バーレーンの国旗 バーレーン要塞(Qal'at al-Bahrain)
バーレーン,  中東

バーレーンってどんな国?治安や歴史、ビザなどの基本情報まとめ【2026年最新】

最終更新日:2026年4月4日

バーレーンは中東のペルシャ湾に浮かぶ島国で、古代文明の歴史と近代的な都市開発が共存する国です。高層ビルが立ち並ぶ首都マナーマや美しいモスク、世界遺産の遺跡、高級リゾートなど、多彩な魅力を楽しめます。

一方で、2026年現在は中東情勢の緊張が続いており、特にイランとの関係をめぐる地域全体の不安定さが注目されています。バーレーン自体は比較的観光しやすい国ですが、周辺国との政治的緊張や安全保障上の動きによって、一時的な空港運航の変更や警備強化、デモ規制などが行われる場合があります。そのため、旅行前には最新の現地情勢や渡航情報を確認しておくことが大切です。

この記事では、バーレーンを旅行する前に知っておきたい基本情報や、現地で気をつけたいポイントをまとめました。

バーレーンの基本情報

Bahrain Financial Harbour バーレーンの観光 ビル群

位置: ペルシャ湾に位置し、サウジアラビアとカタールに隣接する島国
時差: 日本との時差は-6時間
首都: マナーマ(Manama)
国旗: 赤と白の二色で、白いジグザグの境界線が特徴的
人口: 約170万人
言語: アラビア語(公用語)、英語も広く通じる
通貨: バーレーン・ディナール(BHD)
宗教: イスラム教(国教)
コンセントタイプ: BFタイプ(電圧:230V、周波数:50Hz)

バーレーンの観光ビザと大使館情報

バーレーンの観光ビザ

バーレーン入国には査証(ビザ)が必要です。日本国籍の場合、到着時に空港で取得できる「アライバルビザ(Visa on Arrival)」を利用できます。

・シングルビザ(14日間滞在):BHD 25 
支払い方法:現金(BHD・USD)またはクレジットカード

また、事前にオンラインでeVisaを申請することもできます。空港で取得するよりも手数料が加算されるため、料金はやや高めです。

・シングルビザ:BHD 29(査証料+システム使用料)
支払い方法:クレジットカードのみ

公式サイト:http://www.evisa.gov.bh/

なお、eVisaは申請後すぐに承認される場合もありますが、数営業日かかることもあるため、出発の1〜2週間前までには手続きを済ませておくと安心です。近年は審査時にホテル予約確認書、復路航空券、残高証明などの提示を求められるケースもあります。

滞在を延長したい場合は、現地入国管理局(NPRA)のオンラインサービスまたはバーレーン政府ポータルから申請できます。延長料金はビザの種類によって異なりますが、観光ビザの場合はおおむね25〜50BD程度が目安です。

大使館情報

在バーレーン日本国大使館
住所: House No.55, Salmaniya Avenue, Block No.327, Bahrain
電話番号:+973-1771-6565
公式サイト: https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

駐日バーレーン大使館
住所: 東京都港区赤坂1-11-36 レジデンス・バイカウンテス710号
電話番号: 03-3584-8001
公式サイト: http://www.bahrain-embassy.or.jp/jp/

バーレーンの場所と行き方

バーレーンは中東のペルシャ湾に位置し、サウジアラビアの東側にあります。

日本からの直行便はありませんが、ドバイやドーハ、イスタンブールなどを経由して、マナーマのバーレーン国際空港(Bahrain International Airport)へアクセスできます。

主な航空会社
エミレーツ航空:ドバイ経由
エティハド航空:アブダビ経由
カタール航空:ドーハ経由
トルコ航空:イスタンブル経由

また、キング・ファハド・コーズウェイ (King Fahad Causeway)を通り、陸路でサウジアラビアとの移動も可能です。

バーレーンからサウジアラビアへ国境越えしたときの情報を、こちらでまとめています。

バーレーンの地理的特徴

バーレーンの観光 海

バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ群島国家で、もともとは約30の自然島から成り立っていましたが、近年は埋め立てによる人工島の開発が進み、現在では80以上の島々や島群があるとされています。

国土の大部分は平坦な砂漠地帯で、最高地点は内陸部にあるジャバル・アッ・ドゥخان(「煙の山」)の標高約134メートルです。

主要都市である マナーマ は北東部のバーレーン島に位置し、高層ビルや商業施設が集まる近代的な都市です。周辺には湾岸沿いのリゾートホテルや人工島エリアも広がっており、近年は海上開発によって都市景観が大きく変化しています。

バーレーンの歴史

バーレーンの世界遺産 バーレーン要塞(Qal'at al-Bahrain)

バーレーンは古代からペルシャ湾交易の重要な中継地として栄え、紀元前3000年ごろには「海の交易国家」とも呼ばれる ディルムン文明 が発展しました。当時は、現在の イラク 周辺の古代メソポタミアと インド を結ぶ海上交易の拠点として栄えていたと考えられています。

その後は、アケメネス朝ペルシア帝国支配 や ポルトガルによるバーレーン支配、オスマン帝国の影響 など、周辺勢力の支配や影響を受けながら歴史を重ねてきました。19世紀以降はイギリスとの条約締結により事実上の保護領となり、ペルシャ湾における重要な軍事・貿易拠点として位置づけられました。

20世紀前半には真珠産業で栄えましたが、その後は石油の発見によって経済構造が大きく変化します。1932年にはペルシャ湾岸諸国で初めて石油が発見され、近代化が急速に進みました。1971年に バーレーン独立 を果たした後は、立憲君主制のもとで金融や観光、石油関連産業を中心に発展を続けています。

バーレーンの文化と習慣

バーレーンの観光 アル・ファテフ・モスク(Al-Fateh Grand Mosque)

バーレーンではイスラム教が国教とされており、礼拝や断食月のラマダンなどの宗教行事が日常生活に深く根付いています。特にラマダン期間中は、日中に公共の場で飲食を控える、営業時間が変わるなど、旅行者も現地の習慣に配慮することが大切です。

中東諸国の中では比較的自由で開放的な雰囲気がありますが、宗教や文化への敬意は重視されています。公共の場では過度な肌の露出を避けた服装が推奨されており、モスクや宗教施設を訪れる際は、女性は肩や膝を隠す服装、場合によってはスカーフの着用が求められることがあります。

また、公共の場での大声や酔った状態での行動、過度なスキンシップは控えたほうが無難です。異性同士で手をつなぐ程度は観光地や都市部では見かけることもありますが、場所によっては好ましく思われない場合もあるため、控えめに行動すると安心です。

バーレーンの治安と旅行の注意点

バーレーンの観光 Bahrain Bay

バーレーンは中東諸国の中では比較的治安が良いとされていますが、近年は地域情勢の緊張が高まっており、テロや政治デモ、周辺国との対立による影響には注意が必要です。

観光地でのスリや盗難は比較的少ないものの、夜間の一人歩きや人通りの少ない場所への立ち入りは控えた方が安心です。また、デモや集会には近づかず、軍事施設や政府関連施設の撮影も避けるようにしましょう。

2026年現在は、バーレーンとイランとの関係悪化により、国内の警備強化や一部地域での検問、空港や商業施設でのセキュリティチェックが強化されることがあります。バーレーンは湾岸地域における重要な軍事拠点でもあるため、周辺情勢によってはミサイル迎撃や空域規制、デモの発生などが起こる可能性もあります。

そのため、渡航前には最新の海外安全情報を確認し、現地では政治的な話題や宗教的な対立に深入りしないことが大切です。

主な情勢・出来事(2026年4月時点):

イランによるバーレーンの施設攻撃: 2026年4月2日、イランの革命防衛隊はバーレーンにあるアメリカのIT大手アマゾンのクラウドコンピューティング施設を攻撃したと発表しました。

米軍関連施設への攻撃: イランのメディアは、同国の革命防衛隊がバーレーンにある米軍第5艦隊の司令部や関連施設をミサイルで攻撃したと報じています。

バーレーンの有名な食べ物

バーレーンの食べ物

マクブース(Machboos):スパイスで味付けした米に肉や魚を合わせた炊き込みご飯で、バーレーンを代表する家庭料理。ラム肉や鶏肉を使うことが多く、香辛料の風味が特徴です。

ハリース(Harees):小麦と肉を長時間煮込んで作る、やわらかい粥状の料理です。特に ラマダン の時期によく食べられます。

サンブーサ(Samboosa):スパイスで味付けした肉や野菜を包んだ揚げパイで、軽食や前菜として人気があります。見た目はサモサに似ています。

ルガイマット:外はカリッと、中はふんわりした小さな揚げ菓子で、デーツシロップや蜂蜜をかけて食べます。甘いもの好きにはおすすめです。

バラレート:甘い春雨に卵焼きをのせたユニークな朝食メニュー。シナモンやカルダモンの香りがあり、甘さと塩気の組み合わせが特徴です。

バーレーンの有名な特産品・お土産

バーレーンのお土産

バーレーンパール:バーレーンは古くから天然真珠の産地として知られており、上質なパールジュエリーは定番のお土産です。特に首都の市場では、ネックレスやピアスなどさまざまな商品が販売されています。

デーツ(ナツメヤシ):中東らしい定番のお土産で、そのまま食べるだけでなく、ナッツ入りやチョコレートがけなど種類も豊富です。

カルダモン や シナモン などのスパイス類:現地料理によく使われるスパイスは、料理好きな人へのお土産にも人気があります。スークでは数種類をまとめて購入できることもあります。

バフラ香水 や ウード香水:中東らしい濃厚な香りの香水も人気です。高級感があり、男女問わずお土産に選ばれています。

陶器の香炉 やオーナメント:中東らしい模様が描かれた雑貨も人気があります。特にアリ村 では、伝統的な陶器づくりが行われており、手作り体験ができる工房もあります。

バーレーンの世界遺産と観光名所

バーレーンには3つの世界遺産があり、古代文明や真珠産業の歴史を感じられるスポットが点在しています。

【世界遺産】

バーレーン要塞:古代ディルムン文明の中心地とされる遺跡で、バーレーンを代表する歴史スポットです。要塞からは海を望むことができ、夕景も人気です。

ディルムンの墳墓群:バーレーン各地に点在する数千基の古墳群で、紀元前3000年頃の埋葬文化を今に伝えています。

真珠採り、島の経済を物語るもの:バーレーンの真珠産業の歴史を伝える世界遺産で、ムハッラク旧市街やかつての真珠商人の家、海岸エリアなど複数の場所で構成されています。

【観光名所】

アル・ファティフ・モスク:国内最大級のモスクで、美しいドームや豪華な内装が見どころです。服装マナーを守れば観光客も見学できます。

バーレーン・ナショナル・ミュージアム:古代文明から現代までの歴史や文化を学べる博物館で、初めてバーレーンを訪れる人にもおすすめです。

生命の木:砂漠の真ん中に1本だけ立つ不思議な木で、バーレーンを代表する人気観光地のひとつです。

バブ・アル・バーレーン:旧市街の入口に建つ歴史的な門で、周辺にはスークや飲食店が集まっています。お土産探しにもぴったりです。

バーレーンの詳しい観光情報はこちらの記事でまとめています。

交通手段と移動のコツ

バーレーンの観光 バスカード

バーレーン国内の移動手段としては、タクシーや配車アプリ(UberやCareem)が便利。公共交通機関はバスのみで、本数が少なく観光にはやや不便。

マナーマのバス乗り場でオクトパスのようなチケットが買えます。

バーレーンバス公式サイトhttps://www.bahrainbus.bh/

私は宿代をケチって旧市街から離れた住宅街に間借りしてしまったせいで観光地までのバス出勤を余儀なくされましたが、マナーマ周辺であれば歩いて観光できるところが多いです。

北の観光地(生命の木やF1サーキットなど)は公共交通では行けないところもあるため、見どころを効率的に回れるツアーを利用するのがおすすめ。

イチオシはこのツアー。
ツリーオブライフ、F1サーキットなど北の観光地を網羅したツアー
自力で行きづらいところを網羅しているので、これさえ参加しておけば、後は自分の時間とペースに合わせてゆっくりバーレーンを満喫できます。

サウジアラビアへは、キング・ファハド・コーズウェイ(King Fahd Causeway)を使って陸路で行くことも可能です。

その他バーレーン観光ツアーは以下をチェック

バーレーンの気候

バーレーンの観光 ツリー・オブ・ライフ(Tree of Life)
Tree Of Life

バーレーンは一年を通して乾燥した砂漠気候で、降水量は少なく、晴天の日が多いのが特徴です。夏の6〜9月頃は非常に暑く、日中は40℃を超える日も珍しくありません。湿度も高くなるため、体感温度はさらに高く感じられます。

一方、冬の12〜2月頃は20℃前後まで気温が下がり、朝晩は少し涼しく感じることもあります。雨は少ないものの、冬に短時間の雨が降ることがあります。

年間を通して日差しが強いため、帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策は欠かせません。

旅行前に準備しておきたいこと

バーレーンのお金

両替:現地通貨(BHD)への両替は空港や銀行で可能です。国際対応のデビットカードがあればATMでも引き出せるので便利です。

予防接種:特に推奨されるものはありませんが、基本的なワクチン接種は確認を。

SIMカード:空港や市内の通信ショップで購入可能。eSIM対応の通信プランもあり。

Lapinの旅日記:バーレーン入国編

バーレーン観光
誰もいない世界遺産でセルフィ―ジャンプ

ちょっと石油を掘りにサウジアラビアまで…の前に、サウジアラビアへは陸路で行きたい、という勝手なこだわりで、まずはバーレーンから。
仕事で香港にいたので、香港〜バンコク〜バーレーンへと飛びます。

しかーし、久しぶりの旅で忘れてた。
空港のチェックイン時には戻りのチケットがないといけないこと!

香港でチェックインカウターのお姉さんに帰国のチケット持ってないと乗せない!今すぐ買って!と言われ、仕方なくニセ予約。(旅の予定まだ決めてないので買いたくない。)

香港なんとか逃げ切れた。
しかし、トランジットのバンコクで、またまた帰りのチケット買え買え攻撃。
仕方なく、またまたニセ予約。神様ごめんなさい。。

バーレーンのイミグレーションでは、陸路でサウジアラビアにバス移動予定、と言ったら「OK」と、あっさり終了。入国できた。

オンラインビザもイミグレで直接お金払うだけで、入国カードだの、ビザ申請用紙など、面倒な書類一切なし。シンプルで素晴らしい!

けど、あとで知ったけど、オンラインビザのほうが高い!なんでよ(# ゚Д゚)
みなさん、ビザは直接空港でアライバルしたほうが安いですよー。

そして、バーレーンのお金の単位がちいさすぎてわかりづらい…
2分の1ってなんやー!
1BHD 約400円 2分の1BHD札は200円。

頭の中のレート変換がちょっと面倒。
こんなに単位が小さいと、間違えて10倍で支払っちゃいそうでやだな。
気をつけなくちゃ。

ひとまず入国で来たので、東京と川崎をあわせた面積と同じくらいらしい、小さな国バーレーンを満喫して参ります!

バーレンの旅がもっと楽しくなる情報を、こちらでまとめています。

バーレーンの基本情報まとめ

バーレーンの観光 Bab Al Bahrain

バーレーンは、古代文明の遺跡や真珠産業の歴史、近代的な都市開発が共存する魅力的な国です。コンパクトな国土ながら、世界遺産やモスク、博物館、リゾートなど見どころが多く、短期旅行でも十分に楽しめます。

一方で、2026年現在は周辺地域の緊張が続いており、特にイランとの関係悪化による警備強化や空港の混雑、デモ規制などに注意が必要です。渡航前には最新の海外安全情報を確認し、現地では宗教や文化を尊重しながら行動すると安心です。

イスラム文化と近代都市が融合した独特の雰囲気を感じながら、バーレーンならではの旅を楽しんできてください。

※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。

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