パラオのジェリーフィッシュレイクにいるゴールデンジェリーフィッシュ(Golden Jellyfish)
オセアニア,  パラオ

ジェリーフィッシュレイクに行ってきた!パラオの人気観光地ツアー体験記

最終更新日:2026年5月15日

パラオのロックアイランド(Rock Islands)にある人気スポット「ジェリーフィッシュレイク(Jellyfish Lake)」へ行ってきました。

かつては数百万匹のクラゲが泳ぐ幻想的な湖として知られていましたが、一時はクラゲが激減し閉鎖されていた場所です。

現在は再び入域が再開され、少しずつ復活の兆しを見せていました。

この記事では、実際に参加したツアーをもとに、現在のジェリーフィッシュレイクがどんな状況かをレポート。また、行き方・観光ルート・所要時間・注意点まで詳しく紹介します。

ジェリーフィッシュレイク(Jellyfish Lake)とは?

ジェリーフィッシュレイク(Jellyfish Lake)は、パラオ共和国のロックアイランド群に位置するエイル・マルク島(Eil Malk Island)の内陸にある、世界的に有名な海水湖です。

現地語では「オンゲイム・トゥケッツアウ(Ongeim’l Tketau)」と呼ばれ、「たくさんのクラゲがいる湖」を意味します。

約1万2千年の時を経て生まれた奇跡の湖

最終氷河期が終わり海面が上昇したことで、石灰岩の窪地に海水が閉じ込められて誕生したこの湖は、外洋と地下の小さな亀裂でわずかにつながっているのみで、ほぼ独立した生態系を保っています。

長い年月の中で、天敵となる魚類がほとんどいなくなった結果、湖内のクラゲは独自の進化を遂げ、毒性をほぼ失ったゴールデンジェリーフィッシュ(Golden Jellyfish)ムーンジェリーフィッシュ(Moon Jellyfish)が数百万匹も生息する、世界でも類を見ない環境となりました。

しかし、2016年には気候変動の影響でそのほとんどが姿を消したため、しばらくの間この湖への立ち入りは禁止に。

その後、パラオ政府による保護的な閉鎖を経て少しずつクラゲが戻り、再び訪れることができるようになっています。

太陽を追いかけて泳ぐクラゲたち

パラオのロックアイランドにあるジェリーフィッシュレイクのクラゲ
ゴールデンジェリーフィッシュ(Golden Jellyfish)

 

クラゲたちは体内に共生する藻類が光合成を行うため、日中は太陽の動きに合わせて湖を東から西へと大移動します。

透き通った湖水の中、黄金色に輝く無数のクラゲに包まれる体験は、まさに幻想的の一言です。

ジェリーフィッシュレイクの場所

ロックアイランド南部のエイル・マルク島に位置し、コロール(Koror)からボートで約45分です。

ジェリーフィッシュレイク単体で行くというよりも、ロックアイランドツアーの途中で立ち寄るのが一般的です。

 

出発前の予備知識をまとめたパラオってどんな国?治安や歴史など旅行前に知っておきたい基本情報 もあわせてご覧ください。

ジェリーフィッシュレイクの魅力

パラオのロックアイランドにあるジェリーフィッシュレイクに生息するGolden Jellyfish

魅力1:クラゲと泳ぐ幻想体験

この湖最大の魅力は、無毒のゴールデンジェリーフィッシュと一緒に泳げること。海水湖という閉鎖環境で進化したため刺さず、人間が安全に泳げる世界でも珍しいスポットです。

水面から差し込む光の中をクラゲがゆっくり漂う光景は、まるで異世界のよう。水中写真を撮る人にとっても特別な体験になります。

魅力2:ジャングルを越えて湖へ向かう冒険感

湖へはボートで到着後、短いジャングルトレッキングをしてアクセスします。

木道と坂道を約10分歩くルートで、熱帯の森の中を進む探検気分が味わえます。湖が突然目の前に現れた瞬間の感動も魅力のひとつです。

魅力3:復活途中の貴重な自然を見守れる

現在は完全復活前の段階。大量のクラゲではなく、小さなクラゲが多い状況です。

自然が回復していく過程を見られる貴重なタイミングでもあり、今訪れることには特別な意味があります。

所要時間はどのくらい?

パラオのロックアイランドにあるナチュラルアーチ

ロックアイランドでのシュノーケル、カヤック、ミルキーウェイ(Milky Way)などを巡る1日ツアーに含まれるのが一般的。ジェリーフィッシュレイク単体ではなく、終盤に訪れるケースが多いです。

 

自分で周ってみて、これだ!と思うパラオのおすすめモデルコースを、▶パラオ旅行は何日必要?日数別おすすめモデルコースと旅のコツ【実体験ベース】 の記事でまとめています。こちらもぜひチェックしてみてください。

実際に参加したジェリーフィッシュレイクツアーの概要

ジェリーフィッシュレイクの無毒のゴールデンジェリーフィッシュ(Golden Jellyfish)

ツアー名:ジェリーフィッシュレイクツアー
ツアー会社:IMPERIAL PALAU CORPORATION(IMPAC)
ツアー料金:120ドル
  ロックアイランドパーミット 50ドル(5日間有効)
  ジェリーフィッシュレイク追加パーミット 50ドル
  合計パーミット 100ドル
ツアー予約:
https://palau-impac.com/tour/jellyfishlaketour/

  

11泊10日のパラオ旅行でかかった費用をこちらの記事にまとめています。
パラオ旅行の費用はいくら?実際にかかった旅費を公開【実体験ベース】
旅行プラン作成の参考にしてください。

【実体験】ジェリーフィッシュレイクツアーの詳細

パラオのロックアイランドにあるミルキーウェイ
ミルキーウェイも見どころのひとつ

旅程は、その日の天候や潮によって変わると思いますが、私の場合は以下でした。

思っていたよりもシュノーケルの回数が多く、ランチも美味しく、ガイドも親切。
全体的にとても満足度の高いツアーでした。

ホテルにお迎え

1本目のシュノーケル(Fantasy Snorkel)またはカヤック

ここではカヤックチームとシュノーケルチームに分かれます。私はシュノーケルを選択。
ジェルフィッシュレイクのクラゲと間違えて、有毒のクラゲを追いかけてしまい、ガイドに助けられ危機一髪でした。(笑)
魚の多さ、テーブルサンゴの大きさに感動!

ミルキーウェイ
カヤック組と再度合流してミルキーウェイへ。みんなで白塗りになって笑えます。
エメラルドグリーンの風景は見事。

パラオのロックアイランドにある無人島
ランチタイムは無人島で

無人島でランチ
この無人島がまたすごく素敵できれいなビーチが広がっています。
美しすぎる海と美味しいお弁当で身も心もお腹も満たされました♡
裏側は意外に人がいなくて穴場です。

ジェリーフィッシュレイクへ。
船着き場から湖まで山を上り下りするのが少し大変です。とはいえ10分かからない程度なのでがんば!

その後、また海に出て別のシュノーケルポイント2か所(2本目:Ngermeaus Island Park、3本目:Rose Garden Snorkelingを巡ります。
1つはサメが見れるポイントですごく迫力ありました。

パラオのシュノーケルでみる水中世界
魚の群れもたくさん

 

思いがけず、ジェリーフィッシュレイク以外の3か所、それぞれ違うポイントでシュノーケルできたのがすごくよかったです。もういいというくらい堪能しました。

帰り道の途中、ナチュラルアーチ(Natural Arch)を見せてくれます。
写真撮影のために少し停泊し、アーチをくぐってくれたのですが、なかなかよかったです。

1日でロックアイランドの代表スポットを一気に巡れて大満足です。

ジェリーフィッシュレイクのベストシーズン

パラオは通年暖かく1年中訪問可能ですが、乾季の12〜4月がベストシーズン。

海の透明度が高く、ボート移動も快適になります。雨季でもツアーは催行されますが、波が高くなる日があります。

 

パラオ全体の詳しい観光情報はこちらの記事でまとめています。
▶パラオ観光おすすめ15選!実際に巡って選んだ心に残る絶景・自然美・文化体験 
ぜひチェックしてみてください。

訪れる前に知っておきたいこと

– パラオ政府により厳重に保護されており、訪問には**ロックアイランドパーミット**の取得が必要です

– 環境保護のため、**スキューバダイビング(タンクを使った潜水)は禁止**されており、シュノーケリングのみ可能です

– 日焼け止めの使用が制限される場合があり、生態系保全への配慮が求められます

– 過去には気候変動や環境変化によりクラゲの個体数が激減した時期もあり、訪問できる時期は事前確認が必要です

現在はクラゲの数が完全回復していないため、昔の写真のような密度を期待しすぎないことが大切です。

ジェリーフィッシュレイクへ行った感想

現地で書いたLAPIN日記より~

最盛期の2005年頃には、約3,000万匹ものクラゲが生息し、「湖がクラゲで埋まる」と言われるほどだったジェリーフィッシュレイク。

刺さないクラゲなので、クラゲに囲まれて泳ぐ幻想的な写真が撮れることで有名な場所。

ところが2016年にクラゲが激減し長期閉鎖。その後ゆっくり回復し、現在は入域が再開されています。とはいえ数はまだ最盛期ほどではなく、再開後は「がっかりした」「行かない方がよかった」という声も多く見かけました。

実際、パラオに着いてからも「行くほどじゃないよ」「クラゲいないよ」と言われ、私の2日前に行ったという人からも「1匹しか見られなかった」との情報が。

ロックアイランドのパーミット($50/5日間)に加えて、さらにジェリーフィッシュレイクのパーミット$50。高いし、クラゲいないならどうしょうかなと考えたものの、行きたかった場所なので計画通り訪れてみることに。

そんな感じだったので期待せずに行ってみたものの、いましたクラゲ。たくさん。

もちろん、湖が埋まるほどではありませんが、ふわふわと漂うクラゲたちがちゃんとそこで一生懸命生きていました。

光の当たり方でベージュから赤や黄色へとゆらゆら色を変え、ほのかに光り、まるでホタルのよう。形もどこか愛らしくて、ちょっとキノコがオムツをはいているみたい(笑)
宇宙から来た小さな妖精たちが一生懸命泳いでるようでした。

そして驚いたのが、子どもクラゲの多さ。親の10倍くらいはいるんじゃないかと思うほど、小さな命があちこちに。

大きいものは手のひらサイズ、小さな子は小指の先ほど。この子たちが育っていけば、またあの「クラゲがあふれる湖」に戻っていけるのかも、と希望をもてました。

50ドルのパーミットも、こうした環境を守るために使われているのなら、むしろ意味のあるものだと感じます。

今ここで見られる景色は当たり前ではなく、長い時間をかけて戻ってきた貴重な場所。クラゲたちが、これからも安心して漂える世界でありますように。

おじゃましました~。

パラオの旅がもっと楽しくなる情報を、こちらでまとめています。

ジェリーフィッシュレイク旅行記まとめ

パラオのジェリーフィッシュレイクに生息するゴールデンジェリーフィッシュ(Golden Jellyfish)

地球の歴史と生命の神秘が織りなすジェリーフィッシュレイクは、一生に一度は訪れたい、パラオが世界に誇る自然遺産です。

完全復活前ではあるものの、クラゲが戻りつつある今だからこそ訪れる価値があります。

ロックアイランドツアーとセットで巡ることで、シュノーケルやミルキーウェイなどパラオの魅力を一度に体験することが可能です。

訪問時は自然保護ルールを守り、この貴重な環境を未来へ残していきましょう。

※当記事の情報は実際に旅した際の体験と、調査時点の情報をもとに執筆しています。可能な限り正確を期していますが、万が一情報に誤りや更新漏れがある場合は、お手数ですが「https://tabilapin.com/contact/」よりご連絡いただけますと幸いです。確認の上、迅速に対応・修正いたします。

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