ポートモレスビー観光で行ってよかったスポット12選！パプアニューギニアの首都を遊びつくそう
パプアニューギニアの首都ポートモレスビー（Port Moresby）は、国際空港の玄関口であると同時に、独自の文化や自然を楽しめる都市です。
市内には国立博物館や文化センター、緑豊かな国立公園、美しい海を望むスポットなど多彩な観光地が点在。歴史と伝統を感じつつ、都会的な一面と自然の調和を体験できるのが魅力です。
ここでは、ポートモレスビーを効率的に満喫できる1日＆2日間モデルコースと、実際に行って見て良かったおすすめ観光スポットをご紹介します。
ポートモレスビーの観光MAP
ポートモレスビーのおすすめスポット
首都ならではの文化施設から自然あふれる公園、歴史的建造物まで、多彩な魅力を楽しめるポートモレスビーの見どころをご紹介します。
①Port Moresby Nature Park（ポートモレスビー・ネイチャーパーク）
ポートモレスビー屈指の観光名所で、パプアニューギニア固有の動植物を一度に観察できる公園です。
特に「Bird of Paradise（極楽鳥）」は必見で、美しい羽を広げる姿に魅了されること間違いなし。パプアニューギニアの国旗に描かれていることもあり、国民からも大切にされている美しい鳥です。
園内には蘭の花や熱帯植物も豊富に展示されており、散策しながら自然を満喫できます。
整備が行き届いており、子どもから大人まで安心して楽しめる環境が魅力。首都にいながらジャングル体験ができる特別なスポットです。
②National Museum and Art Gallery（パプアニューギニア国立博物館・美術館）
パプアニューギニアの多様な文化や歴史を知るには欠かせない施設。部族ごとの工芸品や伝統衣装、戦争関連の展示などが豊富に揃い、見どころ満載です。
庭には戦時中に使用されていた大きな戦闘機が置かれており、ここでも戦争の痛みを感じ取ることができます。
館内には精巧な木彫りや石像、カヌーなどが展示され、独自の民族文化に触れながら学べるチャンス。冷房が効いた快適な館内でゆっくり鑑賞でき、英語表記も充実しています。
館内ガイドを利用すれば、展示品の背景や歴史についてより深く理解できるでしょう。
③Parliament House（パプアニューギニア国会議事堂）
伝統的な「Spirit House（スピリットハウス）」の建築様式を取り入れたユニークな建物で、ポートモレスビーを代表するランドマークの一つです。
堂々とした外観はもちろん、内部のステンドグラスや壁画も印象的。通常は外観見学のみですが、ツアーに参加すれば内部を案内してもらえることもあります。
建築と文化が融合したデザインは、写真映えする人気スポットとなっています。
④Ela Beach（エラビーチ）
市内中心部からほど近いビーチで、地元の人々が集う憩いの場。週末にはマーケットも開かれ、手作りの工芸品や新鮮な果物が並びます。
砂浜を散歩したり、のんびりと海を眺めたりとリラックスできるのが魅力。夕暮れ時のサンセットは特に美しく、観光客に人気です。
近隣にはカフェやレストランもあり、観光の合間に立ち寄るのに最適なスポットです。
⑤Paga Hill（パガ・ヒル）
ポートモレスビー市街と港を一望できる絶景スポット。頂上には戦争記念碑があり、第二次世界大戦時の歴史を偲ぶことができます。
登頂は車でアクセス可能で、展望台からは青い海と都市のコントラストが広がります。特に夕暮れ時は、オレンジ色に染まる街と海が一体となった美しい景観を楽しめるのでおすすめ。
ただし、治安には少し不安あり。安全のため現地ガイドと一緒に訪れるようにしましょう。
⑥Bomana War Cemetery（ボマナ戦争墓地）
ポートモレスビー郊外に位置する「Bomana War Cemetery（ボマナ戦争墓地）」は、第二次世界大戦で亡くなった兵士たちが眠る墓地。広大な敷地には整然と並んだ墓標が並び、静寂と荘厳な雰囲気が漂います。
墓標には年齢が書かれており、ほとんどが20代の若者たちでした。
特にオーストラリア兵の墓が多く、戦争の悲劇を今に伝える場として訪問者に深い感慨を与える場所です。
手入れの行き届いた芝生と花々が、慰霊の場所としての厳粛さを際立たせています。歴史を学び、平和を祈るひとときとして観光ルートに組み込みたいスポットです。
⑦Vision City Mega Mall（ビジョンシティ・メガモール）
ポートモレスビー最大のショッピングモールで、観光の合間に立ち寄りたい近代的スポット。衣料品や雑貨、スーパーマーケットに加え、映画館やレストランも併設されています。
旅行中に必要な日用品を調達できるだけでなく、現地の人々の生活に触れることができるのも魅力。エアコンが効いた快適な空間で休憩できるため、暑さや移動の合間のリフレッシュにも最適です。
私と旅友Danayは、初日にここでコーンロウをしましたよ。
伝統市場とあわせて訪れると、パプアニューギニアの「現代」と「伝統」の両面を体感できます。
⑧Adventure Park PNG（アドベンチャーパークPNG）
ポートモレスビー郊外にある「Adventure Park PNG」は、家族連れや自然好きに人気のレジャースポット。園内では、トロピカルフラワーやランの展示、動物たちの展示エリアを楽しむことができます。
特にワニやカソワリ（Cassowary）カラフルな鳥たちは迫力満点。遊園地のような雰囲気もあり、観光の合間にリラックスするのに最適です。
広い園内をのんびり散策できるため、都会の喧騒を離れて自然と触れ合う体験ができます。
⑨St Mary’s Cathedral（聖メアリー大聖堂）
市内中心部に建つカトリックの大聖堂で、荘厳な雰囲気と美しいステンドグラスが魅力。外観はシンプルながら、内部は高い天井と光の差し込みが神聖な空間を演出しています。
観光の途中に静かに祈りや瞑想の時間を過ごすのもおすすめ。特に日曜日には地元の人々が集うミサが行われ、パプアニューギニアの信仰文化を垣間見ることができます。
歴史的にも重要な教会で、パプアニューギニアらしいペイントが施された外観は、写真スポットとしても人気です。
⑩Koki Fish Market（コキ・フィッシュマーケット）
港町らしい活気を味わえる「Koki Fish Market」は、ローカルの雰囲気を体感できる市場。新鮮な魚介類や野菜、果物が並び、色とりどりの売り場は圧巻です。
観光客にも開かれており、現地の人々の生活を身近に感じられるスポット。ただし混雑するため、スリなどには注意が必要です。
午前中が特に活気があり、新鮮な魚をさばく光景を眺めるのは旅の思い出になります。カメラを構える際は出店者に一声かけると好意的に対応してくれます。
⑪Boroko Market（ボロコ・マーケット）
ボロコ・マーケット（Boroko Market）は、地元の人々の生活を間近に感じられる活気あふれる市場。朝から多くの人でにぎわい、山の恵みである新鮮な野菜や果物、ココナッツ、スパイス、手作りの工芸品などが所狭しと並びます。
観光客にとっては現地の食文化や暮らしの雰囲気を体感できる貴重なスポット。写真撮影も確認をとれば気軽に応じてくれます。くれぐれもトラブルを避けるために「先にひとこと確認」が重要です。
治安面には気を配りつつも、人々の笑顔や色彩豊かな商品が並ぶ風景は印象的で、ポートモレスビーの素顔を垣間見ることができる場所として人気があります。
ポートモレスビー近郊の隠れたリゾート
首都ポートモレスビーから日帰りで行けるとっておきのリゾートも紹介しちゃいます。ここはかなり癒されるので、旅の合間のリフレッシュにもぴったり。
⑫Loloata Island Resort（ロロアタ・アイランド・リゾート）
Loloata Island Resort（ロロアタ・アイランド・リゾート）は、ポートモレスビーから車とボートで約1時間の距離にある、手つかずの自然に囲まれた小さなリゾートアイランド。透明度の高い海にはカラフルなサンゴ礁や熱帯魚が群れ、スノーケリングやダイビングの人気スポットとして知られています。
島内には高級感のあるヴィラタイプの宿泊施設やプール、レストラン、スパが整い、静寂の中でゆったりとした時間を過ごせます。宿泊するも良し、デイパスで気軽な日帰り旅行を楽しむのも良し。
ポートモレスビー近郊で安全かつ快適にリゾート気分を味わえる貴重な場所で、都会の喧騒から離れて南太平洋らしい穏やかな休日を楽しむのに最適です。
ポートモレスビー観光の移動方法
市内観光にはタクシーやホテル送迎車を利用するのが基本です。公共交通は安全面からおすすめできません。
観光客向けの専用車やツアーを利用すれば効率よく回れます。
空港から市内まではホテル送迎が一般的。安宿でも基本的に無料の送迎がついているので、予約時に確認するようにしましょう。
ポートモレスビー旅行のベストシーズン
ポートモレスビー（Port Moresby）の観光シーズンは、乾季にあたる5月から10月がベストシーズンとされています。
この時期は湿度が低く、晴天が多いため観光や屋外アクティビティに最適です。気温はおおむね25〜30℃前後で過ごしやすく、ダイビングやスノーケリングなどのマリンアクティビティも快適に楽しめます。
一方、11月から4月は雨季となり、スコールが頻発するものの、緑が一段と濃くなる美しい季節でもあります。
年間を通して温暖な気候ですが、快適に観光したいなら乾季の訪問がおすすめです。
ポートモレスビー旅行での注意事項
・私は実際に町を1人で歩いていても不安に感じることはありませんでしたが、ホテルやガイドは1人歩きはやめるよう常に注意をしていました。一見平和に見えても治安には注意が必要です。夜間の外出や人通りの少ない場所は避けましょう。
・現金は少額を分けて持ち歩くのが安心です。
・持ち物は、日焼け止め、虫よけ、帽子、飲料水が必須。
・観光時は現地の文化を尊重し、カメラ撮影は事前に許可を取ると良いでしょう。ほとんどの人は快くOKしてくれます。
Lapinの旅行記：ポートモレスビー編
パプアニューギニアの首都、ポートモレスビー。
治安が悪いと言われているものの、実際に来てみると人はとても朗らか。写真撮っていい？と聞いて断ってくる人はほぼおらず、みんな笑顔を見せてくる。
それでいて自然も文化もディープで面白い。
国立博物館では歴史や伝統文化に関する資料がわかりやすく展示されていてかなり良かった。
文化ブースも興味深かったし，歴史の戦争に関するブースもめちゃくちゃ勉強になった。ここは絶対に訪れる価値あり。
マウントハーゲンで何度もトライしたけど見つけることのできなかったパラダイス(パプアニューギニアの旗にも描かれている極楽鳥)もネイチャーパークとアドベンチャーパークで見ることが出来た。なかなか美しい。野生が見れず、ちょっと悔いは残るけど、まあ良しとする。
どこの建物も興味深い彫り物を施した柱が使ってあったり，教会や警察署までトロピカルだったり、歩けば歩いただけ発見があるポートモレスビー。
想像以上に魅力いっぱいな街でした！
ポートモレスビー観光のまとめ
ポートモレスビーは、自然と文化が共存する魅力的な首都です。
ネイチャーパークで自然を楽しみ、博物館で歴史を学び、ビーチや展望台で癒しのひとときを過ごせます。移動や治安に配慮しつつ現地ツアーを活用すれば、効率的に観光できるでしょう。
パプアニューギニア旅行の第一歩として、首都ポートモレスビーを満喫してみてください。
※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。
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