ケファロニア島で行ってよかったスポット8選！絶景・洞窟湖・ワインまで観光情報まとめ
ギリシャ西部・イオニア海に浮かぶケファロニア島（Kefalonia）は、手つかずの自然と美しいビーチ、洞窟湖など多彩な魅力を持つ島です。
観光地化されすぎていない静けさがありながらも、映画『コレリ大尉のマンドリン』の舞台として知られるなど、旅人を惹きつける魅力にあふれています。
この記事では、実際に訪れてよかった観光スポットをご紹介します。
ケファロニア島とは？
ケファロニア島（Kefalonia）は、ギリシャのイオニア諸島の中で最大の島です。緑豊かな山々と青く澄んだ海が調和する自然の宝庫で、手つかずのビーチや洞窟、伝統的な村々などが点在しています。
観光地としてはそれほど混雑しておらず、ゆったりとした時間を過ごせるのが特徴です。
ケファロニア島観光MAP
ケファロニア島への行き方
アテネ（Athens）からは国内線でケファロニア空港（Kefalonia Airport：EFL）まで約1時間。ザキントス島（Zakynthos）やレフカダ島（Lefkada）など近隣の島からフェリーを利用する方法もあります。
イタリアやギリシャ本土からのフェリー便も夏季には多く運行されており、船旅を楽しむことも可能です。
アテネから
・飛行機
・長距離バス（直通 途中フェリー区間あり）
長距離バスは他にもテッサロニキなどからも出ています。オンシーズン、オフシーズンで便数が全く違うので、最新情報を確認してください。
KTEL Kefalonian Buses公式サイト：https://www.ktelkefalonias.gr/en/
ザキントス島から
・飛行機
・夏シーズンは直行フェリーあり。冬は運休
ケファロニアは利用する交通機関や便によって到着地が違うので注意です。
飛行機の場合：最寄りはアルゴストリ
フェリーの場合：
出発港はキリニ発、パトラ発、ザキントス島発
到着港はアルゴストリ、サミ、パロスなどがあります。
ケファロニア島観光おすすめスポット
ケファロニアは自然の造形美と静かなリゾート地が魅力。ここではぜひ訪れてほしいスポットを厳選してご紹介します。
①メリッサーニ湖（Melissani Lake）
メリッサーニ湖（Melissani Lake）は、 洞窟内に広がる神秘的な地下湖。日中、洞窟の天井から差し込む光が水面に反射し、湖面が青く輝く光景は幻想的です。
ボートに乗ってゆっくりと湖を巡るツアーは、まるで別世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
営業時間
5月〜10月： 9:00〜17:00（最終入場16:30）
11月〜4月： 冬季は閉鎖されることが多いので要確認
私の行った4月は辛うじて週3回10時から12時の2時間だけオープンになっていました。
入場料（2025年時点）
大人： 約10ユーロ
子ども（6〜18歳）： 約6ユーロ
※料金には洞窟内のボートツアーが含まれています。
②ミルトス・ビーチ（Myrtos Beach）
ミルトス・ビーチ（Myrtos Beach）は、世界で一番美しいビーチと評判の、ケファロニア島を代表する絶景ビーチ。白い砂利とエメラルドグリーンの海、背後に迫る断崖が織りなす景観は圧巻です。
映画のロケ地としても有名で、訪れる価値は十分。透明度が高く、癒されるようなブルーの海を泳ぐのももちろんいいですが、陸からのビューポイントと、ボートで海からの眺めを両方楽しむのもおすすめ。
夕方には太陽が海をオレンジに染める光景も見ものです。
③ドロガラティ洞窟（Drogarati Cave）
ドロガラティ洞窟（Drogarati Cave）は、数百万年前に形成された巨大な鍾乳洞。内部は広く、コンサートも開かれるほどの音響効果があります。
涼しい気温で夏の避暑にも最適。独特な静けさと迫力のある鍾乳石に圧倒されます。
営業時間（2025年4月24日以降）
毎日 10:00 ～ 13:00
※このスケジュールは暫定的であり、夏季スケジュールは5月初旬から開始される予定です。訪問前に最新情報をご確認ください。
入場料
大人：6ユーロ
子ども：3ユーロ
※チケットは現地の入口で購入可能です。
④カラヴォミロス湖（Karavomilos Lake）
カラヴォミロス湖（Karavomilos Lake）はメリッサーニ湖のすぐ近くに位置する淡水湖で、実は地下水脈でつながっていると言われる不思議な場所。
湖の中央には水車があり、絵になる風景が広がります。湖畔の散策やカフェタイムにぴったりで、静かに自然を満喫できる穴場スポットです。
⑤アッソス村（Assos Village）
色とりどりの家々が並ぶ小さな港町、アッソス村（Assos Village）。断崖に囲まれた入り江の風景と静かな雰囲気が魅力です。
丘の上にはアッソス城（Assos Castle）の遺跡もあり、散策と絶景の両方が楽しめます。
⑥フィスカルド（Fiskardo）
フィスカルド（Fiskardo）は、第二次世界大戦の被害を免れた数少ない村のひとつで、ベネチアン様式の建物が残る美しい港町。
高級ヨットが停泊するマリーナと、おしゃれなレストランやカフェも充実。のんびりした雰囲気の中で、贅沢なひとときを過ごせます。
⑦アルゴストリ（Argostoli）
アルゴストリ（Argostoli）はケファロニア島の首都であり、文化・歴史・ショッピングが楽しめる賑やかな街。
石畳の歩行者天国「リトストロト通り（Lithostroto）」ではお土産探しやカフェめぐりが楽しく、早朝には港近くで野生のウミガメが見られることも。
港町の活気と自然の共存を感じられる魅力的なスポットです。
⑧ロボラ・ワイナリー（Robola Wine Cooperative of Kefalonia）
ギリシャにはたくさんのワイン生産地がありますが、ここケファロニア島もその1つ。
ロボラ・ワイナリー（Robola Wine Cooperative of Kefalonia）は、ケファロニア島の中心部、オマラタ山（Mount Ainos）近くにあるワイン協同組合です。
地元産の白ワイン「Robola」は爽やかな酸味と柑橘系の香りが特徴で、土着品種ならではの味わいが楽しめます。
施設では見学や試飲もでき、ワイン好きにはたまらないスポットです。
ケファロニア島のおすすめツアー
洞窟湖を巡る「メリッサーニ＆ドロガラティ洞窟ツアー」や、ミルトス・ビーチを含む「絶景スポット巡りツアー」が人気です。
また、ボートで入り江を巡るアッソス発のクルーズや、シュノーケリングツアーも好評。個人ではアクセスしにくい場所も効率的に回れます。
ケファロニア島旅行のベストシーズン
観光に最適なのは5月～9月。特に6月と9月は気候も安定し、観光客も比較的少ないため、のんびり過ごすには最適です。
7月・8月はハイシーズンでやや混雑しますが、海水浴やマリンアクティビティを楽しみたい人にはおすすめの時期です。
10月～4月の冬シーズンはツアーやバス、フェリーの本数が極端に減ったり、メリッサ―二洞窟は閉館になっている場合もあります。この季節に行く場合は、しっかり前情報を確認するようにしてください。
ケファロニア島旅行での注意事項
自然が多い分、歩きやすい靴と日除けアイテムは必須。レンタカー移動が基本となるため、国際運転免許証の準備も忘れずに。
洞窟内は滑りやすい場所があるため注意。
ビーチではサンゴ礁保護のため日焼け止めはリーフセーフ製品を使用しましょう。
Lapinの旅行記：ケファロニア島編
ケファロニア島の観光のまとめ
ケファロニア島は、美しい自然と素朴な村々に心癒されるリゾート地。観光地としての派手さはありませんが、その静けさと豊かな自然が大きな魅力です。
洞窟湖や断崖絶壁のビーチなど、他にはない絶景に出会えるケファロニア島は、ギリシャ旅行の新たな目的地としておすすめです。
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