サウジアラビアのブライダ観光|世界最大のキャメルマーケットへ行ってきた
ナツメヤシ農園とラクダ市場が有名なブライダ(Buraidah)。
世界最大と言われているブライダ キャメルマーケット(Buraidah Camel Market)は、サウジアラビアの文化と歴史が息づく魅力的な観光スポットです。
この記事では、市場の魅力、歴史的背景、アクセス方法などを詳しく紹介します。
Buraidah Camel Marketとは
どこの市場も開始は早朝から。私も早起きして、ラクダ市場へと向かいます。
ブライダ キャメルマーケットは、地元の農夫や商人が集まるサウジアラビアでも有数の大規模なキャメルマーケット。ここでは、多くのキャメルが取引され、サウジアラビアの伝統的な農業と交易の雰囲気を味わうことができます。
市場に着いたのは7時前。すでに市場は人もラクダも集まり活気に満ちて賑やかです。
ラクダ市場はエリトリアやオマーン、ソマリラドでも見てきましたが、それぞれの国で雰囲気や売買のやり方が違うので、くるたびに新鮮でとても興味深いです。
ここの商人たちはほぼ全員男の人たちでした。最近はやっとサウジアラビアでも女性の人権が認められてきましたが、まだまだここは男性中心の国だとということを感じます。
ラクダと言えばキャメル色のイメージが強いですが、サウジアラビアのラクダは白や黒も多いのが印象的でした。毛の長さも短めで、散髪後のアルパカのような見た目です。
手足を縛られているのが少し痛々しくて可愛そうに感じますが、リラックスしているので、見た目ほど窮屈ではないようです。
全く読めませんが、メスとオスを売ってるよ!というようなことを書いているそうです。
キャメルマーケットの歴史と文化
ブライダ キャメルマーケットは、長い歴史と豊かな文化に囲まれている場所で、キャメルを含むさまざまな家畜が交易され、地元の人々の生活と深く結びついています。
伝統的な商取引の風景や地元の人々の生活様式を感じ取ることができる貴重な場所です。
キャメルマーケットの見どころ
市場では、キャメルの取引を見学するだけでなく、お世話している裏方も見ることができます。
綺麗に四角に揃えて車いっぱいに積まれているのはラクダの餌。
ラクダも重労働で大変ですが、人間もラクダのお世話をちゃんと頑張っています。お互いに支え合って生きているのだなとしみじみ感じました。
市場内には地元の食品や雑貨が買える場所もありますが、観光客向けではありません。ですが、地元の人々との交流を通じて、サウジアラビアの日常生活と文化に触れることができるので、あちこち周辺散策をしてみてください。
キャメルマーケットでの注意点
- 訪問前に市場の開催日や時間を確認しましょう。市場は通常は週に数日開かれています。
- 市場内での写真撮影や取引には、地元の人々の許可を得ることを心掛けましょう。基本的にはみんなあまり観光客には関心を向けず、写真もそれほど嫌がられませんでした。
キャメルマーケットの基本情報
ブライダ キャメルマーケットは、ブライダ市内に位置しており、市内中心部からアクセスが容易です。現地の交通手段を利用していくことも可能ですが、10~11時には終了してしまうので、時間の早いタクシーで向かうことをおすすめします。
場所:طريق سمو الأمير محمد بن سلمان, Buraydah 51411 サウジアラビア
電話:+966555134020
サウジアラビアの観光についてこちらの記事も参考にしてください。
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ブライダ観光キャメルマーケットのまとめ
今回の訪問は、サウジアラビアの伝統と文化に触れ、インパクトのある体験になりました。
ブライダ キャメルマーケットは、まさに砂漠地帯に根差した市場。賑やかさと歴史的な価値を探索し、地元の人々と交流する素晴らしいチャンスがここにはあります。ぜひ、あなたもサウジアラビアのリアルを体感してみてくださいね。