
【旅ログ】クラクフで本当に行ってよかったスポット15選と1日で巡る観光モデルコース
目次
Toggleポーランド南部に位置する古都クラクフ(Kraków)は、美しい旧市街や歴史的建造物が集まり、街歩きだけでも感動に出会える人気観光地。
世界遺産に登録された旧市街(Old Town)を中心に、ヴァヴェル城(Wawel Royal Castle)や中央広場(Rynek Główny)など、徒歩圏内に魅力的なスポットがぎゅっと詰まっているのが特徴です。
この記事では、クラクフを実際に旅した経験を元に、1日で巡れるモデルコースとおすすめ観光地を詳しく紹介します。ベストシーズンや移動方法、ホテル選びのコツもまとめているので、旅行計画にぜひ役立ててください。
クラクフ観光MAP
ポーランド旅行前に知っておきたい治安・歴史・ビザなどの基本情報は、
▶ポーランドの基本情報まとめ で詳しく紹介しています。
クラクフ観光1日モデルコース

08:00 朝の散策|Planty Park(プランティ公園)を歩いて旧市街へ
緑豊かな公園を歩いて、爽やかなクラクフの朝を満喫。
09:00 旧市街(Old Town)散策&St. Mary’s Basilica(聖マリア教会)
中央広場を中心に、教会や路地をゆっくり観光。
10:30 Cloth Hall(織物会館)でショッピング&カフェ休憩
お土産探しにぴったりの人気スポット。
12:00 昼食|旧市街周辺のレストランでポーランド料理
ピエロギやズラジなど名物を堪能。
13:30 Wawel Royal Castle(ヴァヴェル城)見学
王宮や大聖堂をじっくり観光。
15:30 Kazimierz(カジミエシュ地区)へ移動
ユダヤ人街の独特の雰囲気を楽しむ。
17:00 Vistula River(ヴィスワ川)沿いを散歩
夕暮れの美しい川辺で1日の締めくくり。
クラクフ市内は徒歩でも巡りやすく、1日でもクラクフの多層的な歴史を実感できますが、じっくり見て周るなら2日がおすすめ。
また、周辺にも魅力的な観光地が多いため、クラクフを拠点に周囲の観光地をまわるのもいいでしょう。
クラクフ観光のおすすめスポット
クラクフ(Kraków)には、美しい旧市街や王家の歴史を伝える城、伝統文化が息づく市場やユダヤ人街など、見どころが数多く点在しています。ここでは、初めての旅行でも訪れやすい人気スポットを中心に、街の魅力を深く味わえるおすすめ観光地を厳選して紹介します。
①St. Mary’s Basilica(聖マリア聖堂)

聖マリア教会(St. Mary’s Basilica)は、クラクフ旧市街(Old Town)の中央広場に堂々と建つ、街の象徴ともいえるゴシック様式の教会です。
内部に入ると、鮮やかな青い天井と繊細な装飾が美しく、訪れる人を圧倒します。特に有名なのが、15世紀に彫刻家ヴィット・ストース(Veit Stoss)が手掛けた木製祭壇で、精巧な彫刻が施された圧巻の作品です。

また、この教会のもう一つの名物が、塔から毎正時に演奏される「ヘイナウ」と呼ばれるラッパの音色。これは街の歴史を象徴する伝統で、観光客にとっても忘れられない体験となります。中央広場観光の際には必ず立ち寄りたい、クラクフを代表するスポットです。
②Wawel Royal Castle(ヴァヴェル城)

ヴァヴェル城(Wawel Royal Castle)は、ポーランド王家の歴史を象徴する壮大な城で、クラクフ観光では欠かせない名所です。
丘の上に建つため、城からはクラクフの街並みやヴィスワ川(Vistula River)を一望できる絶景が広がります。

城内は複数のエリアに分かれ、王の墓が並ぶWawel Cathedral(ヴァヴェル大聖堂)、豪華な生活空間を再現したState Rooms(国家の間)、王冠などが展示されるTreasury & Armory(宝物館・武器庫)など、見どころが豊富。

建築様式もゴシック、ルネサンス、バロックが折り重なり、長い歴史を感じられます。
ゆっくり回ると2~3時間は必要なので、観光モデルコースでは午後の中心に据えるのがおすすめです。
③Wawel Cathedral(ヴァヴェル大聖堂)

ヴァヴェル大聖堂(Wawel Cathedral)は、ヴァヴェル城敷地内に位置するクラクフの宗教的中心地で、ポーランド王の戴冠式が行われた荘厳な建造物です。
内部では歴代王の墓や豪華なチャペル、金色に輝くジグムント礼拝堂が見どころで、歴史の重厚さを強く感じられます。

鐘楼に上るとクラクフの街並みを一望でき、人気の展望スポットとしても知られています。
城の観光とあわせて訪れると理解が深まり、ポーランドの歴史と信仰を象徴する場所として必見です。
④Rynek Główny(中央市場広場)

中央広場(Rynek Główny)は、クラクフ観光で最も賑わうエリアで、旧市街の中心に広がる壮大な広場です。
中世に整備された広場としてはヨーロッパ最大級とされ、周囲を歴史ある建物や教会、ミュージアムが取り囲んでいます。

広場中央には、ショッピングに最適なCloth Hall(織物会館)があり、琥珀アクセサリーや民芸品などのお土産探しにも便利。
広場を歩くと、馬車やストリートミュージシャンが行き交い、クラクフらしい雰囲気を満喫できます。

また、テラス席の多いレストランやカフェも充実しており、観光の合間に休憩するのにもぴったり。夜になるとライトアップされ、昼とは違うロマンチックな表情を見せてくれます。
⑤Cloth Hall(織物会館 / Sukiennice)

織物会館(Cloth Hall / Sukiennice)は、クラクフ旧市街の中央広場の中心にある歴史的なマーケットホールで、14世紀から商取引の場として栄えてきました。現在は観光客に人気のお土産スポットで、琥珀アクセサリーや木製工芸品、民芸品など、ポーランドらしさを感じる商品が並びます。

外観はルネサンス様式の優雅な装飾が美しく、周囲の広場とともにフォトスポットとしても人気です。建物の2階にはSukiennice Museum(織物会館美術館)があり、19世紀のポーランド絵画が鑑賞できます。広場の中心にあるため、休憩や買い物に立ち寄りやすく、観光の合間に気軽に楽しめるスポットです。
⑥Kazimierz(カジミエシュ地区 / Jewish Quarter)

カジミエシュ地区(Kazimierz / Jewish Quarter)は、歴史あるユダヤ文化が今も息づくエリアで、独特の雰囲気とアート感あふれる街並みが魅力。小さなカフェや雑貨店、ギャラリーが点在し、歩くだけで発見が多いのが特徴です。
代表的な見どころにはOld Synagogue(旧シナゴーグ)やRemuh Cemetery(レム墓地)があり、当地に根付いた歴史や文化を深く知ることができます。

また、映画『シンドラーのリスト』の舞台としても知られ、周辺には撮影地も点在。
近年はグルメスポットとしても注目されており、ユダヤ料理やクラフトビールが味わえるレストランも充実しています。旧市街から徒歩でアクセスでき、午後の散策に最適な場所です。
⑦Oskar Schindler’s Enamel Factory(シンドラーの工場博物館)

シンドラーの工場博物館(Oskar Schindler’s Enamel Factory)は、第二次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救った実業家、オスカー・シンドラーの工場跡を利用したミュージアム。
館内では、ナチス占領下のクラクフの様子や当時の生活を、写真・証言・映像・展示物を通して詳しく紹介しており、戦争の歴史を深く学べる貴重な場所です。

映画『シンドラーのリスト』を見たことがある人には特に感慨深い内容で、展示のリアリティに心を動かされます。
博物館は広く、見学には1.5〜2時間程度必要。カジミエシュ地区やポドグージェ地区とあわせて訪れるのがおすすめです。
⑧Barbican(バルバカン / 中世防衛施設)

バルバカン(Barbican)は、クラクフ旧市街の北側に位置する円形の要塞で、中世の防衛システムを今に伝える貴重な建造物です。かつては城壁とつながり、城外からの侵入を防ぐ役割を果たしていました。
現在は内部の見学ができ、分厚い壁や狭間、射撃口などが保存されており、中世の戦いを想像しながら建物の構造を楽しめます。外観は写真映えも抜群で、旧市街入口のランドマーク的存在。Planty Parkからアクセスしやすく、旧市街散策のスタート地点としてもおすすめのスポットです。
⑨St. Andrew's Church(聖アンドリュース教会)

クラクフで最も古い教会の一つで、11世紀に建てられたロマネスク様式の貴重な建築として知られます。重厚な石造りの外観は要塞のようで、戦乱の時代には市民の避難場所としても使われた歴史があります。
内部は外観とは対照的に優美なバロック装飾が施され、静けさに包まれた祈りの空間が広がります。旧市街の中心部に位置し、ワウエル城へ向かう途中に立ち寄りやすいスポットです。
⑩Saints Peter and Paul Church(聖ペテロ聖パウロ教会)

17世紀初頭に建てられたポーランド初のバロック様式教会で、白い石造りのファサードと正面に並ぶ12使徒像が強い印象を残します。内部には荘厳な装飾と長い身廊が続き、天井のフレスコ画や精巧な祭壇が見どころ。
音響が非常に良く、クラシックコンサートの会場としても親しまれています。周辺の歴史的建造物と合わせて歩くと、クラクフの宗教文化と芸術性を深く体感できます。
⑪Town Hall Tower(タウンホール・タワー)

中央広場に立つ高さ約70mの塔で、かつて存在した旧市庁舎の唯一の現存部分。石造りの外壁が中世の雰囲気を伝え、塔内部の急な階段を上ると広場と旧市街を一望する展望ポイントに到着します。
最上部からは聖マリア教会や旧市街の赤い屋根が広がり、写真撮影にも最適。内部には小さな展示もあり、広場観光の合間に立ち寄りやすいスポットです。
⑫St. Florian’s Church(聖フロリアン教会)

クラクフの守護聖人フロリアンに捧げられた教会で、ポーランド巡礼路「王の道」の起点としても重要な存在です。14世紀に創建され、火災や再建を経て現在はバロック様式を基調とした華やかな姿に。
内部には装飾豊かな祭壇や絵画が残り、静かで落ち着いた雰囲気が包み込みます。ヨハネ・パウロ2世が若い頃に奉仕した教会としても知られ、歴史的背景を知ると訪問がさらに深まります。
⑬Planty Park(プランティ公園)

プランティ公園(Planty Park)は、クラクフ旧市街をぐるりと囲む約4kmの緑豊かな環状公園で、街歩きの途中に気軽に立ち寄れる癒しのスポット。
かつての城壁跡を整備して作られた公園で、季節ごとに変わる木々の景色がとても美しく、朝の散歩や夕暮れの散策に最適。観光地のにぎわいのすぐ近くにありながら、静かで落ち着いた時間が流れています。旧市街の主要観光地へはどの入口からもアクセスしやすく、1日の観光を始める場所としてもおすすめです。
クラクフ郊外の観光スポット
クラクフ滞在中に訪れて欲しい近郊のおすすめスポットを2か所を紹介します。クラクフ発のツアーもあるので、ぜひ行きやすい方法で行ってみてください。
⑭アウシュビッツ=ビルケナウ博物館(Auschwitz-Birkenau Memorial and Museum)

アウシュビッツ=ビルケナウ博物館(Auschwitz-Birkenau Memorial and Museum)は、第二次世界大戦の歴史を伝える最重要施設で、強制収容所跡がほぼそのまま保存されています。アウシュヴィッツⅠでは展示資料や牢棟を見学でき、ビルケナウⅡでは広大な収容所跡と鉄道線路が当時の姿を物語ります。
ガイドツアーでは歴史的背景や証言を丁寧に学ぶことができ、訪問体験は大きな思索を促します。クラクフから日帰り可能で、過去を正しく知るために欠かせない場所です。
アウシュヴィッツの詳しい紹介や実際に訪れた感想は、
▶アウシュヴィッツ強制収容所の訪問記 で紹介しています。
⑮クラクフ・チェンストホヴァ高地(Kraków–Częstochowa Upland)

クラクフ・チェンストホヴァ高地(Kraków–Częstochowa Upland)は、南ポーランドに広がる石灰岩の丘陵地帯で、「ジュラ高地(Polish Jura)」という愛称でも親しまれています。白く輝く断崖や奇岩、洞窟が点在し、豊かな自然と中世の雰囲気が溶け合う人気のアウトドアエリアです。

特に有名なのが、ジュラ地方に連なる要塞群「Eagle Nests Trail(ワシの巣の道)」で、断崖の上に建てられた城跡や要塞をめぐるハイキングはポーランドらしい雄大な景観が満喫できます。
Ojcow National Park(オイツフ国立公園)もこの高地に含まれ、手軽な散策から本格的なトレッキングまで多彩なルートが魅力。クラクフから日帰りでもアクセスでき、自然・歴史・文化を一度に楽しめる絶好の観光スポットです。
クラクフ観光の移動方法

クラクフ旧市街は徒歩でほとんどの主要スポットを回れるほどコンパクトです。
長距離の移動にはトラムやバスが便利で、Kraków Cardを利用すれば公共交通が乗り放題になります。
空港から市内へは電車(約20分)またはバスが便利。タクシーや配車アプリ「Bolt」も利用しやすく、早朝や夜間の移動に安心です。
クラクフ観光のベストシーズン

クラクフのベストシーズンは、気候が穏やかで観光しやすい5〜9月頃。特に5〜6月は晴天率が高く、日照時間も長いため街歩きに最適。夏はイベントも多く賑やかですが観光客も増えるため、料金がやや高めになります。
紅葉が美しい9〜10月もおすすめで、落ち着いた雰囲気の中で歴史的街並みを楽しめます。冬は寒さが厳しいものの、クリスマスマーケットが開催される12月はとてもロマンチックです。
クラクフのホテル
クラクフのホテルは旧市街(Old Town)周辺が最も便利で、観光名所へ徒歩でアクセスできます。
価格帯は幅広く、リーズナブルなゲストハウスから高級ホテルまで選択肢も豊富。特に中央広場付近は人気が高いため、早めの予約がおすすめです。
条件に合ったホテルを簡単に比較できる予約サイトを活用するとスムーズに探せます。
クラクフ旅行での注意事項

クラクフは比較的治安が良いものの、観光地ではスリ対策が必要です。
バッグはチャック付きのものを使用し、混雑した場所では前に抱えるようにしましょう。
宗教施設では露出の多い服装は避け、静かに見学するなどマナーを守りましょう。
出発前の予備知識をまとめた
▶ポーランドの旅行基本ガイド もあわせてご覧ください。
Lapinの旅行記:クラクフ編

Poland ~Kraków クラコフ~
ポーランド南部の都市クラクフ。ここはポーランド王国時代の首都であったり、第二次世界大戦中にはナチス・ドイツの司令部が置かれていたり、ポーランドの中でももっとも歴史の深い街のひとつ。また、都市として世界遺産に登録された第1号でもあります。

ヨーロッパ巡りの中、馬車はたくさん見てきましたが、ここの馬車が一番高貴な感じでした。夜も遅くまで動いていて、ライトアップされた馬車はガラスの馬車のように綺麗。この馬車から見る風景はきっと夢の世界、たどり着くのは丘の上のヴァヴェル城。お城の舞踏会ではフォークロアを踊ったのかな?

アウシュビッツへ行くツアーもほとんどがここから出ています。私もここからの日帰りツアーに参加しました。アウシュヴィッツの訪問記はまた次の記事で。
ポーランドの歴史を見続けてきたこの古都。
これからは穏やかな時間だけがこの古都に流れていくことを願います。
Pray for the Poland
クラクフ観光のまとめ

クラクフ(Kraków)は、世界遺産の旧市街や壮麗なヴァヴェル城、情緒あるユダヤ人街など見どころにあふれた街で、徒歩中心でも効率よく観光できるのが魅力です。季節ごとの美しさも際立ち、初めての海外旅行でも安心して楽しめます。
モデルコースを参考に街歩きを満喫し、グルメやショッピング、歴史散策など自分好みの旅を組み合わせて、クラクフの魅力を存分に味わってください。
※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。
可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。
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