King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション
サウジアラビア,  中近東

バーレーンからサウジアラビアへ陸路移動!行き方とサウジアラビア基本情報

世界一周しようと決めたとき、一番最後の訪問になるのはアフガニスタンかサウジアラビアになるかなと思っていました。まさか、あっさりと国境開いてくれるとは。

2019年に一般観光客にも扉を開いたものの、世界はコロナでボーダー閉鎖。サウジアラビアへ行くなら外国人観光客が入りだし、少しでも変わっていく前のサウジアラビアをみておきたいと思っての選択でした。

今回は、3週間かけてサウジアラビアを周遊した時の様子をまとめてきます。まずは、サウジアラビアの基本情報とバーレーンから陸路移動したときの様子を紹介します。

サウジアラビアの基本情報

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サウジアラビアは、伝統と現代化が共存する国で、特にイスラム教の文化や法律に基づく厳格な規範が守られています。
国の概要:
サウジアラビアは、中東に位置するアラビア半島の最大の国で、イスラム教の聖地メッカとメディナがある国として有名です。石油が経済の中心で、王政による統治が続いています。
人口:約3500万人(2023年時点)
言語:アラビア語 が公用語です。ビジネスや観光の場では 英語 もよく使用されます。
時差:UTC+3時間(東ヨーロッパ時間)夏時間は採用されていません。
通貨:サウジアラビア・リヤル(SAR)
食べ物:カプサ: 羊肉や鶏肉とスパイスライスを一緒に炊き込んだ伝統的な料理。
シャワルマ: 鶏肉や牛肉をスパイスで焼いて、パンで包んだサンドイッチ。
デーツ: 食後のデザートやスナックとして人気のナツメヤシの実。
治安:サウジアラビアは観光地や都市部では比較的安全ですが、現地の文化や法律に従うことが重要です。特に宗教や政治に関わる表現には注意が必要です。
宗教:イスラム教(スンニ派) が国教で、シャリーア法が社会や法律の基盤です。宗教行事や祈りの時間が日常生活に深く根付いています。
気候:サウジアラビアは基本的に 砂漠気候 で、夏は非常に暑く、日中は50℃を超えることもあります。冬は比較的穏やかで、特に内陸部では夜間に冷え込むこともあります。

サウジアラビアのビザ

サウジアラビアに入国するにはビザが必要です。日本パスポートの人はE-VISAで申請可能なので簡単に手続きが完了します。

サウジアラビアの公式ビザ申請はこちら:https://www.saudisvisa.com/

いろいろな旅行会社や申請代行の会社のサイトがありますが、自分で手続きしても簡単にできるので、余計な手続き費を支払う必要はないです。まずは自分でトライしてみてください。

そして必要事項を記入して申請ボタンを押すと、ほぼ同時にE-VISA送られてきました!早っ!

中身は何も見ていないのね。(笑)そのくらい超速攻でウケました。

バーレーンからサウジアラビアへバスの行き方

King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain
King Fahd Causeway 中間の島にあるのがイミグレーション


バーレーンからは、バスで行くつもりで下準備もバッチリ整えていたのですが、前日に、たまたま知り会った人が、同じ日にサウジアラビアへ行くというので、乗せていってもらうことになりました。

バス会社にチケットを買いに行っていたものの、大きな金額のお札しかなく、おつりがないという一点張りのやる気のない窓口のお兄さんが、「明日来た時に買えばいいよ。席は絶対あるよ。」というので、その言葉を信じて、買わずに帰った直後でした。買ってなくてラッキー。プライベートカーでの国境越えはありがたいです。

ちなみにチケット売り場はここ。タウンを走っているバスセンターとは違うので注意してください。
クレジットカードの機械もあったのですが、ネットが繋がらないだ、電源が悪いだといわれ、2つとも使い物になりませんでした。
その場でチケットを買いたい場合は、おつりがいらないように準備していった方がよいです。

▼サウジアラビア行きバスチケット売り場
バスはバーレーンのマナーマからサウジアラビアのダンマームまで通っています。
Saptco Bus
住所:Awal Building, Manama, バーレーン
電話:+97317226688
公式サイト:https://www.saptco.com.sa/

バーレーンからサウジアラビアへ車で入国

King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain
 
マナーマを出発し、1時間ほど走るとペルシア湾に到着します。バーレーンとサウジアラビアを繋ぐ橋、King Fahd Causewayを走り、小さくなるバーレーン、近づくサウジにワクワク。
 
向こうに見えるのはもうサウジアラビア! あっという間に国境のあるMiddle Islandへ。
いよいよ待ちに待ったサウジアラビアへの入国。ドキドキの国境は…
 
まず、バーレーン側の国境は車に乗ったまま。出国スタンプもなし。
 
King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain 国境の看板
— 場所: King Fahd Causeway
 
そして、ここからいよいよのサウジアラビアの入国審査!!

King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション

ここがイミグレーションかと思ったら違っていて、意外にしょぼいプレハブ小屋のほうがイミグレーション(笑)
↓ ↓ ↓
 
King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション
このプレハブ?が入国審査 この中に魅惑なお姉さんが。
 
そして、このプレハブの中で早速不思議なもの発見!!
中はシンプルな作りで出国用の窓口は2つだけ。出国手続きしている人も、私たちの車に乗っていた3人だけ。なのですごくスムーズに手続きは進んでいるんですが・・・・
入国管理のお姉さん、なんと眉毛に逆さつけまつげをつけてる!
もうそこに目が釘付けです。
 
いや、美人なんですけど、なぜゆえ眉毛につけまつげ…
気になって指紋取られてても、写真撮られてても、それが気になってしかたない…となっている間に、感動の入国は意図しない感想で終わってしまいました。(笑)
 
King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション 入国スタンプ
そして入国スタンプゲット!
後で調べたら、サウジアラビアの女性はホリが深いのに、さらにしっかり厚化粧をするらしいです。
特に眉毛はくっきりはっきりがお好み。
ヒジャブを巻いて、目しか出ていないのに美容に関心が深いっていうのは、少し不思議な気がします。
 
なにはともあれ、入国スタンプはゲット!アラビア語・・数字さえも読めなーい!
しかもスタンプのページじゃなくて、追記のページに押されてしまった…(笑)

 

King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション
 
ちなみに、通行証を持っている人はこちらで車を降りずに通れるのだそう。
お隣どうしだし、ビジネスや運送で行き来する人も多いので当然といえば当然。
 
King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション
 
入国できたら、次は荷物検査。トランクもスーツケースも開けてしっかりチェック。
 

King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション

時間にもよるとは思いますが、この日はあまり混んでなく、スムーズに完了です。
 
そして全ての手続きがおわって外へ出ると、「Welcome Saudi Arabia 」ではなく、「I love Saudi Arabia 」でした。

 

とりあえず、何事もなく、サウジアラビア入国です。

この手続きは、自家用車でもバスでも同じなので、流れとして参考にしてください。

 
サウジアラビアの国内移動はこちら

バーレーンからサウジアラビアへ陸路入国まとめ

King Fahd Causeway サウジアラビア陸路入国 観光 Bahrain イミグレーション
「Welcome Saudi Arabia 」ではなく「I love Saudi Arabia 」

サウジアラビアの入国はどんな感じかなと構えていましたが、ビザを取るのも難しくなく、入国審査も全く問題ありませんでした。
また、駅やターミナルには英語を話せる人も多く、治安もよいので移動は比較的簡単にできます。
ただ、公共交通は時間が変わることが多いため、タイムスケジュールは都度、新しいものを確認するようにしましょう。

サウジアラビアは、想像していたとおり目だけを出しているニカブを着たエキゾチックな女の人たちばかり。他の国ではみることのない世界感に感動すること間違いありません。ですが一方で、女性の自由も認められ、ニカブやヒジャブを着ない人たちも増え始めています。
伝統的なサウジアラビアが見たい人は、大きく変わってしまう前に行くほうがいいですよ!

ただいま149カ国目!丁寧に世界一周中

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