
ウガンダ観光の行ってよかったスポット15選!世界遺産から絶景に穴場まで
目次
Toggleウガンダ(Uganda)は「アフリカの真珠」と称される美しい自然と野生動物の宝庫です。
ビクトリア湖(Lake Victoria)やナイル川(Nile River)をはじめ、ゴリラトレッキングができるブウィンディ原生国立公園(Bwindi Impenetrable National Park)など、魅力的な観光スポットが数多くあります。
今回は、ウガンダの世界遺産やおすすめの観光地を紹介し、さらにベストシーズンや注意点についても解説します。
ウガンダの観光MAP
ウガンダの世界遺産
ウガンダには、ユネスコに登録されている世界遺産が3か所あります。自然遺産と文化遺産があり、どちらも貴重な体験ができます。
①ブウィンディ原生国立公園

ブウィンディ原生国立公園(Bwindi Impenetrable National Park)は、世界的に貴重なマウンテンゴリラ(Mountain Gorilla)の生息地です。
公園内ではゴリラトレッキングが人気で、野生のゴリラを間近で観察することができます。うっそうとした熱帯雨林のトレッキングは体力を要しますが、ゴリラに出会った瞬間の感動は格別です。
②ルウェンゾリ山地国立公園
ルウェンゾリ山地(Rwenzori Mountains National Park)は、「月の山」とも呼ばれる神秘的な景観が特徴の国立公園。標高5,000mを超える峰々が連なり、登山やトレッキングが楽しめます。
特に氷河と熱帯雨林が共存する独特の景観は、登山好きには見逃せません。1度は登ってみたい山として人気です。
③カスビのブガンダ王国の王墓
ウガンダの首都カンパラ(Kampala)にあるカスビの王墓(Tombs of Buganda Kings at Kasubi)は、ブガンダ王国の歴代の王が眠る神聖な場所です。伝統的なグラスと木材で作られた建築が特徴で、ウガンダの文化と歴史を学ぶことができます。
現在も地元の人々の信仰の対象となっており、訪れる際にはマナーを守ることが大切です。
ウガンダ観光おすすめスポット
ウガンダには、世界遺産以外にも魅力的な観光地がたくさんあります。
④クイーン・エリザベス国立公園

クイーン・エリザベス国立公園(Queen Elizabeth National Park)はウガンダで最も人気のあるサファリスポット。ライオン、ゾウ、ヒョウ、バッファローなど「ビッグ5」に出会えるチャンスがあります。
カジンガ水路(Kazinga Channel)でのボートサファリもおすすめで、カバやワニ、色とりどりの鳥たちが見られます。
⑤マーチソン・フォールズ国立公園
マーチソン・フォールズ国立公園(Murchison Falls National Park)は、ウガンダ最大級の国立公園。公園内にある、ナイル川が切り立った崖を流れ落ちるマーチソン滝(Murchison Falls)は圧巻の光景です。
ボートツアーに参加すれば、滝の迫力を間近で楽しめます。また、サファリではキリンやライオンなどの野生動物を観察できます。
⑥マバンバ湿地帯

ウガンダ南部に広がるマバンバ湿地帯(Mabamba Swamp)は、世界的に貴重な野鳥の生息地であり、特に「ハシビロコウ(Shoebill)」の観察スポットとして有名です。
カヌーに乗って水路を進むと、多種多様な水鳥や湿地の植物が広がり、自然愛好家にとって魅力的な場所となっています。
エンテベ(Entebbe)から日帰りで訪れることができ、バードウォッチングを楽しむ旅行者に人気のスポットです。
⑦キバレ国立公園
キバレ国立公園(Kibale National Park)は、チンパンジートレッキングで知られるウガンダ屈指の熱帯雨林保護区。公園内には13種の霊長類が生息し、特に野生のチンパンジーを間近で観察できるツアーが人気です。
緑豊かな森には、色鮮やかな鳥や希少な動植物も多く、エコツーリズムの拠点として注目されています。近隣のフォート・ポータル(Fort Portal)を拠点に訪れるのが一般的です。
公式サイト:https://ugandawildlife.org/national-parks/kibale-national-park/
⑧ムブロ湖

ウガンダ西部に位置するムブロ湖(Lake Mburo)は、ムブロ湖国立公園(Lake Mburo National Park)の中心にある淡水湖です。
湖の周囲にはサバンナが広がり、シマウマ、インパラ、カバなどの野生動物が生息しています。ボートサファリでは、湖に生息するワニや水鳥を間近に観察でき、夕暮れ時には美しい景色が広がります。
カンパラから一番近い国立公園として知られ、アクセスしやすく、気軽に訪れやすい自然スポットです。
⑨カリンズフォレスト(Kalinzu Forest)

カリンズフォレスト(Kalinzu Forest)は、ウガンダ西部に位置する美しい熱帯雨林で、野生動物や豊かな生態系が広がる自然保護区です。特にチンパンジートレッキングが人気で、高い遭遇率を誇ります。
しかも、日本のNPOが支援・研究しているということで、現地のみんなに感謝されました!
※ウガンダにはチンパンジーの保護活動を行っているチンパンジー島(ンガンバ島/Ngamba Island)もありますが、そちらはフェンス越しになるので、観光メインであればこちらがおすすめです。
森には約414種の樹木、約379種の鳥類、蝶や小動物も生息し、トレッキングやバードウォッチングに最適です。クイーン・エリザベス国立公園にも近く、観光と組み合わせやすいのも魅力。アクセスはイシャシャまたはカセセ経由が一般的で、自然好きにおすすめのスポットです。
⑩ウガンダ赤道

ウガンダ赤道(Uganda Equator)は、ウガンダを横切る地球の赤道線上にある観光スポット。カンパラ(Kampala)から南西へ約70kmの地点にあり、記念撮影スポットとして人気があります。
赤道上では「水の渦の向きが変わる実験」などのデモンストレーションが行われ、観光客を楽しませています。
また、お土産ショップやカフェも併設されており、休憩しながら赤道の特別な雰囲気を味わうことができます。ウガンダを訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。
⑪ジンジャ(Jinja)

ジンジャ(Jinja)は「ナイル川の源流」として知られ、ラフティングやカヤックなどのウォーターアクティビティが楽しめます。アドレナリンを求める冒険好きにはたまらないスポットです。
市内には欧風のカフェやレストランも多く、リラックスした時間を過ごせます。
⑫ジワライノサンクチュアリ
ジワライノサンクチュアリ(Ziwa Rhino Sanctuary)は、ウガンダで唯一サイを間近に観察できる保護区です。かつて絶滅したウガンダのサイを復活させるため、個体数の増加を目指した繁殖プログラムが行われています。
徒歩でのガイド付きツアーでは、白サイ(White Rhino)の群れを観察でき、ウガンダの自然保護の取り組みに触れることができます。マーチソンフォールズ国立公園へ向かう途中に立ち寄る観光客も多いスポットです。
⑬セピ・フォールズ

ウガンダ東部に位置するセピ・フォールズ(Sipi Falls)は、3つの美しい滝からなる観光名所。トレッキングをしながら、壮大な滝と周囲の大自然を楽しめます。
滝の周辺ではコーヒー農園もあり、ウガンダ産コーヒーの試飲や収穫体験もできます。
⑭キソロ(Kisoro)

キソロ(Kisoro)は、ウガンダ南西部に位置する町で、ルワンダとコンゴ民主共和国の国境に近いエリア。ブウィンディ原生国立公園(Bwindi Impenetrable National Park)やムガヒンガ・ゴリラ国立公園(Mgahinga Gorilla National Park)への玄関口として知られ、ゴリラトレッキングの拠点として多くの旅行者が訪れます。
町の周辺には火山や湖が点在し、美しい景観が広がっています。周辺地域では伝統的な生活を営むコミュニティもあり、文化体験ができるのも魅力のひとつです。
⑮ニャムヌカ湖

ニャムヌカ湖(Lake Nyamunuka)は、ウガンダ西部のクイーン・エリザベス国立公園(Queen Elizabeth National Park)内にある硫黄を含む火山性の湖です。
湖の水は強い硫黄臭を放ち、動物たちが治療のために泥浴びをする姿が観察されることから、「自然の温泉」とも呼ばれています。
特にバッファローやゾウが集まることが多く、野生動物観察の絶好のスポットです。景観の美しさと独特の環境が、訪れる人々を魅了しています。
私もこのあと、インパラが入っていく姿をみました。映画のワンシーンのようにとても美しく印象的でした。
ウガンダ旅行のベストシーズン

ウガンダの観光ベストシーズンは、乾季にあたる12月~2月と6月~8月です。
この時期は雨が少なく、サファリやゴリラトレッキングに最適。特にゴリラトレッキングでは、雨季のぬかるんだ道よりも歩きやすいため、乾季の訪問がおすすめです。
反対に、雨季(3~5月、9~11月)は観光客が少なく、宿泊費が安くなるメリットもあります。
ウガンダのおすすめツアー

ウガンダでは、サファリやゴリラトレッキング、ナイル川のアクティビティなど、多様なツアーが楽しめます。
特に人気なのは、ブウィンディ原生国立公園でのゴリラトレッキングツアーや、クイーン・エリザベス国立公園でのサファリツアー。
また、ジンジャでのラフティングツアーもスリル満点でおすすめです。
ウガンダのツアーをチェック
ウガンダ旅行での注意事項

マナーと安全対策
服装:宗教的な場所では露出を控える。サファリやトレッキングでは動きやすい服装を。
治安:基本的に観光地は安全ですが、大都市ではスリに注意。夜の一人歩きは避ける。
便利な持ち物リスト
虫除けスプレー:マラリア対策に必須
トレッキングシューズ:国立公園や滝巡りには必須
双眼鏡:サファリやバードウォッチングに便利
ウガンダの観光のまとめ

ウガンダは、豊かな自然と野生動物に恵まれた魅力あふれる国です。
世界遺産のゴリラトレッキングや、迫力満点のサファリ、ナイル川でのアクティビティなど、観光の選択肢が豊富です。乾季(12~2月、6~8月)がベストシーズンなので、この時期に訪れるとより快適に旅行を楽しめます。
しっかり準備をして、ウガンダの大自然と文化を満喫してくださいね。


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