
6月の海外旅行おすすめ14選!ベストシーズンの国と見どころを紹介
目次
Toggle6月は北半球では初夏を迎え、自然やアウトドアを楽しむには絶好の季節。南半球では冬が始まり、乾季に入る地域も多く、観光に適した気候となります。
ヨーロッパでは日照時間が長く、花や緑が美しい時期。
そんな6月におすすめの海外旅行先を紹介します。
①ペルー(インティ・ライミ)

おすすめの理由:乾季に入り始めで観光しやすく絶景も安定
6月のペルーは乾季の始まりで、天候が安定し晴天率が高く、マチュピチュやクスコなどアンデス高地の観光に最適な時期。
毎年6月24日に開催されるインカ帝国最大の祭り「インティ・ライミ(太陽の祭り)」もあり、伝統文化に触れる絶好の機会となります。
遺跡巡りと文化体験の両方を楽しめる魅力的な季節です。
Lapinメモ:朝晩は冷え込むため防寒対策を。インティ・ライミの時期は混雑するので、観覧希望の場合は早めの予約が必須です。
②アイスランド

おすすめの理由:白夜と自然の絶景を体感
6月のアイスランドは白夜の時期にあたり、ほぼ一日中明るい時間が続きます。ゴールデンサークル(ゲイシール、グトルフォス滝、シンクヴェトリル国立公園)や氷河湖ヨークルスアゥルロゥンなど、雄大な自然を長時間楽しめます。
道路状況もよく、レンタカーで一周する“リングロード旅”にも最適です。
Lapinメモ:私がアイスランドに行ったのは2月。冬の時期も良かったのですが、その時に出会ったアイスランドのガイドさんたちが、次は夏(6~8月)にもおいでと口々に言ってました。アイスランドは夏と冬で印象が全く違うので両時期に訪れるべき。私もこの時期の再訪を計画してます。
③コーカサス地方(ジョージア・アゼルバイジャン・アルメニア)

おすすめの理由:緑豊かで山岳観光や文化体験に最適な季節
6月のコーカサス地方は春から夏への移行期で、山々が緑に覆われ、空気が澄んだ爽やかな気候が広がります。
ジョージアのカズベキ山やアルメニアのセヴァン湖、アゼルバイジャンの古都バクーなど、自然と歴史を同時に楽しめる旅が可能。フルーツやワインも美味しい季節で、食も魅力です。
Lapinメモ:高地では朝晩冷えるので服装調整を。各国を周遊しやすく、比較的観光客が少ない穴場の季節です。
④ブルガリア(カザンラク)

おすすめの理由:6月初旬にバラ祭り開催
実は世界的にもバラの産地であるブルガリア。「バラの谷」と呼ばれる地域では、ダマスクローズの栽培が盛んで、バラオイルの生産でも有名です。
カザンラクでは、毎年6月の第一土・日曜日にかけて「バラ祭り」が開催され、香り豊かなダマスクローズの花畑が広がります。
民族衣装のパレードや踊り、蒸留体験など文化的催しも多く、ローズバレーの香りと色に包まれた非日常を味わえます。
Lapinメモ:ソフィアから車で約3時間。ツアー参加や現地ガイドを手配するとスムーズです。
⑤イタリア(ローマ)

おすすめの理由:観光のハイシーズン直前で快適に巡れる時期
6月のローマは夏の陽気が感じられる快適な時期で、遺跡巡りや街歩きにぴったり。観光ハイシーズン前のため、7〜8月ほどの混雑はなく、コロッセオやバチカン市国など主要スポットも比較的スムーズに見学できます。
夜はライトアップされた遺跡がロマンチックです。
Lapinメモ:日差しが強いので帽子・水・日焼け対策は必須。夜の観光も視野に入れて計画すると◎。
⑥イギリス(ロンドン)

おすすめの理由:晴れ間が増え庭園や街歩きにぴったりの季節
6月のイギリスは気候が安定し、日照時間が長くなる初夏のベストシーズン。ロンドンでは王室イベント「トゥルーピング・ザ・カラー(国王誕生日パレード)」が開催され、英国文化を体感できます。地方の田園風景や湖水地方、コッツウォルズもこの時期が最も美しくなります。
Lapinメモ:観光地は混雑し始めるので事前予約が安心。傘や羽織りものがあると天気の急変にも対応できます。
⑦香港

おすすめの理由:端午節で伝統行事が活気づく特別な季節
6月の香港は「端午節」にあたり、ドラゴンボート・フェスティバル(龍舟祭)が開催され、街全体が熱気に包まれます。
ビクトリアハーバーやレパルスベイで繰り広げられるレースは迫力満点。伝統菓子のちまきも楽しめ、観光と文化体験を一度に満喫できる時期です。
Lapinメモ:レース観戦は午前中が見やすくおすすめ。混雑するため、交通や宿泊は事前に計画を立てましょう。
⑧ルワンダ

おすすめの理由:サファリの乾季がスタート
ゴリラトレッキングが人気のルワンダでは、6月が乾季の始まりであり、ハイキングやサファリに最適な時期です。
火山国立公園でのゴリラ観察は特におすすめ!
Lapinメモ:マウンテンゴリラを間近で観察した体験は一生の宝物。私が観察したときは、3頭の大人ゴリラと2頭の赤ちゃんゴリラに遭遇しました。1頭の親ゴリラとはすれ違いざまにぶつかられてしまった(ごく軽く)という貴重な体験も。
キガリのジェノサイドメモリアルも人とは?平和とは?を考えさせられる場所です。
⑨スイス

おすすめの理由:アルプスの絶景とハイキングシーズン開幕
スイスでは雪解けが進み、アルプス山脈のハイキングが本格的に楽しめる季節。ユングフラウ地方やツェルマットなどでは高山植物が咲き、鉄道やロープウェイを使った絶景ルートが人気。
気候も爽やかで過ごしやすく、都市と自然の両方を楽しめます。
Lapinメモ:私は6月に行くか12月に行くか悩んでまだ未上陸💦なのですが、やはり初めてのスイスなら6月が良さそう!旅先で知り合ったスイス人に聞いたところ、スイスは6月が一番気持ちがよくて爽やかな季節、山には花が咲き美しいよと言ってました。
⑩ギリシャ(サントリーニ島ほか)

おすすめの理由:夏の始まりを島で満喫
サントリーニ島やミコノス島など、ギリシャのエーゲ海の島々は6月に最も美しい季節を迎えます。
海の透明度が高く、日差しも強すぎないためビーチや屋外カフェでのんびり過ごすのに最適。観光客が本格的に増える7月前の穴場時期です。
Lapinメモ:私は4月に行ったのですが、寒くて泳げず、バスやツアーも少なく、閉店しているところ多く、ちょっと残念でした。現地の人いわく、気候も安定しお店も開き、観光客お出迎えの準備が整った6月が一番おすすめだそうです。
⑪ノルウェー

おすすめの理由:フィヨルド観光と北極圏で白夜を体験できる貴重な季節
ノルウェー北部では6月、太陽が沈まないミッドナイトサン(白夜)の幻想的な風景が見られます。日照時間も長く、観光の自由度が高いのも魅力です。
フィヨルド地方ではクルーズやハイキングも盛んで、大自然を満喫する冒険旅行に最適な時期。トロルの舌やプレーケストーレンなどの絶景スポットが人気です。
ベルゲンなどの港町も美しく、自然と文化の両方を堪能できます。
Lapinメモ:私はノルウェー大好きで3回リピート。冬のオーロラが見えるトロムソもいいですが、この時期のフィヨルド地方は緑も濃く美しい風景が楽しめて素敵です。
⑫カナダ(バンフ国立公園など)

おすすめの理由:ロッキー山脈がベストシーズンに
6月はカナダの短い夏の始まりで絶好の時期。アルバータ州のバンフやジャスパーなど、カナディアン・ロッキーの大自然を満喫できる季節です。
ターコイズブルーのレイクルイーズやモレーン湖は雪解けで美しさが増し、トレッキングやカヌーにぴったり。ワイルドライフウォッチングも楽しめます。
ロッキー山脈ではハイキングや氷河湖観光が楽しめ、都市部のバンクーバーでは夏祭りや美食も堪能できる、まさに大自然と都市のバランスが取れた旅先です。
⑬アイルランド

おすすめの理由:緑が最も美しい季節
アイルランドは6月、降水量が比較的少なく、長く明るい日が続きます。
ダブリンやゴールウェイの街歩きはもちろん、モハーの断崖やジャイアンツ・コーズウェイなどの自然も見どころ。
カントリーロードのドライブ旅に最適です。
⑭クロアチア

おすすめの理由:アドリア海の島々を満喫
ドゥブロヴニクやスプリットを拠点に、アドリア海の美しい海岸線と島々を巡る旅が楽しめます。
6月は海水浴にも適しており、観光とリラックスのバランスが取れた旅が可能。夏のピーク前で宿泊や観光地も比較的空いているのも魅力です。
海外旅行の注意点とアドバイス
人気シーズンは早めの予約を:南半球や東南アジアは人気のため、フライトや宿泊は早めに確保をするようにしましょう。
気温対策:日本と旅行先では気温の違いから体調を崩す原因に。体温調整がしやすい服装を選びましょう。夏の地域ではUVケアと水分補給が必須です。
祝日に注意:地域によっては休みや混雑、価格高騰があるので事前に最新情報をチェックしておきましょう。
常備薬の携帯:普段使い慣れている薬はしっかり携帯するようにしてください。頭痛、腹痛、風邪、虫刺されなどの薬は必携です。
6月のおすすめ海外旅行先まとめ

日本の6月は梅雨のイメージがあり、あまりお出かけに適していないように感じるかもしれませんが、海外の6月は気候も安定したところが多く、旅先の選択肢が広がる時期です。
自然を満喫したい人も、街歩きを楽しみたい人も、それぞれに合った旅先を見つけ、安全で心に残る旅にでかけてくださいね。


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