます。設備が整っており、初めてのワイナリー体験にもおすすめです。

クリコバ・ワイナリーを訪問したときの記事は▶こちらでまとめています。あわせてご覧ください。

公式サイト:https://cricova.md/ro

③オルヘイウ・ヴェキ(Orheiul Vechi)

モルドバ共和国のオルヘイ旧市街(Ord Orhei)

オルヘイウ・ヴェキ(Orheiul Vechi/Old Orhei)は、断崖絶壁の上に広がる歴史遺跡エリアで、モルドバ屈指の絶景スポット。

洞窟修道院や中世の要塞跡が残り、自然と歴史が融合した独特の景観を楽しめます。

モルドバ共和国のオルヘイ旧市街(Ord Orhei)に広がる丘陵
オルヘイ旧市街(Ord Orhei)

 丘の上から眺めるルウト川(Răut River)の蛇行は特に美しく、モルドバらしい田園が広がる風景は必見です

周辺の村も可愛らしく半日〜1日かけてゆっくり巡るのがおすすめ。クリコヴァワイナリーと合わせて巡るツアーも人気で、私はこれでいきました。

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④ストルーヴェの測地弧(Struve Geodetic Arc)【世界遺産】

モルドバの世界遺産ストルーヴェの測地弧(Struve Geodetic Arc)

ストルーヴェの測地弧(Struve Geodetic Arc)は、ヨーロッパ10か国にまたがる世界遺産で、地球の形状を測定するために設置された三角測量地点群です。モルドバ国内にも地点が残されています。

モルドバの観光地、ストルーヴェの測地弧(Struve Geodetic Arc)

派手な観光地ではありませんが、科学史における重要性を知ると興味深いスポットです。

世界遺産を訪れたい方はぜひ訪問してみてください。

⑤カプリアナ修道院(Căpriana Monastery)

モルドバの観光

カプリアナ修道院(Căpriana Monastery)は、15世紀創建の歴史ある修道院で、モルドバ正教会の重要拠点の一つです。

森に囲まれた静かな環境にあり、白い教会建築が美しく映えます。

モルドバの観光、ステファン大公の像内部には宗教画や装飾が施され、厳かな雰囲気が漂います。

キシナウから日帰り可能で、宗教文化を感じたい方におすすめです。

⑥キシナウ(Chișinău)

モルドバのキシナウにあるEternity Memorial Complex

首都キシナウ(Chișinău)はモルドバ観光の拠点です。

ナティヴィティ大聖堂(Nativity Cathedral)凱旋門(Triumphal Arch)中央市場など見どころがコンパクトにまとまっています。

モルドバの首都キシナウの公園

公園が多く、歩いて巡れる点も魅力。ワインバーやレストランも充実しており、モルドバ料理を楽しめます。

キシナウの詳しい観光情報は▶キシナウ観光のおすすめスポット8選と1日モデルコース!モルドバの首都を遊びつくそう で紹介しています。こちらもチェックしてみてください。

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⑦ソロカ(Soroca)

モルドバの観光地、ソロカ

モルドバ北部、ウクライナとの国境に近い町で、ドニエストル川(Dniester River)沿いに位置するソロカ(Soroca)。最大の見どころは、15世紀に建設されたソロカ要塞(Soroca Fortress)です。

円形の石造り要塞は保存状態が良く、塔に登ると川と周辺の景色を一望できます。歴史的には防衛拠点として重要な役割を果たしました。

また、町の高台には「ジプシー・ヒル」と呼ばれるエリアがあり、豪華な装飾の邸宅群が立ち並ぶ独特の景観も見られます。キシナウからは車で約2〜3時間。日帰りも可能ですが、地方都市の雰囲気をゆっくり味わうのもおすすめです。

⑧沿ドニエストル共和国(Transnistria/Pridnestrovian Moldavian Republic)

沿ドニエストル共和国の教会

沿ドニエストル共和国(Pridnestrovian Moldavian Republic)またはトランスニストリアTransnistria)と呼ばれるこの国は、モルドバ東部、ドニエストル川(Dniester River)沿いに位置する未承認国家で、首都はティラスポリ(Tiraspol)です。

モルドバからは日帰り観光も可能で、キシナウから車やマルシュルートカで約1時間半ほどで到着します。

沿ドニエストル共和国のバスの時刻表
バスの時刻表

国際的にはモルドバ領とされていますが、独自の政府や通貨、国旗を持ち、ソ連時代の雰囲気が色濃く残る独特のエリアです。レーニン像やハンマーと鎌のモチーフが今も街中に見られ、まるで時代をさかのぼったかのような感覚を味わえます。

入域時には簡単な入国手続きが必要で、滞在時間にも制限があるため事前確認が重要です。

政治的に繊細な地域でもあるため、最新情報を確認し、パスポート携帯を徹底したうえで訪問しましょう。

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沿ドニエストル共和国を実際に訪問したときのことをまとめた ▶【未承認国家】沿ドニエストル共和国を旅して|感じたことや行き方など現在の情勢まとめ の記事もご覧ください。

モルドバのおすすめツアー

ワイナリー見学ツアーやオルヘイウ・ヴェキへの日帰りツアーが人気です。

公共交通が限られるため、英語ガイド付きツアーを利用すると効率よく観光できます。試飲付きプランは特に満足度が高いです。

また、モルドバへ旅する人の多くが目指す未承認国家「沿ドニエストル共和国」への日帰りツアーももちろんおすすめ。ですが、ロシア×ウクライナの情勢をふまえ、安全が確認できてから行くようにしてください。

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モルドバ旅行のベストシーズン

モルドバのワイナリー

月〜6月、9月〜10月が観光に最適です。春は新緑が美しく、秋は収穫期でワインイベントも楽しめます。

夏は暑く、冬は冷え込みますが、観光客が少なく落ち着いて巡れる利点もあります。気候が穏やかな春と秋がベストシーズンです。 

モルドバのホテル

宿泊施設は首都キシナウに最も集中しており、中級〜高級ホテル、ブティックホテル、アパートメントタイプまで選択肢が豊富。価格はヨーロッパ諸国と比べて比較的リーズナブルです。

一方、地方都市では小規模ホテルやゲストハウスが中心となり、設備はシンプルですが温かいおもてなしが魅力です。観光シーズンでも満室になることは少ないものの、ワインイベントや祝祭時期は早めの予約がおすすめです。

モルドバ旅行を楽しむコツ

モルドバのワイン
モルドバのワインは安くて美味しいので飲みすぎ注意!

教会では露出の少ない服装を心がけましょう。
市場ではスリ対策として貴重品管理が重要です。

【便利な持ち物】
・パスポートのコピー
・小額紙幣
・歩きやすい靴
・羽織もの(朝晩の寒暖差対策)

Lapinの旅行記:モルドバ編

Peace & smile in Moldova
Peace & smile in Moldova モルドバで素敵な人達に会いました。

ホステルに入った瞬間、男の人ばかりで(しかもみんな個性的💦) 一瞬げっ!と思ったものの、平和メッセージを集めながら旅していると話すと、素敵なことだと賛同してくれて、参加させてもらえるのが嬉しいと真剣にメッセージを書いてくれました。

このメッセージや旗を集めることで、世界が平和になるわけでもなく、何かを変えられるわけでもないけれど、これをきっかけにいろいろな国の人たちと平和について話をしながら想いを繋げている時間は私にとってはかけがえのない時間です。

モルドバのホステル
Peace Flag

みんな穏やかに平和に幸せに暮らせるようにと願う心は一つ。
日本はどうですか?あなたの国はどうですか?地震や津波はどうですか? 

気遣いあい、お互いの平和を祈りあう小さな輪があちこちで繋がって、いつか大きな一つの輪になるといいな。

モルドバはワインが有名なのだそう。ワイナリーツアーに行って試飲を楽しみました^^ 
もちろんオカワリしましたよ~。

それほど観光は期待していなかったものの、石窟教会や崖の上の教会などあり新発見のモルドバでした。

モルドバの旅がもっと楽しくなる情報を、こちらでまとめています。

モルドバ観光のまとめ

モルドバのクリコバワイナリーの試飲室

モルドバは大規模な観光地こそ少ないものの、ワイン文化と歴史、そして素朴な人々の温かさに触れられる国です。

地下ワイナリーや絶景遺跡、修道院など、ここでしか体験できない魅力が詰まっています。

ゆったりとした時間の流れを楽しみながら、モルドバならではの旅をぜひ体験してみてください。

※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。

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