
オランダ観光の行ってよかったスポット12選【2025年最新版】風車・美術館・絶景をめぐるおすすめ旅行ガイド
目次
Toggle風車と運河、美術と花畑の国・オランダ。小さな国土に多彩な魅力が凝縮されており、歴史ある街並みや自然の絶景、芸術、チーズや市場などローカル体験まで楽しめます。
この記事では、実際に訪れて「行ってよかった!」と感じたオランダのおすすめ観光地を厳選して紹介します。
オランダの観光MAP
オランダ観光おすすめスポット
オランダならではの風景と文化を堪能できる観光地を紹介します。アクセスもしやすく、どこも旅程に組み込みやすいスポットです。
①アムステルダム(Amsterdam)

オランダの首都であり、運河と芸術の街。17世紀の街並みが残る運河地区は世界遺産に登録され、ボートクルーズで景観を楽しめます。
アムステルダム国立美術館やゴッホ美術館など、世界的名画の宝庫も点在。アンネ・フランクの家では第二次世界大戦の歴史を学べます。
カフェ文化やマーケットも豊富で、歩いても自転車でも楽しい、滞在型観光に最適な街です。
②キューケンホフ公園(Keukenhof)

春限定で開園される、花好きなら一生に一度は訪れたい絶景スポット。
700万本以上のチューリップやヒヤシンス、クロッカスがデザインガーデンや花壇で色鮮やかに咲き誇ります。
広大な敷地は歩いて巡る他、自転車で周囲の花畑をめぐるのもおすすめ。家族連れや写真愛好家にも人気で、毎年世界中から観光客が訪れる春の風物詩です。
Lapinのアドバイス:私が訪れたのは、3月23日。オープンして3日目くらいのときで、チューリップはまだ2分咲きほどでした。ポストカードのような満開のチューリップを見るなら4月中旬からがおすすめです。
③ザーンセ・スカンス(Zaanse Schans)

アムステルダムから電車で約40分。保存された伝統的な風車が運河沿いに並ぶ風景は、絵本のような美しさ。
風車の内部を見学できるほか、木靴(クロッグ)工房やチーズ工房もあり、職人の技や味を体験できます。
歴史ある民家を移築した博物館や、オランダ伝統菓子の試食も楽しめ、半日でオランダらしさを凝縮して感じられるスポットです。
④ユトレヒト(Utrecht)

中世の趣が残る、アムステルダムとはひと味違う歴史都市。街のシンボル・ドム塔(Dom Tower)は高さ112mで、登ると街全体を一望できます。
2層構造の運河沿いにはテラス席のあるカフェが並び、観光客よりも地元の人でにぎわう穴場感が魅力。
絵本キャラ「ミッフィー(Nijntje)」の故郷でもあり、専用ミュージアムでは子ども連れの家族にも人気です。
⑤ロッテルダム(Rotterdam)

近代建築とデザインの最先端を行くオランダ第2の都市。第二次世界大戦で街の大半を失った歴史から、再建時に大胆な都市設計が行われました。
キューブハウス(Cube Houses)やマルクトハル(Markthal)など、個性的な建築群は建築好きにはたまらない見どころ。
港町としての活気もあり、港湾クルーズや地元グルメも満喫できます。
⑥キンデルダイク(Kinderdijk)

19基の風車が並ぶ景観は、まさにオランダの原風景。1997年にユネスコ世界遺産に登録され、水を制御するための伝統的な風車システムが今も機能しています。
風車の内部を見学すれば、干拓地と共に生きてきたオランダ人の知恵が実感できます。レンタサイクルや遊覧船で巡ると、周囲の田園風景と一体になって美しい時間が過ごせますよ。
⑦ハーグ(The Hague)

政治の中心地でありながら、海とアートも楽しめる魅力的な都市。オランダの国会議事堂「ビネンホフ(Binnenhof)」や国際司法裁判所、そして王宮などが建ち並び、格式ある雰囲気が漂います。
美術館も充実しており、マウリッツハイス美術館に展示されている数々の名画に感嘆すること間違いなし。以下でも詳しく紹介します。
郊外のスヘフェニンゲン海岸では、リゾート気分も味わえますよ。
⑧マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)

オランダ美術を代表する珠玉のコレクションが揃う美術館。
デン・ハーグに位置し、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』やレンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』など、世界的に有名な作品を間近で鑑賞できます。
コンパクトな館内に質の高い絵画が密集しており、アートファンなら必訪。日本語音声ガイドもあるので理解も深まります。
⑨フリースラント地方(Friesland)

オランダ北部に広がる自然豊かなエリア。独自の言語(フリジア語)や文化を守りながら、広大な草原や湖、水郷地帯が広がるのどかな風景が魅力です。
冬には運が良ければ「エルフステーデントーチト(11都市スケートレース)」の舞台にもなります。
観光地化されすぎておらず、静かで本物のオランダの暮らしを感じたい方におすすめです。
⑩ハールレム(Haarlem)

アムステルダムから電車で15分の場所にある、落ち着いた雰囲気の歴史都市。
ハールレム旧市街はレンガ造りの建物が並び、フランス・ハルス美術館や聖バーフ大聖堂など文化施設も充実しています。
毎週開かれる土曜マーケットでは、地元のチーズやパンが並び、オランダの日常に触れられます。観光客が少なく、静かに過ごせる穴場です。
⑪ヒートホールン(Giethoorn)

運河と木橋だけでつながる、水上の村。車道がなく、移動は徒歩か電動ボート。藁ぶき屋根の家が点在する風景は、まるでおとぎ話の世界。騒がしさから離れた静寂と美しさが広がります。
1年を通して訪問できますが、春から秋は緑が生い茂り、最もフォトジェニックな季節。個人旅行でもアクセス可能ですが、ツアー参加も便利です。
⑫フローニンゲン(Groningen)

旅がきっかけで知り会った友人夫婦に会いにフローニンゲンへ。前情報なしで行ってみたらとても魅力的な町で楽しかったので紹介します。
フローニンゲンはオランダ北部に位置する大学都市。若者が多く活気にあふれつつも、街の中心には歴史的な建物や美しい塔「マルティニ塔(Martinikerk)」がそびえます。
モダンな建築が特徴のフローニンガー美術館(Groninger Museum)も見応えあり。
観光客が少なく、ローカルな雰囲気を味わえるのが魅力。落ち着いた滞在を求める人にぴったりの穴場都市です。
オランダ旅行は何日必要?

主要都市を中心に巡るなら4〜5日が目安です。
アムステルダム+日帰りスポットを組み合わせれば効率的。一方で、地方の風景や美術館めぐりをじっくり楽しみたいなら7日程度あると充実した旅になります。
アンネ・フランクの家や有名な美術館は、予約制でいつ行っても入れるわけではありません。ハイシーズンは予約が取れないこともあるので、旅の予定が決まったら、行きたい美術館のチケットは早めに予約するようにしましょう。
ちなみに私は3週間いましたが、飽きることは全くありませんでした。
オランダのおすすめツアー
オランダは自力での観光もしやすいですが、観光スポットがそれぞれ離れているので、効率よく周るにはツアーがおすすめ。
実際に私も参加して見て良かったツアーをご紹介します。
・アムステルダム発:ザーンセスカンス、エダム、マルケンの 1 日ツアー
・アムステルダム:Keukenhof入場券とシャトルバス(柔軟な帰路オプション付き)
・アムステルダムイブニングクルーズ(ワインとスナックのオプショナル付き)
・アムステルダム:ファン ゴッホ美術館 チケット
目的や季節に合わせて選べるツアーが充実しており、英語ガイド付きも多数あります。
オランダ旅行のベストシーズン

春(4~5月)が最も人気で、チューリップや花畑の見ごろにあたります。
夏(6~8月)は日が長く、観光にも最適。
一方、秋〜冬は観光客が少なく美術館めぐりにおすすめ。
どの季節も異なる魅力があるので、目的に合わせて計画してください。
オランダ旅行での注意事項

・自転車のルールを守る(歩道に出てくる自転車に注意)
・美術館や博物館は事前予約が必要な場合あり
・カード社会なのでクレジットカードを複数持参すると安心
・突然の雨に備えて折りたたみ傘やレインウェアを携帯すると便利
オランダ観光のまとめ

オランダは小さな国ながら、街歩きから自然、アート体験まで幅広い魅力が詰まっています。
初めての方はもちろん、2回目以降も新しい発見がある奥深い旅先。季節を変えて何度でも訪れたい国です。


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