オランダ 観光 ロッテルダム
オランダ,  ヨーロッパ

【オランダ旅行モデルコース】4泊5日&6泊7日でめぐるおすすめプラン|アムステルダム拠点で効率よく観光!

小さな国ながら魅力がぎゅっと詰まったオランダ。限られた日数でも効率よく巡るには、旅のプランが重要です。

この記事では、初めての方におすすめの「4泊5日コース」と、地方都市や自然も楽しめる「6泊7日コース」の2本を紹介します。

運河の街アムステルダムを拠点に、風車、美術、歴史、花畑まで、オランダらしさをしっかり味わえるモデルコースです。

オランダの観光MAP

オランダには広く見どころが点在しますが、1週間ほどの旅であれば、全部網羅するよりも南部のアムステルダムからロッテルダムにかけての範囲を重点的に旅するのがおすすめ。

アムステルダムを拠点にすれば、ほとんどのエリアへの日帰り観光が可能です。日程や希望に合わせて日帰りではなく、ロッテルダムやハーグに宿泊するのもいいでしょう。

とくに、ロッテルダムのキューブハウスはユニークで泊まってみる価値あり。ただし、感想からいうと、長居したくなるような設備ではないので1泊で十分です。

4泊5日モデルコース:アムステルダムと周辺の魅力を満喫する旅

オランダは鉄道網が発達しており、拠点をアムステルダムに置けば日帰りで主要観光地を巡れます。

このコースは都市観光、自然、文化体験のバランスが取れており、オランダらしさを効率よく楽しめます。

【1日目】アムステルダム到着|美術と運河の街観光

オランダ 観光 アムステルダム リバークルーズ

・スキポール空港着後、市内へ移動(電車で約20分)
・アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)
・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)
・運河クルーズで夕景を楽しみながらワインで乾杯!
★宿泊:アムステルダム

旅の始まりは、アムステルダム・スキポール空港から。

空港の到着ロビーを抜け、さっそく市内へと向かいます。スキポール空港はオランダ最大の国際空港ですが、市内中心部までは電車でわずか20分。アクセスが非常によく、到着したその日からしっかり観光できるのが嬉しいポイントです。

オランダ 観光 アムステルダム 美術館

アムステルダム中央駅に到着したら、街の雰囲気を感じながらホテルにチェックイン。荷物を預けたら、まずは芸術の世界へと足を運びましょう。

向かうのは、オランダを代表する美術館のひとつ「アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)」。17世紀の黄金時代の傑作が数多く収蔵されており、中でもレンブラントの『夜警』は圧巻のスケール。歴史ある建物そのものも見応えがあり、美術に詳しくなくても十分に楽しめます。

アムステルダム国立美術館のチケットはこちら

そのあとは、すぐ近くにある「ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)」へ。ゴッホの生涯を追いながら、代表作『ひまわり』や『夜のカフェテラス』などをじっくり鑑賞。筆の動きや色彩に込められた感情がダイレクトに伝わってくるような体験に、しばし時間を忘れてしまうほどです。

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到着時間によって、美術館を2つ周るのは無理、ということであればどちらか1つでも十分。ミュージアム広場には、他にも現代美術館(Moco Museum)アムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum)など個性的な美術館が揃っているので好みに合わせて選んでください。私はゴッホ美術館が一番のお気に入りです。

夕方になったら、アムステルダムのもうひとつの顔、運河の街並みを楽しみに行きましょう。おすすめは、夕暮れのゴールデンアワーに合わせた「運河クルーズ」。石造りの橋やレンガ造りの建物がオレンジ色に染まる時間帯は、まるで映画のワンシーンのよう。ワイン片手に、ゆっくりと流れる時間に身を任せれば、長旅の疲れも癒やされていきます。

この日はアムステルダム泊。明日からの本格的な観光に備えて、街の静かな夜を感じながら休みましょう。

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【2日目】アムステルダム深掘り&アンネ・フランクの家

オランダ 観光 レンタサイクル

・ヨルダン地区を散策
・アンネ・フランクの家(Anne Frank House)※要予約
・ダム広場周辺でショッピングやカフェ
・自転車レンタルで運河沿いを自由に巡る
★宿泊:アムステルダム

2日目の朝は、アムステルダムのローカルな雰囲気にふれることからスタート。向かうのは、中央駅からもほど近い「ヨルダン地区(Jordaan)」。

元は労働者階級の街として栄えたエリアですが、今では洗練されたカフェやブティック、ギャラリーが立ち並ぶ、静かでセンスのいいエリアとして地元の人々にも愛されています。

アムステルダム 観光 オランダ旅行 ヨルダン地区

石畳の路地を歩けば、小さな運河にかかる橋や、花の飾られた窓辺など、フォトジェニックな風景が次々に現れます。観光地の喧騒を離れて、ゆっくりと歩くのにぴったりのエリアです。

散策の途中で立ち寄りたいのが、「アンネ・フランクの家(Anne Frank House)」。第二次世界大戦中、ユダヤ人としての迫害から逃れるために隠れて暮らしていた少女アンネ・フランクの住まいがそのまま残されています。

狭くて暗い隠れ家、壁に貼られた写真や文字、そして彼女の残した日記の数々。静かな展示空間の中で、戦争の悲劇と、そこに生きたひとりの少女の思いに触れる時間は、心に深く残ります。※非常に人気のスポットなので、事前予約は必須です。

アンネフランクの家 アンネフランク銅像
アンネフランクの家の近くにある銅像

午後は、アムステルダムの中心部へ戻り、「ダム広場(Dam Square)」周辺でショッピングやカフェタイムを楽しみましょう。

広場には王宮(Koninklijk Paleis)新教会(Nieuwe Kerk)があり、歴史ある建築に囲まれながら、にぎやかな街の中心を感じることができます。通りにはおしゃれな雑貨店やチョコレート専門店、アート系のセレクトショップなどが立ち並び、お土産探しにも最適です。

アムステルダム 観光 オランダ旅行 ヨルダン地区

夕方には、ぜひ自転車をレンタルして、運河沿いを自由に巡ってみてください。アムステルダムは「自転車の都」として知られ、整備された自転車専用レーンが街中に広がっています。

風に吹かれながら運河沿いを走る時間は、歩くだけでは見つけられない風景との出会いに満ちています。思い思いのルートで、小さな発見を重ねていくのもアムステルダムの楽しみ方のひとつです。

夜はアムステルダムに宿泊。明日は郊外へ足を延ばし、風車や田園風景を巡る1日へと続きます。

【3日目】ザーンセ・スカンス|風車と運河の町

オランダ 観光 ザーンセ・スカンス

・午前:ザーンセ・スカンス(Zaanse Schans)へ(電車+徒歩で約40分)
 伝統風車やチーズ工房、木靴づくりを見学
・午後:ユトレヒト(Utrecht)へ(電車で約50分)
 大聖堂や運河沿いのカフェで休憩
★宿泊:アムステルダム

この日は、オランダらしい風車と田園風景を求めて、郊外へ日帰り旅に出かけます。移動手段は自力でも可能ですが、限られた時間で効率よく見どころを巡りたいなら、風車・田園・チーズ工房などを組み込んだ定番のツアー参加がおすすめ。ガイド付きのプランもあり、歴史や背景を聞きながら巡れるのも魅力です。

オランダ 観光 ザーンセ・スカンス

午前中は「ザーンセ・スカンス(Zaanse Schans)」へ。ここは、絵本のようなオランダの田園風景が広がる野外博物館で、色とりどりの伝統風車が並ぶ光景はまさに絶景。風車の中に入って見学したり、今も稼働している製粉所の様子を間近に見ることもできます。

また、木靴(クロッグ)づくりの実演や、チーズ工房での試食体験も人気。工房のスタッフがチーズの製法を丁寧に説明してくれるので、思わずお土産にも手が伸びそう。歴史ある街並みの中に、オランダの暮らしと職人文化が息づいているのを感じられるひとときです。

オランダ 観光 ザーンセ・スカンス

午後はオランダ中部の都市「ユトレヒト(Utrecht)」へ移動します。ここは中世の面影を色濃く残す美しい街で、観光客も比較的少なめ。街のシンボル「ドム塔(Domtoren)」はオランダで最も高い教会塔で、街を見下ろす絶景を楽しめます(時間と体力に余裕があれば登ってみるのも◎)。

ユトレヒトの運河は、アムステルダムとはまた違った趣があり、2層構造になっているのが特徴。水辺に面した階下にはカフェやレストランが並び、観光の合間に立ち寄るのにぴったり。午後のやわらかな光の中で、カフェテラスに座ってのんびりと過ごせば、旅のスピードがすっと緩やかになるはずです。

夜は再びアムステルダムへ戻って宿泊。明日は季節によって行き先を選べる、花や水郷の風景を楽しむ日になります。

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【4日目】季節にあわせて選ぶオランダの絶景スポット

オランダ 観光 キューケンホフ公園

・春:キューケンホフ公園(Keukenhof)へ(3~5月限定/電車+バスで約1時間)
・通年:ヒートホールン(Giethoorn)で運河ボート体験(電車+バスで約2時間半)
※アクセスに時間がかかるため、朝早めの出発がおすすめ
★宿泊:アムステルダム

旅の4日目は、オランダならではの風景を味わえる、季節に応じた日帰り旅。

春なら色とりどりの花畑を、その他の季節なら静かな水の村でのんびりとした時間を。どちらを選んでも、忘れられない風景に出会える1日になるはずです。

オランダ キューケンホフ公園 チューリップ

◆ 春限定(3〜5月):キューケンホフ公園(Keukenhof)

世界一美しい花の公園」と称されるキューケンホフは、春にオランダを訪れるなら絶対に外せないスポット。700万本を超えるチューリップやヒヤシンス、クロッカスが咲き誇る園内は、まるでカラフルな絨毯を広げたよう。デザインガーデンや写真映えスポットも多く、花好きはもちろん、誰もが心を奪われる絶景です。

アムステルダムからは電車とバスを乗り継いで約1時間。開園は毎年3月中旬〜5月中旬までの期間限定なので、訪問のタイミングには注意を。

◆ 通年:ヒートホールン(Giethoorn)で運河ボート体験

春以外の季節や、静かに過ごしたい人におすすめなのが“水上の村”ヒートホールン。車道がなく、移動手段は徒歩かボートというユニークな村で、「オランダのヴェネツィア」とも呼ばれています。

茅葺き屋根の家々と小さな木橋が続く風景は絵画のようで、ボートに乗ってゆったりと運河をめぐれば、時間がゆっくりと流れていくのを感じられます。アムステルダムからは電車とバスで約2時間半とやや遠めですが、その分、観光地化されすぎていない素朴な魅力が残っています。

夕方にはアムステルダムに戻って、旅の終盤に向けてひと息。アムステルダム最後の夜は、これまでの旅の思い出を振り返りながら、静かに過ごすのもいいかもしれません。

【5日目】帰国|

・ホテルで朝食後、スキポール空港へ(電車で約20分)
・余裕があれば、朝市やカフェで最後のオランダ時間を満喫

旅の最終日。フライトまで時間があれば、アムステルダムの街をもう少しだけ散策して、オランダの余韻を味わいましょう。

ロッテルダム 観光 オランダ旅行

朝は、地元の人に混じってカフェでゆっくり朝食を。クロワッサンやオランダ名物の「パンネクック(オランダ風パンケーキ)」を味わいながら、のんびりとした朝の時間を過ごせば、旅の終わりにふさわしい静けさを感じられます。

その後は、お土産探しや、気になっていたエリアを軽く散策するのもおすすめです。たとえば「9ストラーチェス(De 9 Straatjes/9つの小道)」と呼ばれるエリアは、小さなショップや雑貨店、カフェが点在するおしゃれな通り。
美術館巡りの続きとして、「ミュージアム広場(Museumplein)」周辺で最後の1館を訪ねるのも良いプランです。

もし余裕があれば、ヨルダン地区のベンチに腰掛けて運河をぼーっと眺めたり、市場で地元のスナックを買ってその場で食べたり。慌ただしく動くのではなく、「暮らすように旅する」アムステルダムの最終日を過ごしてみてください。

そして時間に余裕をもって空港へ。アムステルダム中央駅からスキポール空港までは電車で約20分。駅直結の空港なので移動はとてもスムーズです。

6泊7日モデルコース:アムステルダム・ロッテルダム・ハーグを巡るオランダ都市探訪

オランダ 観光 ロッテルダム キューブハウス
ロッテルダムのユニークなホテル、キューブハウス

都市観光・自然・美術・歴史・田園風景まで、オランダの見どころを余すことなく楽しめる1週間プラン。鉄道での移動がスムーズなので、個人旅行でも安心です。

【1日目~4日目】

オランダ 観光 アムステルダム スパイ広場
スパイ広場にある「可愛いいたずらっ子」という意味の銅像

6泊7日モデルコースも1~4日目までのスケジュールは同じです。

今回ご紹介しているモデルコースは日単位で入替できるので、ツアーの空き状況や美術館のスケジュールなどによって自分用にカスタマイズ」してください。

運河クルーズも昼のクルーズ、夜のクルーズで街の風景が変わるのでどちらもおすすめです。ボート会社もたくさんあり、ツアーは3000円代と比較的安価なので、歩き疲れたら休憩がてらに乗ってみる、というのもいいかもしれません。

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【5日目】デン・ハーグ|芸術と平和と国際都市の魅力

オランダ 観光 ハーグ 宮殿

・午前:デン・ハーグ(The Hague)へ(電車で約50分)
 - ビネンホフ(Binnenhof)やマウリッツハイス美術館
 - 国際司法裁判所(平和宮)など見学
・午後:スヘフェニンゲン海岸を散策し、シーフードを堪能
・夕方ロッテルダムへ移動
★宿泊:ロッテルダム

旅もいよいよ後半。5日目は、オランダのもう一つの中心都市「デン・ハーグ(The Hague)」と、現代建築が魅力の「ロッテルダム(Rotterdam)」を巡る、都市と芸術を満喫する1日です。

オランダの鉄道 ロッテルダム観光
オランダの電車は乗り心地快適。駅構内もわかりやすい。

朝はアムステルダムから電車で約50分、落ち着いた雰囲気の漂うデン・ハーグへ。政治と芸術の街として知られるこの都市では、まず歴史ある国会議事堂「ビネンホフ(Binnenhof)」を訪れましょう。湖に面したゴシック様式の建物群は重厚で、政治の中心地にふさわしい風格を感じさせます。

そのすぐ近くにあるのが「マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)」。ここでは、フェルメールの名作『真珠の耳飾りの少女』やレンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』など、オランダ黄金時代の傑作が展示されています。こぢんまりとした館内には世界的な名画がぎゅっと詰まっていて、美術好きにはたまらない空間です。

マウリッツハイス美術館のチケットはこちら

平和宮 デン・ハーグ 観光 オランダ旅行

もうひとつ注目したいのが、「平和宮(Vredespaleis)」。国際司法裁判所が置かれるこの建物は、美しい庭園に囲まれた優雅な佇まい。内部の見学は制限がありますが、ビジターセンターではその歴史や意義を学ぶことができます。

午後はロッテルダムへ移動。電車で約30分ほどの距離なので、無理のない行程です。アムステルダムやデン・ハーグとは全く異なる、近未来的な街並みに驚くことでしょう。

オランダの鉄道 ロッテルダム駅
ロッテルダムの駅もおしゃれ

この日はロッテルダムに宿泊。宿泊はキューブハウスがおすすめ。「キューブハウス(Cube Houses)」は、まるで積み木を斜めに積み上げたような独創的なデザインで、外観を眺めるだけでなく、見学可能なユニットで内部の様子も体感できます。

翌日は、この街ならではのモダンな建築や港町の魅力を、じっくり味わいます。

【6日目】ロッテルダム|近未来都市を探索

オランダ 観光 ロッテルダム マルクトハル

・朝:ロッテルダムの街並みを散策
 - キューブハウス(Cube Houses)、マルクトハル(Markthal)
 - エラスムス橋や港エリアのクルーズもおすすめ
・時間があればデルフト(Delft)に立ち寄るのも◎
・夜:アムステルダムへ戻る(電車で1時間ほど)。
★宿泊:アムステルダム

この日は、ロッテルダムの近未来的な街並みと、時間があれば中世の趣を残すデルフトの風景をあわせて楽しむ一日。

現代と歴史、対照的な2つの都市を巡ることで、オランダの奥深さをより感じられます。

キューブハウス ロッテルダム 観光 オランダ旅行

朝は、ロッテルダムの代表的な建築スポットを巡る散策からスタート。

キューブハウス(Cube Houses)」のすぐそばには、巨大なアーチ型の屋内市場「マルクトハル(Markthal)」があります。

外観の迫力もさることながら、内部は天井一面に描かれたアートと、多彩なグルメが楽しめる屋台が魅力。チーズ、シーフード、焼きたてのパンなど、ついつい手が伸びてしまうローカルフードが並びます。

オランダ 観光 ロッテルダム マルクトハル

その後は、「エラスムス橋(Erasmusbrug)」のたもとへ。

美しく湾曲した姿から“白鳥(スワン)”の愛称で親しまれる橋を歩いて渡れば、ロッテルダムの港湾都市らしい景色が広がります。

もし時間に余裕があれば、港クルーズに参加して、水上から高層ビル群や産業地帯を眺めるのもおすすめです。

ロッテルダム ビル群 観光

そして、時間と体力にゆとりがあれば、途中で「デルフト(Delft)」に立ち寄ってみましょう。

ロッテルダムから電車で約15分とアクセスも良好。白と青のデルフト焼や、画家フェルメールゆかりの街として知られ、中心部には石畳の路地や美しい広場、新旧の教会が立ち並びます。アムステルダムやロッテルダムとは異なる、穏やかで上品な雰囲気が旅に彩りを添えてくれます。

夕方には電車でアムステルダムへ戻り、この旅最後の夜を迎えます。思い出が詰まった1週間を振り返りながら、静かな夜を過ごしてみてください。

【7日目】帰国|アムステルダムで旅の余韻を楽しむ

ミッフィー オランダ土産 観光

・ホテルで朝食後、スキポール空港へ(電車で約20分)
・余裕があれば、朝市やカフェで最後のオランダ時間を満喫

旅の最終日は4泊5日旅の5日目と同じです。

心に残る景色、美術館で感じた感動、運河クルーズで交わした乾杯。そんな一つひとつの瞬間が、静かに旅の記憶として刻まれていきます。オランダの旅は、終わってからもふと思い出したくなる、そんなやさしい時間をくれるはずです。

オランダ旅行での注意事項

オランダ 観光 自転車

・自転車のルールを守る(歩道に出てくる自転車に注意)
・美術館や博物館は事前予約が必要な場合あり
・カード社会なのでクレジットカードを複数持参すると安心
・突然の雨に備えて折りたたみ傘やレインウェアを携帯すると便利

Lapinの旅行記:オランダ編

オランダ 観光 ロッテルダム

オランダ、ホーランド、ネザーランド。
この違いさえもよくわからないまま訪れたオランダ。

キューブハウスだったり、宇宙船もどきだったり、はたまた船上生活だったり。
なんだかふわふわ浮いていて、上下の感覚がなくなり、天と地と海との間を風車の風にゆられながら夢見心地で過ごしたような3週間。

そういえば、子どもの頃に思い描いていた「外国のイメージ」というものが、一番ギュッと詰まっていた国かもしれない。

子どもの頃にお父さんが買ってくれたミッフィの絵本。
たしか「うさこちゃんと海」とか「うさこちゃんとサーカス」とかってタイトルですごく大事にして何度も読んだ本。海の色がネイビーにほど近い濃い青で、子ども心にこれは夜の海?少し寂しそう?って感じてた。

ぱきっとしたオレンジや緑、黄色、ものすごく色の印象が強かったうさこちゃんは、本場でもやはりあの色でした。

オランダ 観光 アムステルダム
西教会下のチーズ屋さん。自転車の車輪がチーズ

やばいな。

今回オランダ旅行は、サウジアラビアで知り合ったオランダ人夫婦を訪ねるため、北極へ向かう途中の寄り道程度のつもりだったのに、オランダに恋をしてしまった。

来るまでとくに興味はなく、風車とチューリップのイメージしかなかった。じつはゴッホもアンネもオランダにゆかりがあることさえ知らなかった。

それなのに、今となってはまだまだ見たいものがあり、まだまだ歩きまわりたい場所がある。

オランダを去りたくない。

思いがけないことが起こる。だから旅は楽しい。

オランダ旅行のモデルコースまとめ

オランダ 観光 アムステルダム

オランダは都市同士の距離が近く、列車やバスを使えば短期間でもたくさんの魅力に出会えます。

4泊でも風車や美術館など定番をしっかり楽しめますし、1週間あれば地方都市や自然もゆったりと味わえます。

季節や旅の目的に合わせて、ぜひ自分だけのオランダ旅を計画してみてください。

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