
ミンスク観光のおすすめスポット15選と1日モデルコース!ベラルーシの首都を遊びつくそう
目次
Toggleベラルーシの首都ミンスク(Minsk)は、整然とした大通りと重厚な建築が印象的な都市。
第二次世界大戦後に再建された街並みはスケールが大きく、他のヨーロッパ都市とはひと味違う雰囲気を持っています。
一方で、川沿いの旧市街やローカル市場など、素朴で温かな日常にも出会えます。
この記事では、初めてでも回りやすい1日モデルコースとおすすめスポットを中心に、実用的な観光情報をわかりやすくご紹介します。
ミンスクの観光MAP
ベラルーシ全体の観光地は、▶ベラルーシ観光で行ってよかったスポット12選!世界遺産から穴場まで実際に歩いたおすすめルート の記事で詳しく紹介しています。
あわせてご覧ください。
ミンスク観光のおすすめスポット
ミンスクは歴史的建築とソビエト様式の壮大な建物が共存する都市です。広場や公園が多く、街歩きがしやすいのも魅力。
ここでは初訪問でも外せない代表的な観光スポットをご紹介します。
①独立広場(Independence Square)

独立広場(Independence Square/ポーランド語:Niezaliežnasci Square)は、市内最大級の広場で、ミンスク観光の出発点に最適なスポット。政府庁舎やベラルーシ国立大学(Belarusian State University)などが並び、重厚な建築群が圧倒的なスケールを感じさせます。
地下にはショッピングモール「Stolitsa」もあり、トイレ休憩や軽食にも便利です。
広場に面して建つ赤レンガの聖シモン・聖ヘレナ教会(Red Church)は写真映えするランドマークで、内部の見学も可能。朝の静かな時間帯に訪れると、広場の広大さをより実感できます。
②聖シモン・聖ヘレナ教会(Church of Saints Simon and Helena)

聖シモン・聖ヘレナ教会(Church of Saints Simon and Helena)は、赤レンガ造りの外観から「レッドチャーチ(Red Church)」と呼ばれるカトリック教会です。
独立広場に面して建ち、ミンスクを象徴するランドマークのひとつとなっています。
20世紀初頭に建てられ、戦後は一時文化施設として使われていましたが、現在は再び教会として機能しています。内部は落ち着いた雰囲気で、観光客も見学可能です。
③大天使ミカエル像(Archangel Michael)

大天使ミカエル像(Archangel Michael)は聖シモン・聖ヘレナ教会の敷地内に立つブロンズ像で、悪を打ち倒す大天使ミカエルの姿が表現されています。
力強く剣を掲げる姿は、正義と信仰の象徴とされ、教会を訪れる人々を静かに見守っています。
赤レンガの教会建築を背景にしたコントラストも美しく、写真スポットとしても人気です。教会前広場のランドマークのひとつとなっています。
④ナガサキの鐘(Bell of Nagasaki)

ナガサキの鐘(Звон Нагасакі/Bell of Nagasaki)は、教会の敷地内に設置された鐘で、長崎への連帯と平和への祈りを象徴しています。
これを見つけた時は、日本とベラルーシの意外な交流に驚かされました。

第二次世界大戦の悲劇を記憶し続けるために贈られたもので、核兵器廃絶と世界平和への願いが込められています。
ベラルーシもチェルノブイリ原発事故の影響を大きく受けた国であり、こうした歴史的背景と重なる場所でもあります。
訪問時には、静かな気持ちでその意味に思いを巡らせたいスポットです。
⑤十月広場(October Square)

独立大通り沿いにあるミンスク中心部の十月広場(October Square/Lokakuun aukio)は、文化施設が集まるエリア。
周辺には共和国宮殿(Palace of the Republic)や文化関連施設があり、イベントや祝祭日の式典会場としても利用されます。
広場自体は開放感があり、都市計画のスケールの大きさを体感できる場所です。独立広場から徒歩圏内のため、街歩きの流れで立ち寄りやすいスポットです。
⑥ゼロキロメートル記念碑(Zero Kilometer Marker)

ゼロキロメートル記念碑(Zero Kilometer Marker/Pamyatnik “Nulevoy Kilometr” Minsk)は、十月広場近くにある小さな石のモニュメントで、ベラルーシ国内の距離計算の起点を示しています。
足元にあるため見落としがちですが、記念写真スポットとして人気です。
ヨーロッパ各地にある「ゼロ地点」と同様の存在で、ここから国内主要都市までの距離が刻まれています。街歩きの途中に探してみると楽しめます。
⑦聖霊大聖堂(Holy Spirit Cathedral)

聖霊大聖堂(Holy Spirit Cathedral)は、ミンスク旧市街の中心にある白い外観が印象的な正教会の大聖堂です。17世紀に建てられた歴史ある建物で、現在はベラルーシ正教会の重要な拠点となっています。
内部は荘厳なイコンと装飾で彩られ、静かな祈りの空間が広がります。観光客も見学できますが、肌の露出を控えるなど礼拝への配慮が必要です。
周辺は散策しやすく、旧市街エリア観光とあわせて訪れるのがおすすめです。
⑧トロイツコエ地区(Trinity Suburb)

トロイツコエ地区(Trinity Suburb)は、スヴィスロチ川沿いに広がる可愛らしい旧市街エリア。カラフルな建物が並び、ミンスクの中では特にヨーロッパらしい雰囲気を感じられます。
カフェやレストラン、ギャラリーが点在し、のんびり散策するのにぴったり。石畳の小道や川沿いの景色は写真スポットとしても人気があります。
近くには国立オペラ・バレエ劇場(Bolshoi Opera and Ballet Theatre of Belarus)もあり、時間が合えば公演鑑賞を組み込むのもおすすめです。
⑨勇気と悲しみの島(Island of Courage and Sorrow)

勇気と悲しみの島(Island of Courage and Sorrow)、または涙の島(Island of Tears)とよばれるこの島は、スヴィスロチ川に浮かぶ小さな島で、アフガニスタン紛争で亡くなった兵士を追悼する記念碑があります。
中央の礼拝堂と、悲しみに沈む母親や泣いている天使の像が印象的です。
静かな雰囲気に包まれており、ミンスク市民にとっても大切な祈りの場所。トロイツコエ地区から徒歩でアクセスでき、川沿い散策とあわせて訪れやすい立地です。
⑩ヤゼップ・ドラズドヴィチ記念碑(Monument to Jazep Drazdovič)

ベラルーシの画家・民族学者であるヤゼップ・ドラズドヴィチ(Jazep Drazdovič)を讃える像です。幻想的な宇宙画で知られる芸術家で、民族文化研究にも貢献しました。
記念碑は比較的落ち着いた場所にあり、観光客が少ない穴場的存在です。ベラルーシ文化への理解を深めたい方におすすめのスポットです。
⑪ベラルーシ国立ボリショイ・アカデミー劇場(Bolshoi Opera and Ballet Theatre of Belarus)

ベラルーシ国立ボリショイ・アカデミー劇場(Bolshoi Opera and Ballet Theatre of Belarus)は、ミンスクを代表する文化施設で、バレエやオペラ公演が行われています。
円形の美しい建築と緑豊かな公園に囲まれた立地が特徴です。
内装も豪華で、クラシック芸術の本場らしい雰囲気を味わえます。公演チケットは比較的手頃な価格帯のことが多く、旅行中に本格的な舞台芸術を鑑賞できる貴重な機会となります。
敷地内には素敵な像が多く配置されており、周辺を散歩をするだけでも楽しめます。
⑫勝利広場(Victory Square)

第二次世界大戦の戦没者を追悼する記念碑がある勝利広場(Victory Square)。中央には高さ約38mのオベリスクがそびえ、足元には永遠の炎が灯されています。
ミンスクは戦争で大きな被害を受けた歴史があり、ここはその記憶を伝える重要な場所です。地下通路には記念展示もあり、ベラルーシの近現代史を理解するきっかけになります。
独立大通り沿いに位置しているため、街歩きの途中に立ち寄りやすいスポットです。
⑬ベラルーシ戦争歴史博物館(Belarusian State Museum of the History of the Great Patriotic War)

ベラルーシ戦争歴史博物館(Belarusian State Museum of the History of the Great Patriotic War)は、第二次世界大戦(ベラルーシでは「大祖国戦争」と呼ばれます)に関する展示を中心とした大規模な博物館です。
最新の展示技術を取り入れ、映像や実物資料を通して戦争の歴史を学べます。
屋外には軍用機や戦車の展示もあり、見応えがあります。ミンスクの歴史を理解するうえで欠かせない施設です。
⑭ヤマ記念碑(Yama Memorial)

ヤマ記念碑(Yama Memorial/The Pit)は、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって設けられたミンスク・ゲットーで犠牲となった約5000人のユダヤ人を追悼する慰霊碑です。
「ヤマ」はロシア語で「穴(Pit)」「窪地」を意味し、実際に多くの人々が命を奪われた場所に建てられています。階段を降りると、地下へ向かって歩む人々のブロンズ像が並び、重い歴史を静かに伝えます。
観光地というよりも祈りと記憶の場であり、敬意をもって訪れたい重要な歴史スポットです。
⑮ベラルーシ国立図書館(National Library of Republic of Belarus)

ベラルーシ国立図書館(National Library of Republic of Belarus)は、ダイヤモンドのような独特の外観で知られる近未来的な建築物。夜間にはライトアップされ、幻想的な姿を見せます。
内部は実際の図書館として利用されており、展望デッキからはミンスク市内を一望できます。
中心部からはやや離れていますが、近代的なミンスクを象徴する人気観光スポットです。
ミンスクのおすすめレストラン

ミンスクでは、ドラニキ(ポテトパンケーキ)やボルシチなど東欧らしい料理を楽しめます。
トロイツコエ地区周辺には伝統料理レストランが多く、英語メニューを用意している店もあります。落ち着いた雰囲気の店が多いため、観光の合間にゆったり食事を楽しめます。
Benedict Bistro
ミンスク中心部にある人気のビストロ&ブランチスポット。こぢんまりとした店内はわずか数席のため、落ち着いた雰囲気で食事やコーヒーを楽しめるのが特徴です。
ふわふわのエッグベネディクトやクロワッサン、質の高いコーヒーが特におすすめ。
カジュアルなランチからディナーまで対応し、季節によってはテラス席も利用できます。スタッフのサービスの良さや丁寧な調理も評価されており、観光で歩き回った後の休憩にもぴったりの一軒です。
Beten Gav. Israeli bistro
イスラエル料理を気軽に楽しめるビストロで、地元の人や観光客でいつもに大賑わい。フムス、ファラフェル、シャクシュカ、グリル野菜など、イスラエル料理の定番を満喫できるのが魅力です。
ベジタリアンやビーガン向けのメニューも豊富で、手ごろな価格で本格的な味が楽しめると評判。スタッフは親切で英語対応も可能な場合があり、カジュアルで居心地の良い空間が広がっています。温かいサービスと独特の料理を求めて訪れる価値のあるスポットです。
Punkt Pitaniya, Minsk, Ul.bogdanovicha 8

ミンスク旧市街近くにある人気カフェで、口コミ評価も高い隠れ家的な名店。こぢんまりとした店内はアットホームな雰囲気で、丁寧に提供される自家製料理や飲み物が魅力です。
特に「イングリッシュブレックファスト」やフルディナーセット、コーヒー&ワインが好評で、観光の合間にゆっくり休憩するのにも最適です。
スタッフの温かいサービスと落ち着いた空間が心地よく、地元の人にも愛される人気のカフェです。席数が限られるため、特に週末には早めの訪問をおすすめします。
世界で最も共産主義的なKFC

食事をおすすめするというより、一見の価値ありな、旧ソ連時代の建物を活用したユニークなKFC。
社会主義時代の労働者や理想像を描いた当時のバスレリーフ(浮き彫り装飾)がそのまま壁面に残されており、ファストフード店でありながら、歴史的空間の一部を体感できる珍しいスポットです。
観光の合間に気軽に立ち寄れる場所であり、ミンスクらしい“過去と現在の共存”を象徴する風景として印象的です。社会主義のモニュメントと、資本主義の象徴であるファストフードが融合した独特の景観を、ぜひ写真撮影とともに楽しんでみてください。
ミンスク1日観光モデルコース

徒歩+地下鉄を組み合わせて、ミンスク中心部から東側まで効率よく巡るルートです。歴史・文化・祈りの場所をバランスよく体験できます。
【9:00】独立広場エリアからスタート
①独立広場(Independence Square)
ミンスク最大級の広場で1日をスタート。壮大な建築群と広い空間から、この街のスケール感を体感できます。
②聖シモン・聖ヘレナ教会(Church of Saints Simon and Helena)
赤レンガが美しい教会を見学。内部も静かで落ち着いた雰囲気です。

③大天使ミカエル像(Archangel Michael)
教会前に立つ力強いブロンズ像。写真スポットとしても人気です。
④ナガサキの鐘(Bell of Nagasaki)
平和への祈りが込められた鐘。静かな気持ちで訪れたい場所です。
【10:30】独立大通りを北へ
徒歩で独立大通りを進みます。
⑤十月広場(October Square)
文化施設が集まる中心広場。都市計画の壮大さを感じられます。
⑥ゼロキロメートル記念碑(Zero Kilometer Marker)
ベラルーシの距離の起点。足元にある小さな記念碑なので見逃さないようにしましょう。

【11:30】旧市街方面へ
⑦聖霊大聖堂(Holy Spirit Cathedral)
白い外観が印象的な正教会。内部の荘厳なイコンは必見です。
⑧トロイツコエ地区(Trinity Suburb)
カラフルな建物が並ぶ可愛らしいエリア。ここでランチがおすすめです。

⑨勇気と悲しみの島(Island of Courage and Sorrow)
川沿いの静かな追悼の島。祈りの空間として大切にされている場所です。
⑩ヤゼップ・ドラズドヴィチ記念碑(Monument to Jazep Drazdovič)
芸術家を称える落ち着いた記念碑。散策途中に立ち寄れます。
【14:30】文化施設エリアへ
⑪ベラルーシ国立ボリショイ・アカデミー劇場(Bolshoi Opera and Ballet Theatre of Belarus)
優雅な円形建築が印象的。時間が合えば夜公演のチケット確認もおすすめです。

【15:30】地下鉄で東へ移動
ネミガ駅周辺から地下鉄で移動。
⑫勝利広場(Victory Square)
高さ約38mのオベリスクと永遠の炎がある広場。ミンスクの戦争の記憶を象徴する場所です。

⑬ベラルーシ戦争歴史博物館(Belarusian State Museum of the History of the Great Patriotic War)
近代的な建物で、第二次世界大戦の歴史を体系的に学べます。じっくり見学するなら約1〜1.5時間確保しましょう。
⑭ヤマ記念碑(Yama Memorial)
ミンスク・ゲットー犠牲者を追悼する慰霊碑。敬意をもって静かに訪れたい場所です。

【18:00】近未来建築へ
地下鉄で移動。
⑮ベラルーシ国立図書館(National Library of Republic of Belarus)
ダイヤモンド型の近未来建築。展望デッキからミンスク市内を一望できます。夕暮れ〜夜のライトアップも見どころです。
モデルコースのポイント









・徒歩で回れるエリアを午前中に集中
・午後は地下鉄を活用して効率よく移動
・歴史・宗教・文化・近代建築を1日で網羅
・総歩行距離は多めなので歩きやすい靴がおすすめ
ミンスクは道が広く分かりやすいため、初訪問でも比較的観光しやすい都市です。このルートなら、首都の歴史と現在の姿をバランスよく体感できます。
ミンスク観光のベストシーズン

観光に最適なのは5月~9月です。
夏は日照時間が長く、公園や川沿い散策が快適です。冬は氷点下になることが多く厳しい寒さですが、雪景色の街並みを楽しめます。
春や秋は気温差が大きいため、防寒対策を忘れないようにしましょう。
ミンスクのホテル
中心部の独立大通り(Independence Avenue)周辺に滞在すると観光に便利です。徒歩圏内に主要スポットや地下鉄駅が集まっています。
高級ホテルから手頃な価格帯の宿まで選択肢がありますが、繁忙期は部屋数が限られるため、早めの予約がおすすめです。
旅行日程が決まったら、比較サイトで立地と口コミを確認しながら予約を進めましょう。
ミンスク観光の移動方法

市内移動は地下鉄(Minsk Metro)が便利で、主要観光地の多くが駅近くにあります。路線はシンプルで分かりやすく、料金も比較的安価です。
バスやトロリーバスも充実しています。中心部は徒歩観光も十分可能です。
市内全域を1日で観光したいなら、City Tour busを利用するのもおすすめ。
公式サイト:https://citytourminsk.by/

1日3回ツアーが開催されており、約1時間40分で市内の見どころ18カ所を巡ります。
費用も大人50BYN(約2700円)、子ども30BYN(約1650円)とお手頃。
ただし、乗り降り形式ではないので、ほとんどは車内から写真を撮る形式。なので駆け足で見たい人にはお勧めですが、じっくり周りたい人には不向き。
私は最初にこのバスで全体像を見ておき、後日行きたいところをまわるようにしました。
ミンスク旅行での注意事項

公共施設や政府関連施設の撮影は控えるのが無難です。警察官や軍関連施設の撮影も避けましょう。
【便利な持ち物】
・パスポート(携帯必須)
・防寒着(夏以外は特に重要)
・常備薬
・オフライン地図アプリ
渡航前には最新の安全情報を必ず確認してください。
出発前の予備知識をまとめた▶ベラルーシってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報 もあわせてご覧ください。
ミンスク観光のまとめ

ミンスクは壮大な広場と整然とした街並みが印象的なベラルーシの首都です。ソビエト時代の建築と可愛らしい旧市街が共存し、歩くだけでも独特の雰囲気を楽しめます。
主要スポットがコンパクトにまとまっているため、1日でも効率よく観光可能。歴史を学びながら、公園や川沿いで穏やかな時間を過ごせるのが魅力です。
事前に最新情報を確認し、安全対策をしっかり行ったうえでミンスク観光を楽しんでください。
※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。
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