
タンザニア観光で行ってよかったスポット8選!サファリから島まで網羅するモデルコースも紹介
目次
Toggleタンザニアはアフリカ東部に位置し、世界的に有名なサファリや美しいビーチ、歴史的な遺跡が数多く点在する魅力的な観光地です。
大自然の迫力を間近で感じられる国立公園や、インド洋に浮かぶ楽園のような島々、歴史と文化が息づく街など、訪れる人々を魅了します。
この記事では、実際に訪れてよかったタンザニアの観光スポットを詳しく紹介します。ぜひ旅の参考にしてみてください。
タンザニアの観光MAP
①セレンゲティ国立公園【世界遺産】

世界遺産でもあるセレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)は、世界で最も有名な野生動物保護区の一つです。
広大な草原が広がり、「ビッグファイブ」(ライオン、ゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)をはじめ、約200万頭のヌーが大移動する「グレート・ミグレーション」が見られることで知られています。
朝焼けのサバンナをジープで駆け抜けながら、目の前を駆けるヌーやシマウマの大群を見たときの感動は忘れられません。
野生動物をみたい人は絶対に行くべきスポットです。
②キリマンジャロ国立公園【世界遺産】

キリマンジャロ国立公園(Kilimanjaro National Park)は、アフリカ最高峰のキリマンジャロ山(標高5,895m)がそびえる国立公園です。
登山ルートはいくつかありますが、初心者向けから上級者向けまで選ぶことができ、6日間ほどかけて登頂するのが一番人気のコース。
途中の景色が美しく、熱帯雨林から氷河まで、標高が上がるにつれて風景が変わるのも魅力です。登り切った頂上から眺める景色は、忘れられない思い出になること間違いありません。
③ザンジバル島のストーン・タウン【世界遺産】

ザンジバル島( Zanzibar)のストーン・タウン(Stone Town)は、ザンジバル島の中心部にある歴史地区で、スワヒリ文化の象徴とも言える街並みが特徴です。
細い路地が迷路のように続き、アラブ、ペルシャ、インド、ヨーロッパの影響を受けた建築様式が残っています。
現地ではスパイスツアーに参加し、シナモンやクローブの香りを楽しみながら、歴史ある建物を巡るのがおすすめです。
運が良ければ、美しい白砂のビーチで寛ぐマサイ族の人たちに出会えるかもしれませんよ。
④ンゴロンゴロ保全地域

ンゴロンゴロ・クレーターは、ンゴロンゴロ保全地域(Ngorongoro Conservation Area)にある巨大な火口跡に広がる野生動物の楽園です。
クレーター内には約25,000頭の動物が生息し、ライオン、ゾウ、カバ、フラミンゴなどを一度に観察できます。
ここでのサファリは、一味違った大自然の迫力と神秘を感じた体験でした。私個人としては、各地でたくさんのサファリをしてきた中でも、ここが一番好きです。一番間近に動物を感じることができた場所であり、原始の地球の美しさに感動した場所でした。
⑤タランギレ国立公園

タランギレ国立公園(Tarangire National Park)は、巨大なバオバブの木々とゾウの群れが印象的な国立公園です。
特に乾季には、数千頭のゾウが集まり、水を求めて移動する姿を見ることができます。他の観光地に比べて観光客が少なく、静かにサファリを楽しめるのが魅力です。
⑥マフィア島

マフィア島(Mafia Island)は、ダイビングやシュノーケリングが好きな人におすすめの隠れた楽園です。
特に、ジンベエザメと一緒に泳ぐツアーが人気で、運が良ければ間近で巨大なジンベエザメを見ることができます。のんびりした島の雰囲気も魅力的で、都会の喧騒を忘れてリラックスできます。
穴場好き、秘境好きの旅慣れた人しか行かないような場所ですが、だからこその特別感を味わえます。
⑦ウズングワ山脈国立公園

ウズングワ山脈国立公園(Udzungwa Mountains National Park)は、タンザニア南部に位置する山岳地帯の自然保護区。標高250~2,576mの山々が連なり、熱帯雨林や滝が点在します。
公園内には絶滅危惧種のサンジェ・マンガベイ(Sanje Mangabey)やウデューングワ・レッドコロブス(Udzungwa Red Colobus)などの固有種が生息。「アフリカのガラパゴス」とも呼ばれるほどの生物多様性を誇ります。
トレッキングコースが充実しており、中でもサンジェ滝(Sanje Waterfalls)へ向かうルートは、美しい景観と迫力ある滝を楽しめる人気のコースです。
⑧ムワンザ

タンザニア北部、ヴィクトリア湖(Lake Victoria)のほとりに広がるムワンザ(Mwanza)は、タンザニア第2の都市でありながら、のどかな湖畔の風景が広がる魅力的な街です。
岩が積み重なったユニークな景観が特徴で、「バルーンロック(Bismarck Rock)」はムワンザのシンボル的存在。ヴィクトリア湖ではボートクルーズや漁業体験が楽しめ、新鮮なティラピア料理も味わえます。
また、ンゴロンゴロやセレンゲティへの玄関口としても利用されるため、サファリ旅行の拠点としても人気の高い都市です。
タンザニア観光のおすすめツアー

サファリツアー(セレンゲティ、ンゴロンゴロ)
キリマンジャロ登山ツアー
ザンジバルのビーチリゾートツアー
スパイスツアー(ザンジバル)
ジンベエザメと泳ぐツアー(マフィア島)
など。
タンザニアの観光は移動が大変なため、効率よく周るためにはいくつかの観光スポットを網羅したパックツアーに参加するのがおすすめです。
タンザニアのツアーはこちらでチェック
タンザニア旅行のベストシーズン

タンザニアの観光に最適な時期は6月~10月の乾季です。この時期は動物が水場に集まりやすく、サファリに最適です。
また、ヌーの大移動(グレート・ミグレーション)を観察するなら7月~9月がベストです。一方、キリマンジャロ登山は乾燥している1月~2月、または7月~10月が登頂しやすい時期とされています。
タンザニアでの目的に合わせて、訪問時期を決めるようにしてください。
タンザニア観光は何日必要?

タンザニア観光に必要な日数は、訪れる場所や目的によって異なりますが、最低でも7~10日間は確保するのがおすすめです。
サファリ中心(セレンゲティ・ンゴロンゴロ):5~7日
キリマンジャロ登山:6~8日(登山のみ)
ザンジバル島でのリゾート滞在:3~5日
複数のエリアを組み合わせる場合:10~14日
サファリ、登山、ビーチをバランスよく楽しむなら10日以上が理想的です。旅程に合わせて滞在日数を決めましょう。
タンザニア観光のモデルコース

目的に応じたモデルコースを紹介します。サファリ、登山、ビーチリゾートをバランスよく組み合わせた旅程を参考にしてください。
1週間で楽しむ王道サファリ&ザンジバルコース
1日目:ダルエスサラームまたはキリマンジャロ空港到着 → アルーシャ泊
2日目:タランギレ国立公園でサファリ → カラツ泊
3日目:ンゴロンゴロ・クレーターでサファリ → セレンゲティへ移動
4日目:セレンゲティ国立公園で終日サファリ → セレンゲティ泊
5日目:朝のサファリ後、ザンジバルへ移動 → ストーン・タウン観光
6日目:ザンジバルでビーチリゾートを満喫
7日目:ザンジバル出発 → 帰国
10日間で楽しむサファリ&キリマンジャロ&ザンジバルコース
1~2日目:アルーシャ到着 → キリマンジャロ登山開始(マラングルート)
3~5日目:登山(ホロンボハット泊、キボハット泊)
6日目:山頂到達後下山 → アルーシャ泊
7~8日目:ンゴロンゴロ・クレーター&セレンゲティでサファリ
9~10日目:ザンジバルでビーチリゾート&スパイスツアー → 帰国
2週間でタンザニアを満喫する究極コース
1~5日目:キリマンジャロ登山(マチャメルート)
6~9日目:セレンゲティ&ンゴロンゴロでサファリ
10~12日目:ザンジバルでビーチリゾート、ストーン・タウン観光
13~14日目:マフィア島でジンベエザメとシュノーケリング → 帰国
私は2週間いましたが、まだまだゆっくりしたかったです。
旅程や目的に合わせて、自分にぴったりのプランを選びましょう!
タンザニアの年間イベント情報

以下は、タンザニアの例年行われているイベントです。タイミングが合えば見学するのも楽しそうです。
ザンジバル国際映画祭(Zanzibar International Film Festival)(7月)
セルーゲームリザーブマラソン(Selous Game Reserve Marathon)(9月)
ムワンザロックシティマラソン(Mwanza Rock City Marathon)(10月)
タンザニア旅行での注意事項

服装:サファリでは明るい色の服を避け、動物に溶け込むアースカラーがおすすめ。
持ち物:虫除けスプレー、日焼け止め、帽子、サングラスは必須。
マナー:野生動物に近づきすぎない。地元の文化や習慣を尊重すること。
タンザニアの観光のまとめ

タンザニアは、壮大な自然と歴史的な魅力が詰まった国です。セレンゲティやンゴロンゴロでのサファリ体験、キリマンジャロ登山、ザンジバルの美しいビーチなど、多彩なアクティビティが楽しめます。
観光のベストシーズンや持ち物に気をつけて、充実したタンザニア旅行を計画しましょう!


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